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1ページ講座 理学療法関連認定資格紹介
アスレティックトレーナーについて
著者: 小林寛1
所属機関: 1財団法人日本体育協会
ページ範囲:P.721 - P.721
文献購入ページに移動●資格制度成立の経緯と認定趣旨について
日本体育協会(以下,本会)では,1977年に「日本体育協会公認スポーツ指導者制度」を制定し,その中でトレーナーを養成することを謳った.その後,トレーナーが身につけるべき能力や役割を具体的に規定すべく議論を重ねた結果,トレーナーは,「メディカル面の知識と技能をもって競技者をサポートする役割」をもつ者とすることで検討作業が進められた.
検討にあたって,既にトレーナーと称して活動している人たちについて調査した結果,主に①全米アスレティックトレーナー協会の資格をもつ人,②理学療法士で,病院に所属し競技者のリハビリテーションに携わっている人,③鍼師,灸師,あん摩マッサージ指圧師,柔道整復師で,開業またはプロスポーツなど企業に所属している人,④体育系大学の学生で,運動部の競技者のコンディショニングなどを担当し,将来トレーナーとしての就職を考えている人,の4つの傾向がみられた.
日本体育協会(以下,本会)では,1977年に「日本体育協会公認スポーツ指導者制度」を制定し,その中でトレーナーを養成することを謳った.その後,トレーナーが身につけるべき能力や役割を具体的に規定すべく議論を重ねた結果,トレーナーは,「メディカル面の知識と技能をもって競技者をサポートする役割」をもつ者とすることで検討作業が進められた.
検討にあたって,既にトレーナーと称して活動している人たちについて調査した結果,主に①全米アスレティックトレーナー協会の資格をもつ人,②理学療法士で,病院に所属し競技者のリハビリテーションに携わっている人,③鍼師,灸師,あん摩マッサージ指圧師,柔道整復師で,開業またはプロスポーツなど企業に所属している人,④体育系大学の学生で,運動部の競技者のコンディショニングなどを担当し,将来トレーナーとしての就職を考えている人,の4つの傾向がみられた.
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