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症例報告
著明な起立性低血圧に対し,様々な対処法を試みたシャイドレーガー症候群患者の1症例
著者: 池田法子1
所属機関: 1金沢医科大学病院医療技術部心身機能回復技術部門リハビリテーションチーム
ページ範囲:P.1102 - P.1106
文献購入ページに移動起立性低血圧の対処法として弾性ストッキング,腹帯,足関節運動などが挙げられるが,本例では著明な起立性低血圧を防止することは困難であった.しかし,ベッド上座位で下肢を深く屈曲する,端座位では体幹を屈曲し,頭部を下垂する肢位において起立性低血圧を防止することが可能であった.
シャイドレーガー症候群の起立性低血圧の対処法として理学療法を行う際,従来の方法に加え,ベッド上座位では下肢を屈曲する,端座位では体幹を屈曲し,頭部を下垂するなど姿勢を考慮した対応が重要であると思われる.
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