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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル46巻5号

2012年05月発行

文献概要

特集 理学療法士のキャリアデザイン 理学療法士のキャリアモデル

10.海外で働く理学療法士として―わがなすことはわれのみぞしる

著者: 小倉秀子1

所属機関: 1

ページ範囲:P.429 - P.431

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はじめに

 筆者は今,米国で理学療法士として働いている.キャリアデザインというトピックスで恐縮ながら,筆者は理学療法士になりたての頃,アメリカで理学療法士として働くとは想像したこともなかったし,キャリアを考えてデザインし,その計画にそったからこうなったわけではない.そんな私がこのトピックスでお役に立てるのだろうかと思ったが,理学療法士になり来年で25年という節目になる今までの過程を振り返ったとき,こういう理学療法士としての生き方もあるということで,何らかの参考になるかもしれないと思い,書かせていただくことにした.

 筆者にとってのキャリアとは,自分に正直に生き,未来を考えるよりも今を見つめ,臨機応変に,一生懸命今日できることを日々対応した結果のように思う.そういう生き方でも,キャリアは積めるように思うので,未来が見えずに不安な日々を過ごしている理学療法士の方のために書きたいと思う.

参考文献

1)Page P, et al:Assessment and Treatment of Muscle Imbalance. The Janda approach. Human Kinetics, Champaign, 2010
2)Sahrmann SA,竹井 仁,他(訳):運動機能障害症候群のマネージメント―理学療法評価・MSBアプローチ・ADL指導,医歯薬出版,2005
3)八雲研究所.http://www.yakumo-institute.com/
4)近藤章久:<こころ>の軌跡 禅・森田療法・精神分析・念仏,春秋社,2004
5)近藤章久:セラピストがいかに生きるか 直観と共感,春秋社,2002

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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