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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル43巻3号

2009年03月発行

文献概要

なぜ学ぶのか・11

物理学(力学)―間違った理学療法をしないために

著者: 江原義弘1

所属機関: 1新潟医療福祉大学

ページ範囲:P.269 - P.271

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 理学療法学科の学生が必ずマスターする必要があるのは,物理学の中でも力学である.力学を正しく活用できなければ,対象者に間違った理学療法練習をさせてしまうからである.

 実例を提示する.図1の状態の時,テコを平行に保つためには力点に何kgの力が必要になるだろうか.これは小学校5年生で習う問題である.支点から重りまでが2m,支点から力点までが3mなので,必要な力は重りの3分の2となる.すなわち,40kgが正解である.これは誰でもわかるだろう.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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