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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル44巻10号

2010年10月発行

文献概要

特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり 種目別競技と理学療法

7.障害者スキーにおける理学療法の関わり

著者: 秋田裕1

所属機関: 1横浜市総合リハビリテーションセンター

ページ範囲:P.887 - P.890

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はじめに

 スキーの起源は古く,スカンジナビア半島に残されている紀元前2500年ごろの壁画には,狩りをする人がスキーを履いた姿が描かれている.このようにスキーは元々,狩人が獲物を追って雪の山野を移動する手段であったが,19世紀中頃からノルウェー南部のテレマーク地方を中心に「歩く,滑る,飛ぶ」といったスキー技術がスポーツとして確立され,ノルディックスキーと呼ばれるようになった.

 一方20世紀になって,オーストリアのアルプス地方で,急峻な山々の滑降に対応したシュテムなどの技術が体系化され,アルペンスキーの起源となった.

参考文献

1)白野 明,他:障害者の冬季スポーツ.総合リハ 15:931-938,1987
2)日本チェアスキー協会:設立20周年記念誌.1999年11月発行
3)秋田 裕,他:車いす障害者に対するスキーの開発.総合リハ 14:371-374,1986
4)田中 理,他:身体障害者スポーツ機器-特に冬季スポーツについて.総合リハ 18:863-869,1990
5)秋田 裕:チェアスキー.大阪府理学療法士会誌 26:50-53,1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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