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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル44巻9号

2010年09月発行

文献概要

理学療法臨床のコツ・9

基本動作練習のコツ―ADL指導のコツ①

著者: 山口健一1

所属機関: 1福岡リハビリテーション病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.806 - P.808

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はじめに

 リハビリテーション医療の流れの中で,脳血管障害など発症の明らかな疾患は,発症からの時期によって急性期,回復期,維持期のリハビリテーションの3つのステージに分けられる.その中でも急性期および回復期では疾患そのもののリスク管理に重点を置きつつも,能動的なADL(日常生活活動)向上を目標とした各種のリハビリテーション医療サービスが実施される.

 理学療法士の役割は,まず獲得された能力がADL・IADL(日常生活動作・手段的日常生活動作)に反映できるものであるかの評価を行うことである.そして基本動作その他の残存機能や潜在機能を確認すると共に,安全かつ効率的なADLの改善を行い,具体的に他職種への情報共有や伝達を行うことが要求される.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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