患者中心の良質で安全なチーム医療を実践するために,専門的向上心をもって役割を拡大し,スタッフ間のコミュニケーションを推進しながら,協業・補完的に,かつ多様に取り組む姿勢が求められている.各専門職が相互の専門性や独自性を尊重しながら有機的にチーム医療を推進していくための理学療法士の役割と課題を取り上げてみた.
雑誌目次
理学療法ジャーナル45巻11号
2011年11月発行
雑誌目次
特集 チーム医療における理学療法士の役割
チーム医療における理学療法士の役割
著者: 半田一登
ページ範囲:P.915 - P.920
リハビリテーション(以下,リハビリ)医療と従来の医療との違いは,治療目的を生活に置いていることと,チーム医療を前提としていることにあります.それゆえに,リハビリ専門職(理学療法士,作業療法士,言語聴覚士)の教育は,チーム医療を方法論とした内容となっています.しかし,数多くの医療職の中で,われわれのような教育を受けた職種は非常に稀です.それゆえに,リハビリ専門職以外の方々とチーム医療について論議する際には,基本的な概念が異なっていることを知っておく必要があります.この数年の中で,厚生労働省にチーム医療推進会議が設けられたり,多くの職種によってチーム医療推進協議会が創設されました.その背景には多様な要因(表1)がありますが,その基本は消費者中心の概念の普及であったと思います.1970年代に代表される消費者運動の波が日本の医療界にも遅ればせながら影響を与えています.そのことは,医療界における訴訟が飛躍的に増えていることから確認されます.また,ヒポクラテスの考え方ですら,最近ではパターナリズム的であるという批判の声が上がっています.これらの社会的背景や動向を十分に理解することからチーム医療論議を行わなければ,あまりに情緒的で理念的な方向へ行く危険性があります.
また,日本では法律によって医療専門職の身分や権限,そして学歴までが決められています.「理学療法士及び作業療法士法」の国際比較を行うために,多くの国の理学療法士会に情報の提供を求めましたが,驚いたことに日本のように法律でがんじがらめに縛られている国は皆無に近い状態でした.医師と薬剤師は6年間,管理栄養士は4年間,リハビリ専門職や診療放射線技師や臨床検査技師は3年間と法律によって規定されています.チーム医療を展開するにあたって,チーム内に学歴による身分格差が歴然とあるということは,チーム運営上の阻害因子になります.
急性期のチーム医療と理学療法士
著者: 高倉保幸 , 國澤洋介
ページ範囲:P.921 - P.926
はじめに
まず,はじめに急性期の定義を確認しておきたい.ここでいう急性期とは急性期病院に入院している時期ではなく,疾患による一次的な病態の発現や進行が急速に起こっている,あるいは起こる可能性が非常に高く(病態が安定していない),疾患に対する対応や全身管理を必要とする時期とする.つまり,急性期病院でも疾患の進行が止まれば急性期のチーム医療ではなくなり,回復期病棟に入院中であっても疾患の再発などが起これば急性期のチーム医療を必要とする.以下,この定義に従って書き進めていく.
回復期リハビリテーションのチーム医療と理学療法士
著者: 木野田典保
ページ範囲:P.927 - P.935
はじめに
近年,医療に関する情報が広く公開され,患者あるいは家族自身で医療サービスを吟味し選択できるようになった.そのため,選ばれるサービス提供者側も,質が高く安心で安全な医療を追求し始めている.例えば回復期リハビリテーション(以下,リハ)を巡る状況も,2000年の診療報酬制度の改定で回復期リハ病棟が導入されて以来,目まぐるしく変化してきた.質の向上を目的に全国で導入されつつあるいわゆる365日体制も,回復期におけるリハのあり方を大きく変えようとしている.しかしその一方で,提供するサービスの高度化と複雑化に伴う業務の増大により医療現場の許容量をすでに超えてしまっているとの指摘もある1).こうした状況の中で医療のあり方を見直そうとする取り組みのひとつとして「チーム医療」に注目が集まっており,様々な領域で実践がされつつある.本稿では永生病院でのチーム医療の実例を紹介するとともに,これからの回復期におけるチーム医療のあり方について整理し,その中での理学療法士の役割を考える.
褥瘡対策チームと理学療法士
著者: 篠山潤一
ページ範囲:P.937 - P.942
はじめに
入院患者にとって褥瘡の発生は,活動性を著しく低下させられるだけでなく,長期の臥床を余儀なくされ,入院生活に大きな影響を及ぼす.褥瘡は看護師だけがベッド上で予防するものではなく,医療チームが準備と計画性を持って知識の共有や対応を行うことが必要であり,そのなかで理学療法は,褥瘡の予防・発生後のケアに貢献できる.
日本理学療法士協会においても2005年度に褥瘡対策特別委員会が発足し,翌年には各施設で設置されている褥瘡予防対策委員会での理学療法士の役割や取り組み方法を明確にするため,各ブロックで開催された学会において褥瘡対策シンポジウムが開催され,各施設において取り組みが継続・発展しているところである.厚生労働省においても「チーム医療の推進に関する検討会」や「チーム医療推進協議会」などによって議論がなされ,チーム医療を推進するため,医療職等の協働・連携の在り方が検討されている.
そのなかで,チーム医療の推進のために①各医療スタッフの専門性の向上,②各医療スタッフの役割の拡大,③医療スタッフ間の連携・補完の推進,といった方向を基本として,関係者がそれぞれの立場で様々な取り組みを進めるとしている.また,リハビリテーション関係職種については,患者の運動機能を維持し,生活の質(QOL)の向上を推進する観点から,専門性を十分に活かし安全で質の高いリハビリテーションを提供できるよう,それぞれの業務範囲の拡大などを行うべきと報告されている.
ここでは,当センター内にある中央病院での脊髄損傷者に対する褥瘡対策チームの取り組みを中心に,褥瘡対策チーム内における理学療法士の関わりについて述べる.
在宅におけるチーム医療と理学療法士
著者: 大久保智明 , 野尻晋一 , 山永裕明
ページ範囲:P.943 - P.948
はじめに
理学療法士の在宅支援には住環境整備を行う退院・退所前後訪問リハビリテーション(以下,リハビリ),外来リハビリ,短期入所中のリハビリ,通所リハビリ,訪問リハビリなどがある.本稿では主に訪問リハビリにおけるチーム医療・介護と理学療法士の役割について述べる.
とびら
武士の家計簿
著者: 松葉好子
ページ範囲:P.909 - P.909
恐れず,まっとうなことをすれば,よいのである….
何気なく読んでいた本の最終ページでこの言葉を目にしたとき,ぐっときて泣きそうになった.本の題名は,『武士の家計簿「加賀藩御算用者」の幕末維新』(磯田道史著 新潮新書).映画「武士の家計簿」の原作である.
特別寄稿
理学療法士の立場から観たケアに関する哲学的考察②―あなたのケアの根源はどこにありますか
著者: 奈良勲
ページ範囲:P.950 - P.953
デュプュイトラン拘縮の手術による2週間の入院体験
筆者は,8年前に両手の手掌腱膜が肥厚し,短縮する原因不明で無痛性のデュプュイトラン拘縮によって,手指が徐々に屈曲拘縮を起こし,洗顔やパソコンのキーボードを叩くときなどに支障が生じてきた.そのため,拘縮が強かった左指と手掌の手術を,広島市内の病院で専門の整形外科医から受けた.
説明と同意の下,手術は全身麻酔下で(このため髭も剃られた)2時間を要し,術部の縫合は約50針であった.術後数日後からのガーゼ交換に際し,術部からの出血と滲出液を吸収する複数の小さなチューブ(ドレーン)を治癒が進む過程で少なくしていく処置が毎日行われた.その際,主治医に質問をすることもあったが,筆者自身が医療人であったため余計な質問はせずに,担当医が術部のガーゼ交換をしているときの表情を観察して,そこから経過の良し悪しを判断していた.手術後は循環状態を保つのが重要とのことで,水分を多く摂ることや日夜,手を心臓の位置より高く保持することが求められた(図1).睡眠中もスリングで上肢を吊り上げているため,寝返りはできなかった.
学会印象記
―6th World Congress of the International Society of Physical and Rehabilitation Medicine―世界のリハ医の中へ
著者: 来間弘展
ページ範囲:P.954 - P.956
2011年6月12日~16日に,プエルトリコで行われたISPRM(International Society of Physical and Rehabilitation Medicine)へ参加しました.
1ページ講座 理学療法関連用語~正しい意味がわかりますか?
断端管理
著者: 脇元章博
ページ範囲:P.957 - P.957
●断端管理とは
本稿では四肢切断者の断端管理について説明する.四肢切断術後の断端管理は切断者に対するリハビリテーションの要であり,これを円滑に行うことが早期からの義肢装着練習を可能にし,早期社会復帰に大きく影響する.断端管理は切断術直後の断端創を治癒させることと,義肢装着練習に適した断端を早期に形成することが大きな目標である.とくに近年,外傷に比べ,末梢血管障害による切断が増加し,末梢循環の悪化から断端の管理が難しくなっている.
義肢装具
JEWETT型体幹装具
著者: 井上佳和
ページ範囲:P.974 - P.974
●その特徴と適応
JEWETT型体幹装具は骨盤帯から胸椎までに及び,胸腰仙椎装具(TLSO)に分類される.装具の構成は,3つのパッドと支柱よりなる.パッドの名称はその取り付け位置に由来し,胸骨パッド,背部パッド,恥骨パッドと呼ばれる.支柱は体幹外側から胸骨パッドと恥骨パッドそれぞれを結び,いわゆる“O字”状を呈している.背部パッドと前面にある支柱はバンドによって連結されている(図).
JEWETT型体幹装具のこのようなデザインは,例えば他の胸腰仙椎装具(テーラー型装具など)で用いられている体幹装具の基本構造とは随分異なるものといえる.しかし,胸骨パッド,恥骨パッドによる後方に向かう力と背部パッドによる前方に向かう力は,3点固定の原理による矯正力を生み出しており,これが本装具の一番の特徴といえる.3点固定の原理とは,一方向に働く力とそこから離れた2点の逆向きの力により固定や矯正力を得る方法である.JEWETT型体幹装具の場合,体幹前面に2点,後面に1点の力がかかることにより,脊柱を伸展させるように矯正力が働く.脊柱を過伸展させることにより期待される効果については,椎間関節をロックした状態にすること,椎体にかかる荷重を軽減すること,の2点が挙げられる.体幹装具装着の目的として,脊柱の運動制限とそれに伴う疼痛の軽減が挙げられるが,椎間関節をロックすることでこの目的が果たせる.また椎体前面の荷重軽減については高齢者に多くみられる圧迫骨折に対する非観血的な治療手段のひとつと考えることができる.このことから,JEWETT型体幹装具の適応には,胸腰椎移行部の圧迫骨折や骨粗鬆症による脊柱後彎進行の防止などが挙げられる.
理学療法臨床のコツ・21
日常生活で心負荷を軽減するコツ②
著者: 笠原酉介 , 井澤和大 , 渡辺敏
ページ範囲:P.958 - P.960
はじめに
日常生活活動(activities of daily living:ADL)では,必要とされる酸素需要に応えるべく心負荷は少なからず増大する.ADL中の心負荷を軽減させるためには,運動生理や疾患(特に循環器疾患)の病態生理について理解し,目的とするADLと心負荷との関連について考察する必要がある.本稿では,ADLを行う際の心負荷に関与する要素について概説する.
講座 理学療法スタンダード・3
呼吸障害の理学療法スタンダード
著者: 小島肇
ページ範囲:P.961 - P.967
はじめに
わが国の呼吸理学療法に関する“専門用語と手技”の統一を目指した画期的な書に「呼吸理学療法標準手技」1)がある.このなかで「呼吸理学療法」は「呼吸障害に対する理学療法の呼称および略称さらには総称であり,呼吸障害の予防と治療のために適応される理学療法の手段」と定義されている.また,「換気の改善(換気量増大,不均等分布の是正,肺容量の増大など),気道内に貯留する分泌物の誘導排出,胸郭運動性の増大,酸素化の改善,自覚症状改善などである.最終的には,各種の呼吸障害によって引き起こされる日常生活活動制限の予防あるいは改善,拡大であり,早期離床や運動耐容能の改善も重要な目的である」と述べられている.
本稿では「呼吸理学療法標準手技」出版後,発表された2つの診療ガイドライン2,3)を参考に「スタンダード」と位置づけ構成した.なお,引用した論文で採用されているエビデンスレベルはそれぞれ異なるので,表1のように統一して表記した.
入門講座 理学療法と「てこ」・3
理学療法と「てこ」①―身体で感じる「てこ」の原理
著者: 吉尾雅春
ページ範囲:P.969 - P.973
はじめに
ヒトの運動器の構造はてこの集合体である.しかも,その多くは第1種のてこと第3種のてこである.第2種のてこの代表的なものとしては立位における爪先立ちが例として説明されることが多いが,異論もある.この議論はそれぞれで進めていくことにして,ここでは第1種のてこと第3種のてこを中心に取り上げてみたい.動作分析や運動療法に当たって,事象をどのように理解するか,具体的な課題を取り上げて次号と併せて解説する.まず本号では,てこの原理を身体で感じながら理解してみよう.
臨床実習サブノート スーパーバイザーの視点・論点―患者さんに触れるまで・8
肩関節障害
著者: 牛山直子
ページ範囲:P.975 - P.981
ステップ1.肩関節障害を診るうえでの理学療法士の役割と心構え
肩関節障害を起こす疾患には様々な疾患があり,患者の病態や時期も様々である.受傷機転が外傷性か非外傷性か,時期が急性期か慢性期か,治療が観血的療法か保存的療法かなどにより患者を診るうえでの注意点は違ってくる.一般の病院で多くみられる肩疾患は,肩関節周囲炎と上腕骨外科頸骨折であると思われる.病院によっては肩腱板断裂や反復性肩関節脱臼の術後やスポーツ外傷などの疾患を診ることもあるかもしれない.本稿では,頻度の多い肩関節周囲炎からの肩関節拘縮を例に挙げ,情報収集や問診,評価において注意すべき点を説明していく.
肩関節周囲炎は多様な病態(表1)1)と病期(表2)2)をもつため,病態や病期に適した理学療法を実施することが求められる.肩関節周囲炎では明らかな誘因なしに痛みや可動域制限などの機能障害を主訴に来院される患者が多い.肩関節は構造上の特徴から機能障害を起こしやすい関節であり,この機能障害により日常生活に大きな支障が起こる.理学療法士が適切に関わることで問題が改善することも多いが,病態を把握しないで治療を行えば状態を悪化させてしまうリスクがあることを忘れてはならない.このようなリスクを防ぐため,医師からの情報収集を十分行う必要がある.学生は準備として,機能解剖や機能運動学を学び,触診の技術も身につけておきたい.
症例報告
大腿四頭筋廃用性筋萎縮から改善し独歩可能となった重症型血友病Aインヒビター保有の一症例
著者: 下川亜希子
ページ範囲:P.983 - P.987
要旨:血友病の止血治療は,凝固因子製剤の進歩により確立された.しかし,欠損因子への抗体(インヒビター)が発生した患者では止血方法は確立されていない.そのため頻回の出血と止血不良による関節の機能障害や破壊がより大きな問題となっている.今回インヒビター保有患者が理学療法目的の入院により,車いす移動から独歩可能になった1例を経験したので報告する.
症例はインヒビター保有の重症型血友病Aである.入院時,左膝関節は末期関節症,左大腿四頭筋廃用性筋萎縮の状態で歩行不可能であった.止血管理のため活性型第Ⅶ因子製剤を用い,左膝関節を中心とした理学療法を行った.理学療法を妨げる主因は出血と考え,理学療法の進行をあせらず十分な筋力をより安全に獲得することを目指し,長下肢装具を利用するなど工夫して独歩退院を達成した.
インヒビター保有患者であってもQOL向上には積極的な理学療法が有効であると考える.
お知らせ
第16回日本在宅ケア学会学術集会/第4回兵庫リウマチチーム医療研究会/東日本大震災チャリティー講演会/第3回FIM講習会in倉敷/動物に対する理学療法 入門編in福岡/全国訪問リハビリテーション研究会第19回研究大会inつくば フリーアクセス
ページ範囲:P.920 - P.968
第16回日本在宅ケア学会学術集会
日 程:2012年3月17日(土),18日(日)
メインテーマ:日本復興のための在宅医療・在宅ケア
学術集会長:原 礼子(慶應義塾大学医療看護学部)
会 場:ホテルグランドパレス(東京都千代田区飯田橋)
書評
―聖マリアンナ医科大学リハビリテーション部―「理学療法リスク管理マニュアル 第3版」 フリーアクセス
著者: 松永篤彦
ページ範囲:P.948 - P.948
私は,理学療法を実践する際のリスク管理について,同施設内の理学療法士が編集と執筆を手がけたマニュアル書をあまりみたことがない.本書は,聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーション部に所属する理学療法士が,長年にわたり臨床の現場で培ってきた知識と技術を惜しげもなく公開したリスク管理マニュアルである.一見,同施設内の理学療法士がまとめたリスク管理内容と思うと,リスクを層別する基準とその管理方法に対する見解(考え方)が偏っていると捉えがちである.しかし,医療システムや治療に対する考え方が異なる,さらには関連する医療チームの構成が異なる状況下で理学療法を展開してきた理学療法士がある特定の疾患に対するリスク管理をまとめた内容を寄せ集めて編集したマニュアルは,見解が異なった意見の集まりだけに,かえって混乱を招く恐れがある.例えば,急性期や慢性期といった病期区分自体,定義もなく未だ統一されていない.また,理学療法の開始基準や中止基準は同じ疾患でも施設間で大きく異なっている.つまり,本書は理学療法を実践するためのリスク管理法を同じ理念ならびに統一した知識と技術をもった理学療法士の視点からまとめたものであり,本マニュアル書の大きな特徴の一つとなっている.
二つ目の本書の特徴は,疾患(群)のリスク管理法を提示する際,その疾患自体のリスクだけでなく,多臓器ならびに他疾患との関連性を考慮してまとめた点である.リスク管理に関する講習会等でよく経験することだが,聴講者から必ずと言ってよいほど,「他の疾患を合併したときにはどう展開すべきか」という質問が投げかけられる.これは,現場の理学療法士が担当する対象者の多くが多疾患有病者もしくはそのリスクを抱えているということに他ならない.急性期の病院施設だけでなく,回復期および維持期を担う場合であっても,対象者の疾患管理を多臓器および他疾患との関連で捉えることは今や必須となっている.
―勝平純司,山本澄子,江原義弘,櫻井愛子,関川伸哉―「介助にいかすバイオメカニクス」 フリーアクセス
著者: 市川洌
ページ範囲:P.968 - P.968
人の動きを介助するということはとても難しい.介助の原則は,「自分でできることは自分でする」である.ところが,実際に介助支援の現場などで見ていると,本人がある動作を「できない」と見ると,介助者は直ちにすべてを介助してしまう.
「何かができない」という事象に遭遇したとき,介助の原則で考えるなら,なぜできないかを考え,できない部分を福祉用具あるいは人手で補完することによってできるようにする,というのが原則である.ベッドからの立ち上がりなら,足を引き,体幹を前傾させ,ベッドを高くし,ベッド柵を利用して立ち上がる.これでも困難な場合には介助者が重心を前方に誘導したり,場合によって手を引いたり,という介助をする.一人一人の動きをアセスメントした結果に基づいて,必要な支援を行い,不要な支援は行わない.
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「作業療法ジャーナル」のお知らせ フリーアクセス
ページ範囲:P.973 - P.973
次号予告/「理学療法ジャーナル」バックナンバーのお知らせ フリーアクセス
ページ範囲:P.982 - P.982
文献抄録 フリーアクセス
ページ範囲:P.988 - P.989
投稿規定/第23回理学療法ジャーナル賞について フリーアクセス
ページ範囲:P.990 - P.991
編集後記 フリーアクセス
著者: 吉尾雅春
ページ範囲:P.992 - P.992
ついに札幌の街にも熊が出没するようになりました.自宅の小学校区で目撃情報が寄せられていますからちょっと驚きです.自宅のすぐ近くにはロシア領事館もありますし,大通り公園まで車で5分の立地ですから,いかに街中に熊が出てきているか,お分かりいただけるでしょう.聞くところによると,今年は山中のどんぐりの実があまりないのだそうで,この時期,冬支度のために暴食になる熊にとっては辛い話です.そういえば自宅の庭のりんごも今年は裏年で,ほとんど実をつけませんでした.実がたわわになっていたら,熊がやってきていたかもしれません.
ところで,果樹園のりんごの木に裏年というのは存在するのでしょうか?もし存在するとしたら,裏年は価格が跳ね上がってとんでもないことになります.要するに裏年にしてしまう人の技術の問題ということです.餅は餅屋,りんごは農家ということです.
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54巻4号(2020年4月発行)
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53巻12号(2019年12月発行)
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53巻11号(2019年11月発行)
特集 今と将来を見据えた小児整形外科理学療法
53巻10号(2019年10月発行)
特集 これからの理学療法—2025年以降の姿を見据えて
53巻9号(2019年9月発行)
特集 栄養を学ぶ—学際と実際
53巻8号(2019年8月発行)
特集 IADL—生活をもっと科学的に
53巻7号(2019年7月発行)
特集 脳卒中患者の上肢に対する理学療法up to date
53巻6号(2019年6月発行)
特集 上肢運動器疾患—若年者と中高年者の特徴
53巻5号(2019年5月発行)
特集 全体像を把握する
53巻4号(2019年4月発行)
特集 理学療法士がめざす安心と安全
53巻3号(2019年3月発行)
特集 こころの問題と理学療法
53巻2号(2019年2月発行)
特集 変形性股関節症とメカニカルストレス
53巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者の転倒と予防
52巻12号(2018年12月発行)
特集 退院支援—理学療法士はその先が見えているか
52巻11号(2018年11月発行)
特集 生涯学習—卒前教育との連動と発展性
52巻10号(2018年10月発行)
特集 オリンピック・パラリンピック—世界と向き合うために
52巻9号(2018年9月発行)
特集 バランス再考
52巻8号(2018年8月発行)
特集 ジェネラリストとスペシャリスト
52巻7号(2018年7月発行)
特集 疼痛管理
52巻6号(2018年6月発行)
特集 地域に広がる心臓リハビリテーション
52巻5号(2018年5月発行)
特集 視床出血と理学療法
52巻4号(2018年4月発行)
特集 変形性膝関節症に対する最新の保存療法
52巻3号(2018年3月発行)
特集 理学療法における動作のアセスメント
52巻2号(2018年2月発行)
特集 低栄養/摂食嚥下機能障害と理学療法
52巻1号(2018年1月発行)
特集 筋力低下と理学療法
51巻12号(2017年12月発行)
特集 エキスパートが語る小児理学療法
51巻11号(2017年11月発行)
特集 多分野に広がる理学療法
51巻10号(2017年10月発行)
特集 半側空間無視
51巻9号(2017年9月発行)
特集 ACL損傷と動作
51巻8号(2017年8月発行)
特集 理学療法と臓器連関
51巻7号(2017年7月発行)
特集 理学療法のプロフェッショナルをめざして
51巻6号(2017年6月発行)
特集 理学療法士のはたらき方
51巻5号(2017年5月発行)
特集 歩行の安全性
51巻4号(2017年4月発行)
特集 理学療法と下肢装具
51巻3号(2017年3月発行)
特集 通院・通所における理学療法を再考する
51巻2号(2017年2月発行)
特集 現任研修—求められる臨床技能の習得
51巻1号(2017年1月発行)
特集 多職種で取り組むがん診療と理学療法
50巻12号(2016年12月発行)
特集 地域包括ケア病棟
50巻11号(2016年11月発行)
特集 臨床に役立つ臨床推論の実際
50巻10号(2016年10月発行)
特集 生活支援につなぐ小児理学療法
50巻9号(2016年9月発行)
特集 重症下肢虚血と理学療法
50巻8号(2016年8月発行)
特集 社会の要請に応える理学療法教育
50巻7号(2016年7月発行)
特集 被殻出血と理学療法
50巻6号(2016年6月発行)
特集 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて
50巻5号(2016年5月発行)
特集 運動器疾患—エキスパートはこうみる
50巻4号(2016年4月発行)
特集 理学療法からみた「予防」の取り組みと効果
50巻3号(2016年3月発行)
特集 TENS
50巻2号(2016年2月発行)
特集 最新の糖尿病治療と運動療法
50巻1号(2016年1月発行)
特集3 理学療法の50年に寄せて
49巻12号(2015年12月発行)
特集 理学療法士界における継往開来
49巻11号(2015年11月発行)
特集 地域包括ケアシステムと小児理学療法
49巻10号(2015年10月発行)
特集 歩行支援機器による歩行up to date
49巻9号(2015年9月発行)
特集 脳機能回復と理学療法
49巻8号(2015年8月発行)
特集 地域包括ケアシステムの構築に向けて
49巻7号(2015年7月発行)
特集 慢性期の理学療法—目標設定と治療・介入効果
49巻6号(2015年6月発行)
特集 急性期からの理学療法
49巻5号(2015年5月発行)
特集 頭頸部および肩凝りに対する理学療法
49巻4号(2015年4月発行)
特集 世界の理学療法—激動のAsia Western Pacific地区の現状と今後
49巻3号(2015年3月発行)
特集 大規模災害の支援・防災活動—大震災からの学び
49巻2号(2015年2月発行)
特集 障害者権利条約の実現と理学療法
49巻1号(2015年1月発行)
特集 姿勢と歩行—理学療法士の診るべきこと
48巻12号(2014年12月発行)
特集 認知行動療法
48巻11号(2014年11月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患と理学療法
48巻10号(2014年10月発行)
特集 安全管理
48巻9号(2014年9月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の体性感覚障害と理学療法
48巻8号(2014年8月発行)
特集 慢性腎臓病と理学療法
48巻7号(2014年7月発行)
特集 股関節の運動機能と評価方法
48巻6号(2014年6月発行)
特集 臨床実習教育の実態と展望
48巻5号(2014年5月発行)
特集 老年症候群と理学療法
48巻4号(2014年4月発行)
特集 理学療法実践に役立つコミュニケーション技術
48巻3号(2014年3月発行)
特集 地域における理学療法のパラダイムシフト
48巻2号(2014年2月発行)
特集 発達障害児の理学療法と生活指導
48巻1号(2014年1月発行)
特集 バランスupdate―実用的な動作・活動の獲得のために
47巻12号(2013年12月発行)
特集 神経筋疾患の治療と理学療法
47巻11号(2013年11月発行)
特集 呼吸理学療法の進歩
47巻10号(2013年10月発行)
特集 ウィメンズ・ヘルスと理学療法士のかかわり
47巻9号(2013年9月発行)
特集 在宅理学療法の可能性を探る
47巻8号(2013年8月発行)
特集 物理療法の再興
47巻7号(2013年7月発行)
特集 頸肩腕障害と理学療法
47巻6号(2013年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のシームレス化にむけて
47巻5号(2013年5月発行)
特集 医療系教育における臨床実習の現状と展望
47巻4号(2013年4月発行)
特集 予防と理学療法
47巻3号(2013年3月発行)
特集 関節リウマチの最新治療と理学療法
47巻2号(2013年2月発行)
特集 心理・精神領域の理学療法
47巻1号(2013年1月発行)
特集 脳のシステム障害と理学療法
46巻12号(2012年12月発行)
特集 高齢下肢切断の理学療法
46巻11号(2012年11月発行)
特集 はたらく理学療法士の動機づけ
46巻10号(2012年10月発行)
特集 地域包括ケアシステムと訪問理学療法
46巻9号(2012年9月発行)
特集 心疾患に対する理学療法の新たな展開
46巻8号(2012年8月発行)
特集 外来理学療法
46巻7号(2012年7月発行)
特集 スポーツと理学療法
46巻6号(2012年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のクリニカルリーズニング
46巻5号(2012年5月発行)
特集 理学療法士のキャリアデザイン
46巻4号(2012年4月発行)
特集 理学療法技能の評価と学習支援
46巻3号(2012年3月発行)
特集 東日本大震災と理学療法
46巻2号(2012年2月発行)
特集 慢性疼痛への包括的アプローチ
46巻1号(2012年1月発行)
特集 運動学習と理学療法
45巻12号(2011年12月発行)
特集 下肢機能再建と理学療法
45巻11号(2011年11月発行)
特集 チーム医療における理学療法士の役割
45巻10号(2011年10月発行)
特集 認知症と理学療法
45巻9号(2011年9月発行)
特集 足部・足関節の機能と理学療法
45巻8号(2011年8月発行)
特集 糖尿病の理学療法
45巻7号(2011年7月発行)
特集 神経生理学的アプローチの転換
45巻6号(2011年6月発行)
特集 小児理学療法の新たなる展開
45巻5号(2011年5月発行)
特集 がん患者のリハビリテーションと理学療法
45巻4号(2011年4月発行)
特集 ロコモティブシンドローム
45巻3号(2011年3月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の装具と運動療法
45巻2号(2011年2月発行)
特集 通所サービスにおける理学療法
45巻1号(2011年1月発行)
特集 自立支援
44巻12号(2010年12月発行)
特集 股関節疾患の理学療法―update
44巻11号(2010年11月発行)
特集 症例検討―脳血管障害患者を多側面から診る
44巻10号(2010年10月発行)
特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり
44巻9号(2010年9月発行)
特集 画像を活かした脳損傷のケーススタディ
44巻8号(2010年8月発行)
特集 徒手理学療法
44巻7号(2010年7月発行)
特集 在宅理学療法の実践
44巻6号(2010年6月発行)
特集 呼吸機能障害とチーム医療
44巻5号(2010年5月発行)
特集 新人教育
44巻4号(2010年4月発行)
特集 筋力増強―update
44巻3号(2010年3月発行)
特集 病期別理学療法モデル
44巻2号(2010年2月発行)
特集 脳卒中のゴール設定
44巻1号(2010年1月発行)
特集 これからの理学療法
43巻12号(2009年12月発行)
特集 連携教育
43巻11号(2009年11月発行)
特集 地域の高齢者に対する理学療法士の視点
43巻10号(2009年10月発行)
特集 老化による身体機能低下と理学療法
43巻9号(2009年9月発行)
特集 膝関節疾患の理学療法
43巻8号(2009年8月発行)
特集 ICFと理学療法
43巻7号(2009年7月発行)
特集 筋再生と理学療法
43巻6号(2009年6月発行)
特集 パーキンソン病の理学療法最前線
43巻5号(2009年5月発行)
特集 小児の地域理学療法
43巻4号(2009年4月発行)
特集 理学療法士による起業
43巻3号(2009年3月発行)
特集 不全型脊髄損傷の病態と理学療法
43巻2号(2009年2月発行)
特集 クリニカルリーズニング
43巻1号(2009年1月発行)
特集 大量養成時代に求められる教育
42巻12号(2008年12月発行)
特集 ニューロリハビリテーションと理学療法
42巻11号(2008年11月発行)
特集 がん治療における理学療法の可能性と課題
42巻10号(2008年10月発行)
特集 骨関節疾患の理学療法とバイオメカニクス
42巻9号(2008年9月発行)
特集 褥瘡の予防と治療―理学療法の役割
42巻8号(2008年8月発行)
特集 介護保険下の理学療法
42巻7号(2008年7月発行)
特集 ヘルスプロモーションと理学療法
42巻6号(2008年6月発行)
特集 Stroke Unitと理学療法
42巻5号(2008年5月発行)
特集 アジアの理学療法
42巻4号(2008年4月発行)
特集 認知運動療法の臨床アプローチと効果
42巻3号(2008年3月発行)
特集 WCPT
42巻2号(2008年2月発行)
特集 痛みの病態生理と理学療法
42巻1号(2008年1月発行)
特集 地域リハビリテーションにおける理学療法
41巻12号(2007年12月発行)
特集 大腿骨―整形外科的治療と理学療法
41巻11号(2007年11月発行)
特集 メタボリックシンドロームと理学療法
41巻10号(2007年10月発行)
特集 外来・通所理学療法
41巻9号(2007年9月発行)
特集 理学療法士の卒後教育
41巻8号(2007年8月発行)
特集 病棟理学療法の視点と実践
41巻7号(2007年7月発行)
特集 脳性麻痺児の理学療法
41巻6号(2007年6月発行)
特集 NST(nutrition support team)と理学療法
41巻5号(2007年5月発行)
特集 実践理学療法のエビデンス
41巻4号(2007年4月発行)
特集 慢性期脳卒中者の理学療法
41巻3号(2007年3月発行)
特集 臨床実習の具体的展開
41巻2号(2007年2月発行)
特集 「腰痛症」の要因と理学療法
41巻1号(2007年1月発行)
特集 高齢者の運動療法の効果と限界
40巻12号(2006年12月発行)
特集 末梢循環障害と理学療法
40巻13号(2006年12月発行)
特集 理学療法の展望2006
40巻11号(2006年11月発行)
特集 緩和ケアとしての理学療法
40巻10号(2006年10月発行)
特集 理学療法における運動療法と装具療法の融合
40巻9号(2006年9月発行)
特集 理学療法と連携
40巻8号(2006年8月発行)
特集 歩行練習
40巻7号(2006年7月発行)
特集 認知症へのアプローチ
40巻6号(2006年6月発行)
特集 アスリートのための理学療法
40巻5号(2006年5月発行)
特集 創傷治癒と理学療法
40巻4号(2006年4月発行)
特集 脳卒中治療ガイドラインと理学療法
40巻3号(2006年3月発行)
特集 腰部・下肢関節疾患の理学療法―姿勢・動作の臨床的視点
40巻2号(2006年2月発行)
特集 物理療法の有効性とリスク管理
40巻1号(2006年1月発行)
特集 臨床実習教育
39巻12号(2005年12月発行)
特集 ボディイメージ
39巻11号(2005年11月発行)
特集 精神障害者の理学療法
39巻10号(2005年10月発行)
特集 急性期に必要な薬物療法と理学療法
39巻9号(2005年9月発行)
特集 心臓外科治療の進歩と理学療法
39巻8号(2005年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法を再考する
39巻7号(2005年7月発行)
特集 介護予防動向―理学療法士はどうかかわるのか
39巻6号(2005年6月発行)
特集 介護老人保健施設における理学療法の課題
39巻5号(2005年5月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟における理学療法
39巻4号(2005年4月発行)
特集 脳性麻痺
39巻3号(2005年3月発行)
特集 脳科学からみた理学療法の可能性と限界
39巻2号(2005年2月発行)
特集 実践能力を高めるカリキュラム
39巻1号(2005年1月発行)
特集 高齢者骨折の外科的治療と理学療法
38巻12号(2004年12月発行)
特集 理学療法士の国際協力
38巻11号(2004年11月発行)
特集 認知運動療法の適応と限界
38巻10号(2004年10月発行)
特集 診療報酬
38巻9号(2004年9月発行)
特集 運動療法の基礎
38巻8号(2004年8月発行)
特集 移動動作(分析・介入・介助者への指導)
38巻7号(2004年7月発行)
特集 生活機能向上のための理学療法
38巻6号(2004年6月発行)
特集 ヘルスプロモーション
38巻5号(2004年5月発行)
特集 理学療法モデル
38巻4号(2004年4月発行)
特集 脳血管障害による摂食・嚥下障害の理学療法
38巻3号(2004年3月発行)
特集 物理療法の鎮痛作用
38巻2号(2004年2月発行)
特集 難病の理学療法
38巻1号(2004年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する徒手的運動療法
37巻12号(2003年12月発行)
特集 「注意」の障害に対する理学療法
37巻11号(2003年11月発行)
特集 介護保険対応の理学療法
37巻10号(2003年10月発行)
特集 身体と環境
37巻9号(2003年9月発行)
特集 早期理学療法
37巻8号(2003年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法の展開
37巻7号(2003年7月発行)
特集 物理療法の効果
37巻6号(2003年6月発行)
特集 “活動”水準を高める理学療法士の専門性
37巻5号(2003年5月発行)
特集 こどもの理学療法
37巻4号(2003年4月発行)
特集 理学療法教育施設の自己点検・評価
37巻3号(2003年3月発行)
特集 医療保険・介護保険と理学療法
37巻2号(2003年2月発行)
特集 整形外科疾患のクリティカルパス
37巻1号(2003年1月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の歩行
36巻12号(2002年12月発行)
特集 運動障害がある場合の内部障害への対応
36巻11号(2002年11月発行)
特集 超高齢者の骨・関節疾患の理学療法
36巻10号(2002年10月発行)
特集 医療事故管理
36巻9号(2002年9月発行)
特集 新しい下肢装具
36巻8号(2002年8月発行)
特集 ファシリテーションは今
36巻7号(2002年7月発行)
特集 理学療法専門職の管理・運営とリーダーシップ
36巻6号(2002年6月発行)
特集 低出生体重児の理学療法
36巻5号(2002年5月発行)
特集 高齢者の転倒
36巻4号(2002年4月発行)
特集 バランス障害と理学療法
36巻3号(2002年3月発行)
特集 介護保険制度下のリハビリテーション
36巻2号(2002年2月発行)
特集 理学療法に関わる整形外科の最新知見
36巻1号(2002年1月発行)
特集 臨床現場にいかす障害構造・障害分類
35巻13号(2001年12月発行)
総目次・著者索引 第21巻~第35巻 1987年(昭和62)年~2001(平成13)年
35巻12号(2001年12月発行)
特集 理学療法の効果判定
35巻11号(2001年11月発行)
特集 症例報告
35巻10号(2001年10月発行)
特集 リスクマネジメント
35巻9号(2001年9月発行)
特集 自営理学療法士の活動
35巻8号(2001年8月発行)
特集 病棟理学療法
35巻7号(2001年7月発行)
特集 脊髄損傷―新しい下肢装具の活用
35巻6号(2001年6月発行)
特集 筋力再検討
35巻5号(2001年5月発行)
特集 EBP in Physical Therapy
35巻4号(2001年4月発行)
特集 理学療法におけるパラダイム転換
35巻3号(2001年3月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟
35巻2号(2001年2月発行)
特集 公的介護保険
35巻1号(2001年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する外来運動療法
34巻12号(2000年12月発行)
特集 21世紀の理学療法教育
34巻11号(2000年11月発行)
特集 脳卒中のバランス障害
34巻10号(2000年10月発行)
特集 悪性腫瘍治療の進歩と理学療法
34巻9号(2000年9月発行)
特集 早期理学療法―そのリスクと効果
34巻8号(2000年8月発行)
特集 訪問リハビリテーションの実際
34巻7号(2000年7月発行)
特集 福祉機器の適用基準
34巻6号(2000年6月発行)
特集 精神疾患をもつ患者の理学療法
34巻5号(2000年5月発行)
特集 認知と理学療法
34巻4号(2000年4月発行)
特集 義足―新しい技術と適応
34巻3号(2000年3月発行)
特集 臨床実習の課題と展望
34巻2号(2000年2月発行)
特集 ICUにおける理学療法
34巻1号(2000年1月発行)
特集 理学療法士のアイデンティティー
33巻12号(1999年12月発行)
特集 予後予測
33巻11号(1999年11月発行)
特集 関連領域―代謝疾患と理学療法
33巻10号(1999年10月発行)
特集 小児理学療法の動向
33巻9号(1999年9月発行)
特集 脳科学の進歩と理学療法
33巻8号(1999年8月発行)
特集 中高年者のスポーツ障害
33巻7号(1999年7月発行)
特集 進行性疾患―QOL向上への取り組み
33巻6号(1999年6月発行)
特集 最新・理学療法関連機器
33巻5号(1999年5月発行)
特集 学際的分野での理学療法士の研究活動
33巻4号(1999年4月発行)
特集 嚥下障害/熱傷
33巻3号(1999年3月発行)
特集 上肢帯機能障害と理学療法
33巻2号(1999年2月発行)
特集 最新・バイオフィードバック療法
33巻1号(1999年1月発行)
特集 脳卒中患者の体力
32巻12号(1998年12月発行)
特集 物理療法 今と昔
32巻11号(1998年11月発行)
特集 インフォームド・コンセント
32巻10号(1998年10月発行)
特集 産業理学療法
32巻9号(1998年9月発行)
特集 救急医療と理学療法
32巻8号(1998年8月発行)
特集 認知障害
32巻7号(1998年7月発行)
特集 臨床実習の課題と工夫
32巻6号(1998年6月発行)
特集 身体障害者スポーツ
32巻5号(1998年5月発行)
特集 ケアマネジメント
32巻4号(1998年4月発行)
特集 動作分析
32巻3号(1998年3月発行)
特集 転倒と骨折
32巻2号(1998年2月発行)
特集 合併障害をもつ片麻痺者の理学療法
32巻1号(1998年1月発行)
特集 Welcome to the 13th WCPT Congress
31巻12号(1997年12月発行)
特集 プラトー?
31巻11号(1997年11月発行)
特集 難病と理学療法
31巻10号(1997年10月発行)
特集 ひとり職場の運営
31巻9号(1997年9月発行)
特集 家屋改造とフォローアップ
31巻8号(1997年8月発行)
特集 急性期の理学療法
31巻7号(1997年7月発行)
特集 関連領域―腎障害と運動療法
31巻6号(1997年6月発行)
特集 小児の理学療法
31巻5号(1997年5月発行)
特集 杖・歩行補助具
31巻4号(1997年4月発行)
特集 脳卒中理学療法の効果
31巻3号(1997年3月発行)
特集 チームワーク
31巻2号(1997年2月発行)
特集 4年制大学における理学療法教育
31巻1号(1997年1月発行)
特集 整形外科系運動療法の新展開
30巻13号(1996年12月発行)
総索引・総目次 理学療法と作業療法 第21巻~第22巻(1987年~1988年)/理学療法ジャーナル 第23巻~第30巻(1989年~1996年)
30巻12号(1996年12月発行)
特集 理学療法の展望
30巻11号(1996年11月発行)
特集 特別養護老人ホームにおける理学療法
30巻10号(1996年10月発行)
特集 退院前指導とそのフォローアップ
30巻9号(1996年9月発行)
特集 高次脳機能障害をもつ患者の理学療法
30巻8号(1996年8月発行)
特集 理学療法における基礎研究
30巻7号(1996年7月発行)
特集 地域リハと病院リハの連携―理学療法士の役割
30巻6号(1996年6月発行)
特集 高齢者と運動
30巻5号(1996年5月発行)
特集 姿勢調節
30巻4号(1996年4月発行)
特集 脳卒中における実用歩行訓練
30巻3号(1996年3月発行)
特集 スポーツ外傷
30巻2号(1996年2月発行)
特集 高齢脊髄損傷
30巻1号(1996年1月発行)
Kinetics
29巻12号(1995年12月発行)
特集 廃用症候群と理学療法
29巻11号(1995年11月発行)
特集 病棟訓練
29巻10号(1995年10月発行)
特集 運動コントロールと運動学習
29巻9号(1995年9月発行)
特集 カンファレンスの在り方
29巻8号(1995年8月発行)
特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
29巻7号(1995年7月発行)
特集 関連領域―頭頸部の障害とリハビリテーション
29巻6号(1995年6月発行)
特集 運動発達障害;新生児からのアプローチ
29巻5号(1995年5月発行)
特集 外来理学療法の再検討
29巻4号(1995年4月発行)
特集 脳卒中片麻痺に対する理学療法;15年の変遷
29巻3号(1995年3月発行)
特集 疼痛
29巻2号(1995年2月発行)
特集 Duchenne型筋ジストロフィー
29巻1号(1995年1月発行)
特集 世界は今
28巻12号(1994年12月発行)
特集 脳外傷
28巻11号(1994年11月発行)
特集 Ⅱ.ハンドセラピー
28巻10号(1994年10月発行)
特集 脊髄損傷者の社会参加とQOLの向上
28巻9号(1994年9月発行)
特集 生活関連動作
28巻8号(1994年8月発行)
特集 高齢の整形外科的疾患患者に対する理学療法
28巻7号(1994年7月発行)
特集 臨床実習教育
28巻6号(1994年6月発行)
特集 障害予防
28巻5号(1994年5月発行)
特集 治療を目的とした装具と運動療法
28巻4号(1994年4月発行)
特集 嚥下障害
28巻3号(1994年3月発行)
特集 理学療法業務の見直し
28巻2号(1994年2月発行)
特集 脳卒中リハビリテーションプログラムの各段階に応じた理学療法
28巻1号(1994年1月発行)
特集 理学療法研究の取り組み
27巻12号(1993年12月発行)
特集 脳性麻痺児の生活指導
27巻11号(1993年11月発行)
特集 健康増進と理学療法
27巻10号(1993年10月発行)
特集 呼吸機能障害の理学療法
27巻9号(1993年9月発行)
特集 高次脳機能の最近の話題
27巻8号(1993年8月発行)
特集 整形外科疾患と理学療法
27巻7号(1993年7月発行)
特集 精神障害と理学療法
27巻6号(1993年6月発行)
特集 小児の理学療法
27巻5号(1993年5月発行)
特集 教育
27巻4号(1993年4月発行)
特集 脊髄損傷
27巻3号(1993年3月発行)
特集 障害者と生活指導
27巻2号(1993年2月発行)
特集 脳卒中における廃用・過用・誤用と理学療法
27巻1号(1993年1月発行)
特集 患者の人権
26巻12号(1992年12月発行)
特集 終末期ケアと理学療法
26巻11号(1992年11月発行)
特集 ADLとQOL
26巻10号(1992年10月発行)
特集 中高年脳性麻痺者の問題点
26巻9号(1992年9月発行)
特集 福祉機器
26巻8号(1992年8月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
26巻7号(1992年7月発行)
特集 ゴール設定
26巻6号(1992年6月発行)
特集 整形外科
26巻5号(1992年5月発行)
特集Ⅱ 骨粗鬆症をめぐって
26巻4号(1992年4月発行)
特集 高齢者のスポーツおよびレクリエーション
26巻3号(1992年3月発行)
特集 隣接領域における理学療法教育
26巻2号(1992年2月発行)
特集 内部疾患と理学療法
26巻1号(1992年1月発行)
特集 脳卒中
25巻12号(1991年12月発行)
特集 地域・在宅の理学療法
25巻11号(1991年11月発行)
特集Ⅱ ホームプログラム
25巻10号(1991年10月発行)
特集 理学療法処方をめぐって
25巻9号(1991年9月発行)
特集 痴呆と理学療法
25巻8号(1991年8月発行)
特集 重度障害児の理学療法
25巻7号(1991年7月発行)
特集 Ⅱ.糖尿病と理学療法
25巻6号(1991年6月発行)
特集 日常生活動作(ADL)
25巻5号(1991年5月発行)
特集 整形外科疾患の理学療法
25巻4号(1991年4月発行)
特集 卒後教育
25巻3号(1991年3月発行)
特集 運動療法
25巻2号(1991年2月発行)
特集 体幹機能
25巻1号(1991年1月発行)
特集 脳卒中;回復期以降の理学療法を中心に
24巻12号(1990年12月発行)
特集 いす
24巻11号(1990年11月発行)
特集 整形外科;スポーツ傷害を中心に
24巻10号(1990年10月発行)
特集 地域リハビリテーションにおけるグループ訓練
24巻9号(1990年9月発行)
特集 診療報酬
24巻8号(1990年8月発行)
特集 ハイリスク・体力消耗状態
24巻7号(1990年7月発行)
特集 起居動作
24巻6号(1990年6月発行)
特集 脳性麻痺児の発達過程と理学療法
24巻5号(1990年5月発行)
特集 急性期の理学療法
24巻4号(1990年4月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
24巻3号(1990年3月発行)
特集 苦労した症例報告集
24巻2号(1990年2月発行)
特集 履物
24巻1号(1990年1月発行)
特集 脳血管障害
23巻12号(1989年12月発行)
特集 整形外科
23巻11号(1989年11月発行)
特集 筋力増強
23巻10号(1989年10月発行)
特集 下肢切断の理学療法
23巻9号(1989年9月発行)
特集 筋萎縮性疾患
23巻8号(1989年8月発行)
特集 医療事故
23巻7号(1989年7月発行)
特集 脳性麻痺の理学療法と手術および装具療法
23巻6号(1989年6月発行)
特集 通所・訪問リハビリテーションの技術
23巻5号(1989年5月発行)
特集 先天性疾患
23巻4号(1989年4月発行)
特集 拘縮
23巻3号(1989年3月発行)
特集 卒後教育(含新人教育)
23巻2号(1989年2月発行)
特集 不全四肢麻痺;高齢者を中心に
23巻1号(1989年1月発行)
特集 理学療法の展望