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特集 これからの理学療法
これからの理学療法士に必要な領域と能力―マネジメント能力を高める
著者: 小山樹1
所属機関: 1株式会社ジェネラス
ページ範囲:P.18 - P.18
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これからの理学療法士に求められる能力を一言でいうならば,マネジメント能力である.マネジメントというと一般的に「管理」と理解される.企業では「組織目標を達成するために与えられた人,物,金,時間,情報(技術)といった経営資源をいかに合理的,効率的,経済的に活用していくかを考えていくことである」と定義される.つまり,現状を分析し,あるべき姿を描き,そこに向かうための方法を選択し,目標値を立て,行動し,人を動かし,再考する.そのなかで人や組織の魅力(能力)を最大限に引き出し,効率よい方法であるべき姿に向かわせる能力がマネジメント能力といえる.
これからの理学療法士に求められる能力を一言でいうならば,マネジメント能力である.マネジメントというと一般的に「管理」と理解される.企業では「組織目標を達成するために与えられた人,物,金,時間,情報(技術)といった経営資源をいかに合理的,効率的,経済的に活用していくかを考えていくことである」と定義される.つまり,現状を分析し,あるべき姿を描き,そこに向かうための方法を選択し,目標値を立て,行動し,人を動かし,再考する.そのなかで人や組織の魅力(能力)を最大限に引き出し,効率よい方法であるべき姿に向かわせる能力がマネジメント能力といえる.
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