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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル46巻3号

2012年03月発行

文献概要

入門講座 理学療法と吸引―実施にあたり確認しよう・3

実践編②:在宅における理学療法士の吸引実施

著者: 小山樹1 瀧ゆかり2

所属機関: 1株式会社ジェネラス 2訪問看護ステーションほたる

ページ範囲:P.251 - P.256

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はじめに

 理学療法士(以下,PT)による吸引の行為を合法化する通知が2010年4月に出され,必要性が高くても医師・看護師がいない環境で行うことができなかった訪問理学療法においても行うことができるようになった.訪問理学療法を行うものにとっても利用者・家族にとってもある意味ではメリットだが,その責任は重大であることも認識しなければいけない.訪問理学療法での吸引は,医療機関で行う場合よりもさらに十分な教育・リスク管理が必要となる.現在の在宅の現状と実際の症例を通じて,実施上の課題を考えていきたい.

参考文献

1)(社)日本理学療法士協会(監修):吸引プロトコル,第2版,pp3-18,(社)日本理学療法士協会,2010
2)川村佐和子(監修):訪問看護管理マニュアル,第6版,pp137-141,(株)日本看護協会出版会,2006
3)川村佐和子(監修):在宅療養支援のための医療処置管理看護プロトコール,pp163-174,(株)日本看護協会出版会,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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