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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル43巻8号

2009年08月発行

文献概要

講座 ガイドライン・5

リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン

著者: 前田真治12

所属機関: 1国際医療福祉大学大学院リハビリテーション学分野 2(元)日本リハビリテーション医学会診療ガイドライン委員会

ページ範囲:P.713 - P.720

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はじめに

 近年,臨床現場を中心に安全管理(リスクマネジメント)への取り組みが積極的になされてきており,リハビリテーション部門においても,急性期の患者や多様な合併症をもつようなハイリスク患者が増え,医療事故の防止を主な目的としたリスクマネジメントの徹底が重要視されてきている.日本リハビリテーション医学会の安全管理・推進のためのガイドライン策定委員会では,リハビリテーション医学会関連専門職委員会の協力を得て,チームを構成する関連職種とともに,リハビリテーション医療を安全かつ効率的に行うシステムを構築するためのガイドラインを策定した.その詳細に関しては,出版されている成書「リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン(医歯薬出版,2006)」1)(以下,安全管理ガイドライン)を参考にされたい.

参考文献

1)日本リハビリテーション医学会安全管理のためのガイドライン策定委員会(編):リハビリテーション医療における安全管理・推進のためのガイドライン,医歯薬出版,2006
2)長澤 弘:理学療法とリスクマネージメント.理学療法 18:565-570,2001
3)Walter JS, et al:A database of self-reported secondary medical problems among VA spinal cord injury patients:its role in clinical care and management. J Rehabil Res Dev 39:53-61, 2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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