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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル45巻2号

2011年02月発行

文献概要

臨床実習サブノート 臨床実習に不可欠な基本的技能・11

デイリーノートの書き方・使い方

著者: 内山靖1

所属機関: 1名古屋大学医学部保健学科理学療法学専攻

ページ範囲:P.158 - P.162

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あなたは,臨床実習で何を学ぼうとしていますか

 ある人は,これまでの知識や技術を臨床で通用できる技能に高める機会と考えるであろう.また,さまざまな実践経験の場ととらえる者,就職先を決める過程と位置づける者,さらに,今後自身が理学療法士を職業とするかを再確認する機会とする者もいるかも知れない.

 一方,前述した動機は学生の立場からみた目的であり,理学療法を受けている対象者(患者,利用者,家族)や治療に当たっている理学療法士には,個々の学生が抱いている理由を想像する余裕はない.自身の人生をかけている対象者と専門職として少しでも効果的な理学療法を提供しようとしている理学療法士の両者にとっては,「せめて私たちの邪魔はしないように」と願っているのかも知れない.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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