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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル46巻5号

2012年05月発行

文献概要

特集 理学療法士のキャリアデザイン 理学療法士のキャリアモデル

5.社会起業家として

著者: 露木昭彰1

所属機関: 1足柄リハビリテーションサービス

ページ範囲:P.414 - P.416

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はじめに

 わが国において理学療法士(以下,PT)の起業は,介護保険制度開始以降,増えてきている.しかし日本理学療法士協会の調査によると,会員のわずか0.1%と未だ少ないのが現状である(表1)1).一方,PTの供給体制が整う中で,医療施設での受容とのバランスが崩れてきたため,PTの活動分野は医療施設以外へと広がろうとしている.そんな中,職能を発揮し,満足のいく仕事がしたいと動き出し,起業を考えているPTも増加している2).そこで本稿では,筆者がPTとして起業し,現在に至るまでの経過を述べていく.

参考文献

1)日本理学療法士協会.http://www.japanpt.or.jp/index.html
2)塩中雅博,他:理学療法士の改行県と自由診療制.理学療法 21:950-958,2004
3)厚生労働省:社会保障の給付と負担の見通し.2006年5月
4)国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来人口推計」(2006年12月推計)
5)田坂広志,他:社会起業家フォーラム.http://www.jsef.jp
6)砂田 薫,他:社会起業家への知財マネジメント調査―事業形NPO「マドレボニータ」の事例研究.日本感性工学会論文誌 10:305-314,2011

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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