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特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり 種目別競技と理学療法
7.障害者スキーにおける理学療法の関わり
著者: 秋田裕1
所属機関: 1横浜市総合リハビリテーションセンター
ページ範囲:P.887 - P.890
文献購入ページに移動スキーの起源は古く,スカンジナビア半島に残されている紀元前2500年ごろの壁画には,狩りをする人がスキーを履いた姿が描かれている.このようにスキーは元々,狩人が獲物を追って雪の山野を移動する手段であったが,19世紀中頃からノルウェー南部のテレマーク地方を中心に「歩く,滑る,飛ぶ」といったスキー技術がスポーツとして確立され,ノルディックスキーと呼ばれるようになった.
一方20世紀になって,オーストリアのアルプス地方で,急峻な山々の滑降に対応したシュテムなどの技術が体系化され,アルペンスキーの起源となった.
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