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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル43巻8号

2009年08月発行

文献概要

特集 ICFと理学療法

中枢神経領域の理学療法におけるICF導入の現状と課題

著者: 奥山夕子1 園田茂234

所属機関: 1藤田保健衛生大学七栗サナトリウムリハビリテーション部 2藤田保健衛生大学リハビリテーション科 3藤田保健衛生大学病院 4藤田保健衛生大学医学部リハビリテーション医学Ⅱ講座

ページ範囲:P.673 - P.678

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はじめに

 国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health:以下,ICF)の導入から8年が経過したが,現状では,臨床でICFを積極的に活用しているという印象は薄い.本稿では,時代の変遷を振り返るとともにICFの構造を検証し,中枢神経領域におけるICF導入の問題点と今後の課題について述べる.

参考文献

1)才藤栄一・園田 茂:FITプログラム,pp73-76,医学書院,2003
2)千野直一:ICF(国際障害分類).日医雑誌 134:2396-2397,2006
3)WHO(障害者福祉研究会・編):ICF国際生活機能分類,中央法規出版,2002
4)Geyh S, et al:ICF Core sets for stroke. J Rehabil Med 44(suppl):135-141, 2004
5)藤田早苗,菊池恵美子:ICF(国際生活機能分類)による復職後の生活困難に関する分析―脳血管障害者9名を通して―.日本保健科学学会誌 7:277-284,2005
6)http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/resource/icf/nakamura/index.html

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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