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特集 通所サービスにおける理学療法
通所サービスにおける介護スタッフとの連携
著者: 高橋秀介1
所属機関: 1菅間記念病院在宅総合ケアセンター通所リハビリテーション事業所
ページ範囲:P.135 - P.140
文献購入ページに移動はじめに
通所サービスの現状として,リハビリテーション専門職のマンパワーが不足していることや,医療保険に比べ報酬が低評価であることから,リハビリテーション専門職が利用者に関与できる機会は限られている.このような状況下で理学療法の効果を高めるには,利用者に密接に関わり活動を支援する介護スタッフの協力が欠かせない.本稿では,当事業所で実践している介護スタッフによるリハビリテーションへの協力と,連携強化に向けた取り組みについて紹介する.
通所サービスの現状として,リハビリテーション専門職のマンパワーが不足していることや,医療保険に比べ報酬が低評価であることから,リハビリテーション専門職が利用者に関与できる機会は限られている.このような状況下で理学療法の効果を高めるには,利用者に密接に関わり活動を支援する介護スタッフの協力が欠かせない.本稿では,当事業所で実践している介護スタッフによるリハビリテーションへの協力と,連携強化に向けた取り組みについて紹介する.
参考文献
1)才藤栄一:FITプログラム,才籐栄一,他(編):リハビリテーション医学・医療エッセンス,pp73-87,医学書院,2003
2)島田裕之,他:在宅生活で離床を促す理学療法士の視点.PTジャーナル 43:959-965,2009
3)金谷さとみ:維持期理学療法モデル.PTジャーナル 44:205-212,2010
4)野尻晋一,他:通所による要介護高齢者との長期的関わりと理学療法士の視点.PTジャーナル 43:967-973,2009
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