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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル43巻3号

2009年03月発行

文献概要

プラクティカル・メモ

可撓性プラスチックキャストによる簡易装具の作製経験―高度な足部変形に対する起立練習用として

著者: 平山史朗1 宮本忠司1 山﨑裕子2 井手昇1 渡邉英夫1

所属機関: 1社会保険大牟田天領病院リハビリテーション科 2医療法人宏徳会西整形外科医院リハビリテーション科

ページ範囲:P.232 - P.233

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 下肢装具は早期の起立,歩行練習の際に重要であるが,治療現場で装具が必要だと判断したら,すぐに装着できることが望ましい1).今回,両側の足関節と足部に高度な変形を来し,起立が不可能であった症例に,可撓性プラスチックキャストを用いて即席下肢装具を作製し,理学療法に役立てたので報告する.

 なお,症例提示にあたり,患者本人および家族には掲載に関する同意を得ている.

参考文献

1)渡邉英夫:脳卒中の下肢装具―病態に対応した装具の選択法―,pp116-119,医学書院,2007
2)山﨑裕子,他:可撓性プラスチックキャストを利用した即席装具―下肢障害への応用の試み―.総合リハ 35:1487-1490,2007
3)渡邉英夫,他:可撓性プラスチックキャストの運動器疾患への応用.義装会誌 6:169-176,1990

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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