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特集 理学療法士のキャリアデザイン 理学療法士のキャリアモデル
4.研究者として
著者: 榊間春利1
所属機関: 1鹿児島大学医学部保健学科基礎理学療法学専攻
ページ範囲:P.411 - P.413
文献購入ページに移動はじめに
理学療法士の資格を取得してから21年が経つ.基礎医学を担当する教員になるためにこれまで歩んできたわけでないが,多くの先生方の指導を受けて,現在,筆者は鹿児島大学で理学療法学専攻および作業療法学専攻の学生に対して人体構造学(解剖学)を講義している.これまで,多くの大学で医師あるいは理学療法士以外の解剖学の専門家が担当してきた科目を理学療法士が担当している.養成校卒業後,9割以上の人が臨床現場で働くなか,筆者は理学療法士として解剖学を担当する数少ない一人かもしれない.
大学を卒業後,臨床現場で働き,その後大学院に進学,海外研究留学を経て,現在に至っている.そこで,本稿では臨床,大学院進学,海外留学,大学での現状,今後に分けて,筆者が理学療法士の資格を取得して基礎医学を担当するまでのキャリアと現状について,研究者としての立場から提示する.
理学療法士の資格を取得してから21年が経つ.基礎医学を担当する教員になるためにこれまで歩んできたわけでないが,多くの先生方の指導を受けて,現在,筆者は鹿児島大学で理学療法学専攻および作業療法学専攻の学生に対して人体構造学(解剖学)を講義している.これまで,多くの大学で医師あるいは理学療法士以外の解剖学の専門家が担当してきた科目を理学療法士が担当している.養成校卒業後,9割以上の人が臨床現場で働くなか,筆者は理学療法士として解剖学を担当する数少ない一人かもしれない.
大学を卒業後,臨床現場で働き,その後大学院に進学,海外研究留学を経て,現在に至っている.そこで,本稿では臨床,大学院進学,海外留学,大学での現状,今後に分けて,筆者が理学療法士の資格を取得して基礎医学を担当するまでのキャリアと現状について,研究者としての立場から提示する.
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