文献詳細
文献概要
書評
―坂井建雄(監訳),市村浩一郎・澤井 直(訳)―「プロメテウス解剖学アトラス コンパクト版」 フリーアクセス
著者: 埴原恒彦1
所属機関: 1北里大・解剖学
ページ範囲:P.596 - P.596
文献購入ページに移動解剖学は近代医学として最初に確立され,ヴェサリウス以降400年以上にわたり蓄積されてきた知識体系があり,したがって,その用語も膨大な量である.初めて解剖学を学ぶ学生の多くはその量の多さに圧倒され,最初から消化不良を起こす.分厚い,何分冊かの解剖の教科書,アトラス,あるいは解剖学用語といった本を前に,学生が何から手をつけたらよいのか呆然としてしまうのは,むしろ当たり前であろう.
掲載誌情報