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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル44巻3号

2010年03月発行

文献概要

短報

理学療法研究課題における予備的調査

著者: 細井匠1 相馬正之2 八重田淳3

所属機関: 1武蔵野中央病院リハビリテーション科 2東北福祉大学健康科学部リハビリテーション学科 3筑波大学人間総合科学研究科

ページ範囲:P.247 - P.249

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要旨:一定の質をもった理学療法研究を行うためには,理学療法における重要度の高い研究課題(research question:RQ)を明らかにする必要がある.今回,デルファイ法を用いて,現時点で重要度が高いと考えられるRQの抽出とそのランキングを試みた.ラウンド1~3を実施した結果,最終的に16個のRQが残り,それらの順位付けを行うことができた.今後も定期的に,理学療法領域における重要度の高いRQを明らかにしていくことが望まれる.

参考文献

1)長澤 弘:理学療法白書2007,pp8-10,社団法人日本理学療法士協会,2007
2)八重田 淳:リサーチクエスチョン.職業リハビリテーション 20(2):36-41,2005
3)Sumsion T:The Delphi technique:an adaptive research tool. Brit J Occup Ther 61:153-156, 1998
4)Hammell KW:Using qualitative evidence as a basis for evidence-based practice, Hammell KW, et al(eds):Qualitative Research in Evidence-Based Rehabilitation, pp136-137, Churchill Livingstone, 2004
5)Miles-Tapping C, et al:Canadian therapists priorities for clinical research:a Delphi study. Phys Ther 70:448-454, 1990
6)Walker AM:A Delphi study of research priorities in the clinical practice of physiotherapy. Physiotherapy 80:205-207, 1994

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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