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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル46巻3号

2012年03月発行

文献概要

とびら

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著者: 小山理惠子1

所属機関: 1聖テレジア病院

ページ範囲:P.185 - P.185

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 現在の職場に赴任して14年が経つ.当時はセラピスト3名のこじんまりした環境で,コミュニケーションも図りやすく,お互いに何を考えているのかが分かりやすかった.回復期リハビリテーション病棟の立ち上げを機に,ここ5年間でセラピスト数が約10名から80名弱に急増した.これは当院の職員数のおよそ1/3を占めているが,看護部と比べれば臨床経験年数や平均年齢は格段に低い.毎年多くの新人が入職する一方,指導者が少ない状況が続き,教育体制や組織を構築する上で中間管理者を配置することが急務となっている.

 管理者となり臨床に触れる機会が減る中,理学療法士として自分は職場に対して,患者さんやご家族に対して何をすべきなのか,何ができるのか.その答えは「人材育成」だった.リハビリテーションの現場はひととの繋がり,信頼関係があって成立している.やはり大事なのはひとである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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