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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル43巻2号

2009年02月発行

文献概要

1ページ講座 理学療法関連用語~正しい意味がわかりますか?

Milaniの発達チャート

著者: 米津亮1

所属機関: 1神奈川県立保健福祉大学リハビリテーション学科

ページ範囲:P.137 - P.137

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 Milaniの発達チャート表1)(図)は,1967年にMilani-Comparettiらによって作成された,生後2年までの起立機能(重力に抗しての体軸のコントロール)を変数とした運動機能の発達検査法である.その使用目的は,①乳幼児の運動発達遅滞の有無を鑑別し,②遅滞を有する乳幼児への早期介入を可能とすること,③運動発達の研究を支援することなどである.

 Milaniの発達チャート表は,Koupernikによって修正され,自発行動と誘発反応の2つの項目に分類されている.さらに,自発行動は姿勢調節と自動運動,誘発反応は原始反射と立ち直り反応,パラシュート反応,傾斜反応の3つの姿勢反応から構成される.

参考文献

1)Milani-Comparetti A, et al:Routine developmental examination in normal and retarded children. Dev Med Child Neurol 9:631-638, 1967
2)Wayne AS, et al:Item reliability of the Milani-Comparetti motor development screening test. Phys Ther 69:328-335, 1989

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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