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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル45巻4号

2011年04月発行

文献概要

入門講座 訪問理学療法の基本・4

連携と管理

著者: 露木昭彰1

所属機関: 1有限会社足柄リハビリテーションサービス結訪問看護ステーション

ページ範囲:P.345 - P.350

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はじめに

 訪問リハビリテーション(以下,訪問リハ)は2000年の介護保険制度開始後,大幅に利用が増加し,急激に普及してきている(図1).介護保険制度により在宅生活を重要視した医療が推進され,訪問看護と同様に訪問リハは医療サービスとしての一翼を担うこととなった.

 医療現場ではチーム医療が基本であり,医師,看護師,作業療法士,言語聴覚士,医療ソーシャルワーカーなど多くの医療職が協働している.介護保険制度においても同様にチームアプローチが推奨され,連携の範囲は介護職,福祉職も加わり,多岐に亘る.

 本稿では,理学療法を中心とした訪問リハの視点から,医療施設におけるリハビリテーション(以下,リハ)との比較を交えながら,介護保険制度での医療サービスにおける職種連携について私論を述べる.

参考文献

1)佐藤健三,他:在宅ケアセンターと訪問リハビリテーション.PTジャーナル 34:535-540,2000
2)山永裕明:在宅リハビリテーションの定義.リハ医学 38:732-734,2001
3)矢野秀典,他:訪問リハビリテーションの適切な継続期間に関する検討―現状分析と終了基準設定への提言.リハ連携科学 4:111-116,2003
4)日本理学療法士協会資料(http://www.japanpt.or.jp/index.html(2010年4月現在))
5)森本 榮:訪問リハビリ管理者研修会資料,2008
6)西尾 実,他(編):岩波国語辞典,第3版,岩波書店,1984
7)逢坂伸子:訪問リハビリテーションの効果をどう考えるか―理学療法士の立場から.地域リハビリテーション 2:829-833,2007
8)湯田 修:第1回神奈川県訪問リハビリテーション実務者研修会資料,2010
9)池ノ上寛太:リハビリの結果と責任,三輪書店,2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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