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書評
―嶋田智明・大峯三郎・小林 聖(編)―「実践MOOK・理学療法プラクティス 脊柱機能の臨床的重要性と上下肢との連関」 フリーアクセス
著者: 井﨑義己1
所属機関: 1長崎リハビリテーション学院理学療法学科
ページ範囲:P.340 - P.340
文献購入ページに移動理学療法士が「脊柱」に関心を寄せる場合と言えば,「腰痛」やそれに対する「徒手療法」,そしてその原因や結果となる「姿勢分析」を行う際などがまず頭に浮かぶ.本書の特長は,それらに関する基本的な事項はもちろんであるが,特にミニレクチャーなどにおいて,解剖学や運動学と障害とをリンクした形で評価のポイントや考える視点などが分かりやすく丁寧に示されており,臨床での評価や介入やとらえ方の根拠がそこにしっかりと見出すことができる点にある.
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