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書評
―対馬栄輝(編)―「筋骨格系理学療法を見直す はじめに技術ありきの現状から,どう新展開するか」
著者: 櫻井好美1
所属機関: 1神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部リハビリテーション学科
ページ範囲:P.16 - P.16
文献購入ページに移動 従来から,筋骨格系の理学療法は関節可動域の改善と,筋力の増強が主な目的とされてきた.臨床現場では,種々のテストバッテリーに則って正常と異常に分類することが「評価」とされ,正常な数値に近づけることを「治療(ゴール)」とする考え方が今もまかり通っている.また,もっともらしい言葉で評価や治療の不足をなんとなくごまかしていると思われる例もある.
・速さや力の大きさ,回数や距離のみでしか動作を評価しない(「エビデンスが大事」).
・速さや力の大きさ,回数や距離のみでしか動作を評価しない(「エビデンスが大事」).
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