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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル44巻5号

2010年05月発行

文献概要

理学療法臨床のコツ・5

基本動作練習のコツ―歩行練習のコツ②

著者: 弓岡光徳1 武田功1 大田尾浩1 鈴東伸洋2 前田昭宏3 村田伸4

所属機関: 1姫路獨協大学医療保健学部理学療法学科 2クオラリハビリテーション病院リハビリテーション課 3青雲会病院リハビリテーション科 4西九州大学リハビリテーション学部

ページ範囲:P.436 - P.440

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はじめに(歩行について)

 歩行練習において重要なことは,歩行周期における立脚期(初期接地・荷重応答期・立脚中期・立脚終期・前遊脚期)と遊脚期(遊脚初期・遊脚中期・遊脚終期)を分けて考えることである.この歩行周期の区分のどこに異常がみられるかを観察することが,歩行分析の始まりとなる.さらにその異常歩行の原因を評価し,治療につなげていくプロセスが重要である.

 また,正常な歩行に近づけるためには,準備的に異常歩行の原因を治療することと,歩行時に適切にハンドリングで誘導することの2つが重要である.

 今回は,脳卒中片麻痺患者に一般的に観察される異常歩行の例をいくつか挙げ,歩行の準備としての治療手技について述べたい.

参考文献

1)Perry J(著),武田 功,弓岡光徳,他(監訳):p135,ペリー歩行分析,医歯薬出版,2007
2)Perry J(著),武田 功,弓岡光徳,他(監訳):pp142-143,ペリー歩行分析,医歯薬出版,2007
3)Perry J(著),武田 功,弓岡光徳,他(監訳):p158,ペリー歩行分析,医歯薬出版,2007
4)Perry J(著),武田 功,弓岡光徳,他(監訳):p147,ペリー歩行分析,医歯薬出版,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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