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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル43巻8号

2009年08月発行

文献概要

1ページ講座 理学療法関連認定資格紹介

アスレティックトレーナーについて

著者: 小林寛1

所属機関: 1財団法人日本体育協会

ページ範囲:P.721 - P.721

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●資格制度成立の経緯と認定趣旨について

 日本体育協会(以下,本会)では,1977年に「日本体育協会公認スポーツ指導者制度」を制定し,その中でトレーナーを養成することを謳った.その後,トレーナーが身につけるべき能力や役割を具体的に規定すべく議論を重ねた結果,トレーナーは,「メディカル面の知識と技能をもって競技者をサポートする役割」をもつ者とすることで検討作業が進められた.

 検討にあたって,既にトレーナーと称して活動している人たちについて調査した結果,主に①全米アスレティックトレーナー協会の資格をもつ人,②理学療法士で,病院に所属し競技者のリハビリテーションに携わっている人,③鍼師,灸師,あん摩マッサージ指圧師,柔道整復師で,開業またはプロスポーツなど企業に所属している人,④体育系大学の学生で,運動部の競技者のコンディショニングなどを担当し,将来トレーナーとしての就職を考えている人,の4つの傾向がみられた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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