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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル46巻10号

2012年10月発行

文献概要

特集 地域包括ケアシステムと訪問理学療法 訪問理学療法の展開

1.公立みつぎ総合病院を核とした訪問リハビリテーション活動の展開

著者: 臂宏泰1 三宅貴志1

所属機関: 1公立みつぎ総合病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.890 - P.896

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はじめに

 高齢者人口が大きなピークを迎える2025年を目標に,地域包括ケアシステム(各中学校区単位で,24時間365日,誰もが安心して暮らせるように,医療・介護のみならず,地域住民の助け合いを含めた生活支援サービスが提供できる体制づくり)の確立が求められている.

 本稿では,公立みつぎ総合病院(以下,当院)を核とした地域包括ケアシステムの実践を概説し,その一翼を担うリハビリテーション(以下,リハ)部における訪問リハ活動に求められる視点について述べる.

参考文献

1)大田仁史(監):地域リハビリテーション最前線,pp71-72,医歯薬出版,1999
2)座小田孝安:事業所における人材育成.OTジャーナル45:1331-1335,2011
3)澤村誠志:訪問リハステーション創設に向けて―医療者の立場から.OTジャーナル44:1325-1331,2010
4)林 拓男:地域包括ケアと求められる医療から地域への連携―予防・リハビリテーションの推進.地域リハ6:580-583,2011
5)兵庫県立総合リハビリテーションセンター(編):チームアプローチによる総合的リハビリテーション,pp32-38,三輪書店,2000
6)宮田昌司:社会参加(生活圏拡大)へのアプローチ.地域リハ5:414-417,2010
7)安本勝博:地域包括ケアのシームレスな流れを構築していくための実践―福祉モデルと医療モデルの融合を目指して.OTジャーナル45:522-526,2011
8)安本勝博,他:地域包括ケアシステムの展望と課題.OTジャーナル45:543-550,2011
9)山口 昇(監),林 拓男,他(編):地域リハビリテーション,医学書院,2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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