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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル44巻10号

2010年10月発行

文献概要

特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり 種目別競技と理学療法

2.義足装着者の陸上競技における理学療法の関わり

著者: 駒場佳世子1

所属機関: 1横浜市立市民病院

ページ範囲:P.861 - P.865

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はじめに

 近年,パラリンピックをはじめ,義足装着者(以下,切断者)の活躍は多くのメディアに取り上げられ,「義足で走る」ことは一般にも知られている.大腿切断者の走行の獲得は下腿切断者に比べ難易度が高く,リハビリテーションにおいては歩行がゴールとなり走行までのサポートを行うことは難しい.一方で,陸上競技をはじめ,スポーツへの参加のためには走行は必要不可欠な動作である.筆者は下肢切断者の陸上サークル「ヘルスエンジェルス(http://www.healthangels.jp/index.html)」にスタッフとして参加し,走行の基礎である「ジョギング」の練習に関わっている.

 今回は,切断者の陸上競技,大腿切断者への走行の指導方法,理学療法士の関わりについて紹介する.

参考文献

1)長倉裕二:義足歩行(1).PTジャーナル 34:254-261,2000
2)長倉裕二:切断者の身体機能と動作能力.日本義肢装具学会誌 26:21-28,2010
3)長倉裕二:下肢切断者のスポーツレクリエーションレベルへの復帰のための理学療法プログラムと義足適応.理学療法 20:348-354,2003

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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