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1ページ講座 理学療法関連用語~正しい意味がわかりますか?
日本版デンバー式発達スクリーニング検査
著者: 河村光俊1
所属機関: 1広島国際大学保健医療学部理学療法学科
ページ範囲:P.49 - P.49
文献購入ページに移動改訂に際し,初版からの年数経過に伴って判定が困難となった観察項目や,判定基準における不明瞭な点の調整,項目の増補が行われた.具体的には,①観察項目の見直しによって,最終的に125項目が選択され,特に言語分野の項目数が増補されたこと(表),②親の報告のみでも判定可能な“R”項目の数を50項目から39項目へ減少させたこと,③観察実施中の子どもの様子を記録する欄が付け加えられたことなどが挙げられる.DenverⅡの記録票の横軸(上端と下端)には出生から6歳までの年月齢のスケールが示されており,縦軸には4領域(個人-社会,微細運動-適応,言語,粗大運動)の観察項目について,早い段階で90%の達成率を示す項目順に階段状に配列している.観察項目を達成する目安の年月齢を示した標準枠は,達成率によって25%,50%,75%,90%の4段階に区分して示されている(図).
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