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タイトハムストリングスに対する新たなストレッチング法
著者: 川村健1 平岡弥生1 青山雄祐1 阿部恭子1 西良浩一2
所属機関: 1医療法人三輝会稲山病院リハビリテーション室 2帝京大学医学部附属溝口病院整形外科
ページ範囲:P.583 - P.584
文献購入ページに移動現在,タイトハムストリングスを改善させる数多くのストレッチング法が存在するが,1人でできる有用なストレッチング法についての報告は少ない.
今回,われわれはより効果的なストレッチング法を模索する中で1人のサッカー選手に出会うことができた.その選手はタイトハムストリングスがあったにもかかわらず,1か月後の受診の際,見事にそれを克服し指床間距離(FFD)において掌を床に付けてみせた.そこで見事な回復を遂げた経緯を尋ねたところ,その選手の行っていた日々のストレッチングの方法の斬新さにとても驚かされた.それは1人でできるストレッチング法であり,その様子があたかも折りたたみナイフのような動作であったため,その方法をJackknifeストレッチング法と命名し,誰しもが効果を得ることができるのかを知るため今回検証を行うこととした.
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