理学療法ジャーナル45巻4号

2011年04月発行

ひろば

認知症患者1症例の理学療法経験から学んだ「工夫」や「視点」

著者： 中田加奈子¹ 池田耕二¹² 山本秀美¹

所属機関： ¹道仁病院リハビリテーション科 ²大阪電気通信大学大学院医療福祉工学研究科

ページ範囲：P.332 - P.332

・はじめに

　認知症を合併する症例の理学療法は，プロトコール通りに進まず難渋することが多い．今回，大腿骨頸部骨折後，人工骨頭置換術を施行されたアルツハイマー型認知症合併症例を担当し，理学療法を進める中で，介入時に留意すべきことがらを学んだ．