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理学療法臨床のコツ・20
日常生活で心負荷を軽減するコツ①
著者: 清水浩介1 奈須田鎮雄1
所属機関: 1福井循環器病院リハビリテーション科
ページ範囲:P.866 - P.868
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本稿では心疾患患者を主な対象とした「心負荷軽減のコツ」について述べる.心疾患患者では過度の心負荷は避けるべきだが,必要以上の活動制限は運動能力を低下させるだけでなく病態を悪化させることもある.そのため,「心負荷軽減のコツ」は患者状態に合わせて適用することが重要となる.
本稿では心疾患患者を主な対象とした「心負荷軽減のコツ」について述べる.心疾患患者では過度の心負荷は避けるべきだが,必要以上の活動制限は運動能力を低下させるだけでなく病態を悪化させることもある.そのため,「心負荷軽減のコツ」は患者状態に合わせて適用することが重要となる.
参考文献
1)2011 Compendium of Physical Activities.(https://sites.google.com/site/compendiumofphysicalactivities/compendia)
2)Lewis SF, et al:Role of muscle mass and mode of contraction in circulatory response to exercise. J Appl Physiol 58:146-151, 1985
3)Ralstion HJ:Energy-speed relation and optimal speed during level walking. Int Z Angew Physiol 17:277-283, 1958
4)桑島 巌:寒冷期における中高年者の入浴中の事故―循環動態の面から.日本医事新報 3996:1-5,2000
5)瀧口 純,他:2009年における鹿児島県の浴室内突然死例の検討―発生率と環境気温との関係を中心に.鹿児島大学医学雑誌 62:1-7,2010
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