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理学療法臨床のコツ・18
筋力トレーニングのコツ―セラバンドや伸縮性のあるものを用いた筋力トレーニング
著者: 山田拓実1
所属機関: 1首都大学東京健康福祉学部理学療法学科
ページ範囲:P.496 - P.498
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セラバンドに代表される伸張性バンドによる筋力トレーニングは25年以上の歴史を持ち,広く臨床などで使用されている.対象としてはリハビリテーション,整形外科,スポーツ医学での使用が一般的な認識であるが,他にもCOPD,心疾患,糖尿病,腎臓病,高血圧など多くの疾患での使用や有効性が報告されており,医療のほか,スポーツの現場,介護,在宅ケアなど幅広い分野で使用されている.その理由として,軽量で簡単に携帯でき,どこでも手軽にトレーニングができ,負荷を段階的に調整可能で筋力や筋持久力の増強,可動域,柔軟性の改善などが行えることが挙げられる.
セラバンドに代表される伸張性バンドによる筋力トレーニングは25年以上の歴史を持ち,広く臨床などで使用されている.対象としてはリハビリテーション,整形外科,スポーツ医学での使用が一般的な認識であるが,他にもCOPD,心疾患,糖尿病,腎臓病,高血圧など多くの疾患での使用や有効性が報告されており,医療のほか,スポーツの現場,介護,在宅ケアなど幅広い分野で使用されている.その理由として,軽量で簡単に携帯でき,どこでも手軽にトレーニングができ,負荷を段階的に調整可能で筋力や筋持久力の増強,可動域,柔軟性の改善などが行えることが挙げられる.
参考文献
Academy.(http://www.thera-bandacademy.com/default.asp)
2)山田拓実,他:多施設で実施した集団運動による介護予防トレーニング(せらばん体操)の効果 ハイリスク,予防給付,および要介護高齢者での比較.日本保健科学学会誌 12:221-229,2010
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