スポーツと理学療法の関係は,スポーツによって傷害・障害を有した対象者への支援と,スポーツを健康増進や機能・能力の向上および社会参加の手段として活用する視点に大別できる.
このうち,スポーツ傷害に対する理学療法では,主として運動器の機能不全を速やかに回復して,日常生活活動とともにスポーツへの復帰を目指した系統的な取り組みがなされている.さらに,傷害・再発の予防,青少年への保健活動の一環として理学療法の技術や知識を幅広く活用することが期待されている.
雑誌目次
理学療法ジャーナル46巻7号
2012年07月発行
雑誌目次
特集 スポーツと理学療法
EOI(essences of the issue) フリーアクセス
ページ範囲:P.575 - P.575
スポーツと理学療法のかかわり
著者: 小林寛和
ページ範囲:P.579 - P.584
はじめに
近年,わが国の競技スポーツのレベルは著しく向上している.オリンピック競技大会では日本選手団が2004年のアテネ大会で史上最多(1964年東京大会と同数)の金メダルを獲得し,また各競技における国際大会での活躍もめざましいものがある.男子サッカー代表チームのワールドカップ大会(2002年,2006年,2010年)での活躍,ワールドベースボールクラシック(2006年,2009年)での日本代表チームの優勝,なでしこジャパン(女子サッカー代表)の2011年ワールドカップ大会優勝などは記憶に新しい.
また,スポーツ活動の多様化も著しく進んでおり,様々な目的をもってスポーツに取り組む人々が増えている.身近なスポーツであるランニングに取り組む人々の増加はその代表例であり,東京マラソンのようなランニングに関する大規模スポーツイベントが,各地で行われるようになってきた.
このようなスポーツ活性化の気運が高まりをみせるなか,勝つことだけでなく,楽しむこと,健康の維持・増進といった目的でもスポーツ活動を実施している人が増えてきている.スポーツ活動の内容は,高度に,多様になってきており,それに伴って,様々な場面でわれわれ理学療法士がスポーツにかかわる機会も増加しているように思う.
スポーツ傷害に対する整形外科的診断・治療と理学療法への期待
著者: 大谷俊郎
ページ範囲:P.585 - P.592
はじめに
本稿では,臨床で遭遇する頻度の高い代表的なスポーツ外傷・障害の中から,筆者の専門である膝関節を中心に,それぞれの疾患の病態,診断と整形外科的治療について解説し,理学療法への期待を述べる.
スポーツ復帰に向けた系統的な理学療法の取り組み
著者: 尾﨑勝博
ページ範囲:P.593 - P.599
はじめに
近年,日本におけるスポーツ医療への理学療法士(以下,PT)の関わりは,医療機関内でのアスレティックリハビリテーション(以下,アスリハ)の展開にとどまらず,地域のスポーツ現場,さらには国民体育大会(以下,国体)をはじめとする国内の各種競技大会における対応など,地域社会に根差した活動へと広がりつつある.
一方で,年々輩出されるPTにこうしたスポーツ分野への関心が広がるなか,2009年には日本理学療法士協会(以下,協会)のスポーツ医療分野として「スポーツ理学療法研究部門(Japanese Sports Physical Therapy Section:JSPS)」が設置され,これを後押しする体制も築かれようとしている.
しかし,地域的な活動の格差をはじめ,そのシステムの構築には様々な課題があるのが現状である.今回は,図1に示すような「スポーツ理学療法」の視点に立ち,われわれが実践している当院でのアスリハからスポーツ現場,さらには宮崎県(以下,本県)の行政をも巻き込んだ地域社会活動への系統的な取り組みについて述べていきたい.
スポーツ傷害の予防と理学療法―高校野球への取り組みの紹介
著者: 岡部敏幸 , 甲賀英敏
ページ範囲:P.600 - P.604
はじめに
野球はわが国において大変人気のある国民的スポーツであり,特に高校野球への注目度は高い.しかし,勝利至上主義が幅を利かせ,選手の健康管理や傷害予防対策が立ち遅れしている感は拭いきれない.理想形は監督・コーチといった技術指導スタッフと,理学療法士をはじめとしたメディカルスタッフの仕事を明確化し,互いの役割を尊重し部門相互の連携を密にすることが傷害予防,さらにはチーム力向上に繋がると考えている(図1).
われわれは,静岡県大会におけるメディカルサポート(MS)を通し,傷害予防の重要性を選手,監督,大会役員にアピールしてきた.しかし大会期間中だけでなく,日ごろの練習からMSを実施して障害予防の啓蒙を図る必要性を感じたため,2011年度よりMS活動を展開するMS訪問事業を開始した.本稿では,MS訪問事業を開始するまでの経緯と現状を報告する.
高齢者・身体障害者のスポーツ参加と理学療法
1.高齢者のスポーツ参加と理学療法
著者: 島田隆明 , 佐久間雅久 , 直江祐樹 , 柴山靖 , 田中庸介 , 泉健太郎 , 深間内誠
ページ範囲:P.605 - P.608
はじめに
「スポーツ」という言葉には2つの意味がある.オリンピックや国民体育大会など競技にルールを設けて勝敗を分けるチャンピオンスポーツと,遊びや娯楽,余暇を楽しみながら行うレクリエーションスポーツである.若年層では比較的チャンピオンスポーツの意味合いが強く,シニア世代に関しては,レクリエーションスポーツの意味合いが強い傾向になると考える.
しかし,最近の「健康」という意識の高まりから,シニア世代にもチャンピオンスポーツの意味合いを強く持つ取り組みが多くなってきた.本稿では,中高年者の2つの側面に対する行政の取り組みの紹介と,筆者が経験したシニア世代のスポーツの祭典「日本マスターズスポーツ2010三重大会」(開催期間:2010年9月13~21日)におけるトレーナーブース設置とトレーナー活動について報告する.
2.身体障害を有する対象者のスポーツ参加と理学療法士サポート
著者: 門田正久
ページ範囲:P.609 - P.613
はじめに
近年,国民の間ではスポーツが盛んになってきており,ヨガや水泳などの屋内型スポーツやジョギング,ウォーキングといった手軽な屋外型スポーツの参加者が増加の一途をたどっている.
それに伴い,日々の理学療法士が携わる業務の中では,スポーツ愛好家からアスリートまで,またジュニアスポーツなど健常者を中心とした業務も多くなってきていることと思われる.その対象者は,障害の有無に関わらず,また年齢にも性別にも関係なくスポーツを楽しむことができる人たちで,スポーツ活動の目的も,健康づくりから本格的な競技まで様々である.
本稿で紹介する身体障害を有する対象者のスポーツ参加は,まさしく理学療法士が一番接点をもてる領域の1つである.理学療法士として担当した身体障害をもつ方と何かしらスポーツについて話したり,あるいは本格的にサポートしたりしている理学療法士は大勢いるはずである.筆者自身は現在,主として障害者の競技スポーツを中心に関わっているが,本稿を通して障害者スポーツとの関わりの経験がない理学療法士の方々に興味をもっていただければ幸いである.
3.切断者のスポーツ参加と理学療法―陸上競技の支援
著者: 駒場佳世子 , 臼井二美男
ページ範囲:P.614 - P.616
はじめに
障害者スポーツには身体機能の向上や心理的向上,社会参加の促進などの利点がある.筆者は切断者の陸上サークル“ヘルスエンジェルス”1)に参加し,切断者の走行をサポートしてきた.その経験を踏まえ,切断者の陸上競技の現状と理学療法による支援について述べる.
とびら
たゆまぬ自己研鑽を忘れずに!
著者: 佐藤秀紀
ページ範囲:P.573 - P.573
現在,大学教員として20年を経ようとしている.最近の大学生の変化と,学生が授業に「求めるもの」の変化に気がつく.もともと勉強になじまず,一番上まで上り詰めるのではなく,あえて下流を志向する「下流志向」の若者たちの存在である1).また,大学の授業に対し,授業料に見合うだけの価値があるのかを問う「消費者タイプ」の学生の出現.「聞いてやるから,何か面白いことを話してみろよ」という若者たちである2).
このような学生の変化に応じた講義を行うためには,講義内容のわかりやすさ,学生の知識・関心・意欲の深まりを考え,最新の医学知見を踏まえた授業を構築することが必要となる.しかし,一般に年齢を重ねるほど,新しいことを覚えることは難しくなる.ご多聞に漏れず,私も難しい専門書を読むのが億劫になっている.老眼になってからは小さな活字を読むことすら苦痛になってきた.それでも「学習方法の工夫」によって,年齢的な記憶力の低下をカバーすることができることを実感している.
講座 廃用症候群・1【新連載】
廃用症候群の定義と病態
著者: 美津島隆
ページ範囲:P.620 - P.625
はじめに
リハビリテーション診療において,慢性疾患,手術後あるいは治療の合併症などで長期臥床を余儀なくされている患者の日常生活動作(activities of daily living:ADL)を自立させることは大変重要なテーマである.そのためには早期に身体の運動および生理学的機能を回復させることが不可欠で,リハビリテーションの目的の一つといっても過言ではない.
さて「動物」は文字通り「動く物」であり,ヒトは動くことにより全身の生体システムを調整し,その内部環境の恒常性を維持している.したがって,身体各器官が動かせない,または動かない状態が長期にわたると,当然のことながら様々な弊害が現れてくる.こうした身体不活動状態に起因した二次的に発生する障害を総称して「廃用症候群」と定義している.
ところで,この「廃用症候群」という語はHirschbergのdisuse syndromeの和訳であるが,日本では「廃用症候群」という語は特に医療の分野においては導入以来長く,一般的な概念である.しかし欧米ではこのような状態に対して不動化(immobilization),ディコンディショニング(deconditioning),不活動(inactivity)という単語を用いており,disuse syndromeという単語を当てることはほとんどない.
本稿ではこうした現状から,わが国で使用されている「廃用症候群」について,その概念と歴史的経緯,主な病態,臨床的な解釈についてまとめる.
1ページ講座 福祉機器―在宅生活のための選択・調整・指導のワンポイント
手すり
著者: 加藤浩子
ページ範囲:P.628 - P.628
●はじめに
手すりは在宅生活を安全に継続するために重要となる福祉機器である.設置には2つの方法があり,住宅改修(工事を必要とする場合)と福祉用具のレンタルサービス(工事を必要としない場合)がある.
理学療法関連用語~正しい意味がわかりますか?
翼状肩甲
著者: 工藤弘之
ページ範囲:P.629 - P.629
●翼状肩甲とは
翼状肩甲(winged scapula:winging of scapula)とは,肩甲骨の内側縁あるいは下角が胸郭から後方へ浮き上がった状態のことである.天使の翼や鳥の翼のように見えるためこのように呼ばれる.この状態は,前鋸筋など肩甲骨の運動に作用する筋群の筋力低下と関連していることが多い.前鋸筋あるいは長胸神経の障害では,120°以上の肩関節屈曲が困難となる1).
理学療法臨床のコツ・29
脳血管障害に対する理学療法のコツ・2―筋緊張抑制のコツ
著者: 佐藤房郎
ページ範囲:P.630 - P.632
筋緊張のとらえ方
筋緊張には,筋組織のもつ粘性と神経系による張力の制御状態が反映されている.筋線維の結合組織であるコラーゲンは,弾力性のない線維の集まりで内部抵抗に関与しているが,運動や熱でゲル状に変化し伸張しやすくなる特徴がある.神経系による制御機構は,脊髄反射をベースに高位中枢で統合・処理され,重力環境に適応するために体位や運動課題に合わせて調節されている.筋緊張は随意運動と自律的な姿勢制御に関与しているが,生得的な運動パターン(シナジー)が素地を成し,発達過程で運動の自由度の凍結と解放を繰り返しながら経済性と巧緻性が獲得される1).
脳血管障害による筋緊張の異常には,異常亢進(痙縮と強剛),異常低緊張,動揺があり,症候学的にはこれらが混在している.随意運動と自律的な姿勢制御が制限された状況では,非麻痺側優位で努力性の活動に陥りやすい.また,先行随伴性姿勢調節の欠如は代償的な運動パターンが強化される背景と考えられる.岸本らが「異常筋緊張の評価は,筋を個別に評価するのではなく,緊張性反射活動を背景にした異常な運動パターンや,正常な姿勢調節機構の過剰代償適応の結果としてとらえる必要があろう」2)と述べているとおり,脳血管障害の筋緊張の問題は,不適切な脳の可塑性の結果と解釈できる.
入門講座 栄養と理学療法・1【新連載】
栄養に関する基本的な考え方
著者: 上西一弘
ページ範囲:P.633 - P.643
はじめに
私たちが健康を維持・増進するために何をどれだけ食べればよいかを示したものが食事摂取基準である.本稿では,栄養に関する基本的な考え方,基本的な栄養学の知識として栄養素とその代謝,各栄養素の必要量などについて,主にこの食事摂取基準に基づいて解説する.
臨床実習サブノート 基本動作の評価からプログラムを立案する・4
股関節手術後患者の基本動作の評価からプログラムを立案する
著者: 榎勇人
ページ範囲:P.644 - P.653
はじめに
筆者が臨床で患者の基本動作を評価する際,特に歩行のような場合は,「体幹の動揺が大きいな」「速度が一定せずに歩行のリズムが悪いな」など,まず漠然と全体を見て,そこから細部を評価することが多い.一方,学生に患者の歩行を初めて評価してもらうと,「足関節の背屈が……」などと細部から答える学生が多いことを経験する.最後に答えに行き着きさえすればどちらから見てもよいと思うが,細部から見た場合,少なからず「木を見て森を見ず」になってしまうことがある.
つまりその細部の異常が,基本動作に悪影響を及ぼしている原因の一因子なのか,それとも逆に異常動作から影響を受けている結果なのか,全体におけるその細部の問題の位置付けを検討しなければ,治療介入すべき問題なのか判断もつかず,行き当たりばったりの治療となってしまう.
よって本稿では,股関節手術後患者の基本動作として,当院の股関節手術で最も多い人工股関節全置換術(total hip arthroplasty:THA)を行った症例の立位と歩行を中心に,生体力学(biomechanics)の視点などを取り入れ,「木」と「森」の関係を述べながらプログラムにつなげていきたいと思う.
原著
内外側大腿骨後顆の厚さが人工膝関節全置換術後屈曲可動域に与える影響
著者: 諸澄孝宜 , 石井義則 , 野口英雄 , 武田光宏 , 佐藤潤香 , 桜井徹也 , 鳥谷部真一
ページ範囲:P.654 - P.658
要旨:人工膝関節全置換術(Total Knee Arthroplasty:TKA)後における膝関節可動域(Range of Motion:ROM)について,人工関節の運動を規定する因子としてインプラントの形状が挙げられる.本研究では,TKA前後における内外側大腿骨後顆変化が術後膝関節屈曲ROMに及ぼす影響を検討した.
TKA施行患者96名(106関節)を対象とし,術前と術後12か月に屈曲ROMと大腿骨後顆の厚さ(Posterior Condylar Offset:PCO)を評価した.術後理学療法では,翌日より全荷重を許可し,術後早期から軟部組織に対してアプローチした.結果は各PCO変化と術後屈曲角度,PCO変化パターンと屈曲可動域の変化率,変化量について有意差は認められなかった.
報告
座位リーチ距離の見積もりに対する加齢の影響
著者: 平井達也 , 千鳥司浩 , 渡邊紀子 , 白木春菜 , 下野俊哉
ページ範囲:P.659 - P.663
要旨:本研究の目的は,座位における上肢最大到達(以下,リーチ)距離の見積もりに対する加齢の影響を明らかにすることである.健常若年成人30名(若年群:23.2±3.8歳)と健常高齢者27名(高齢群:69.0±7.7歳)を対象に,座位でリハビリテーション用ベッドに対するリーチ距離の見積もり(見積もり値)と実際のリーチ距離の測定(実測値)を行い,見積もり値から実測値を減じた誤差(誤差)と誤差の絶対値(絶対誤差)を年齢により比較した.結果,誤差は群間に有意差はなく,絶対誤差には有意差があった(p<0.05).実測値より見積もり値が大きかった者が若年群で80%,高齢群で78%であったことから見積もり値のほうが小さかった者を除外し検討したところ,誤差,絶対誤差とも高齢群のほうが有意に高値であった(p<0.05).本研究結果から高齢者の座位によるリーチ距離の見積もりは若年者より不正確となることが示された.
お知らせ
第39回理学療法士・作業療法士養成施設等教員講習会/Neurorehabilitation in Okayama, 2013/第9回日本理学療法協会神経理学療法学術集会/東京臨床理学療法研究会第13回研究会 フリーアクセス
ページ範囲:P.599 - P.627
第39回理学療法士・作業療法士養成施設等教員講習会
日時および会場:
①東京地区:2013年1月7日(月)~2月1日(金),国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)または日本理学療法士協会関連施設(東京都港区)のいずれか,土曜日のみ専門学校社会医学技術学院(東京都小金井市)
②大阪地区:2012年11月5日(月)~11月30日(金),大阪行岡医療大学(大阪府茨木市)
書評
―浅野大喜―「リハビリテーションのための発達科学入門―身体をもった心の発達」 フリーアクセス
著者: 森岡周
ページ範囲:P.619 - P.619
親の誰もがわが子の発達を信じている.生まれてきた子どもが成長していくということは,自然が与えてくれた力であるから.しかしながら,何らかのきっかけで発達がうまく進まない子どもも存在する.この子どもたちには目に見える形で運動障害や知的障害が現れる.療法士は目に見える運動や知能を何とか向上させようと,それに着眼した評価・介入を行う.その手段は,いわゆる正常と呼ばれる運動等と比較して,そこから逸脱した要素を列挙し分析するものである.けれども,生物学的なヒトを意識するあまり,この一連のプロセスには,それに関わる療法士自身の影響を含んでいない.
本書は序章と終章を含め5章で構成されているが,その見出しは「他者との出会い」「自己身体の発見」「他者身体の認識」「他者行動の模倣・再生」「発達科学から発達リハビリテーションへ」である.著者の主張は一貫して,人間の発達は他者との出会いによって生まれ導かれるというものであり,それが膨大な発達科学の原著論文をレビューしながら説明されている.なかでも,身体性や模倣に関する知見に詳しい.子どもが親を模倣し学習するという事実だけでなく,大人が子どもの行動を模倣するといった逆模倣や相互模倣の重要性が説かれ,この関係性は行為の学習だけでなく,他者の意図の類推といった心の理論の獲得や,情動を共有することによる認知やコミュニケーションを促進させる作用を持つことが示されている.親が子に対して興味を示すといった当たり前の行動こそが発達の源である根拠が示されているのである.
―森田秋子(編著),運動・認知・行動研究会(著)―「PT・OT・STのための脳損傷の回復期リハビリテーション―運動・認知・行動からのアプローチ」 フリーアクセス
著者: 半田一登
ページ範囲:P.627 - P.627
2012年2月の中医協の会議で,「急性期医療」の“急性期”の意味が医療界で定義づけられていないことが判明し,私は大いに驚いた.ならば,回復期の定義は何なのかという疑問を抱きながら本書を読み始めた.
本書の中で強く感じられるコンセプトはチーム医療という視点である.3年前にチーム医療推進協議会という組織が誕生し,私は役職の一端を担っている.そこで感じられることは,われわれリハビリテーション(以下,リハビリ)関連職種はリハビリ医療という分野でチーム医療を看板にしているが,意外と閉鎖的な壁の中で終始しているように感じている.臨床現場にあって,理学療法士と言えども,作業療法や言語聴覚療法を十分に理解しているとは言い難いところがある.そのことがつまらぬ混乱を招き,チーム医療の阻害因子になっている.その視点から,理学療法士であっても本書の作業療法や言語聴覚療法の部分も熟読することによって,相互理解を高めるチャンスを本書は提供している.
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次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.584 - P.584
「作業療法ジャーナル」のお知らせ フリーアクセス
ページ範囲:P.625 - P.625
「理学療法ジャーナル」バックナンバーのお知らせ フリーアクセス
ページ範囲:P.658 - P.658
文献抄録 フリーアクセス
ページ範囲:P.664 - P.665
投稿規定/第24回理学療法ジャーナル賞について フリーアクセス
ページ範囲:P.666 - P.667
編集後記 フリーアクセス
著者: 内山靖
ページ範囲:P.668 - P.668
わが国の理学療法士が10万人を超えたとは言え,一般の社会生活を送る上で理学療法に接する機会はそれほど多いとはいえません.そのような中で,高校生にとっては理学療法士や理学療法は身近な存在の一つとなりつつあります.その理由として,キャリア教育によって多くの職業を知る機会が増えたことに加え,自身や友人・家族が怪我や疾病を患った過程で理学療法士と触れ合う機会が増えていることが挙げられます.今や,高校生の100人に1人が理学療法士を志す時代です.
一昔前は,スポーツ傷害を有する対象者のアスレティックリハビリテーションにかかわりたいとする志望動機をもった高校生が多かったように思います.一方,スポーツ理学療法を職業と考えた場合には脆弱な部分も多く,進路指導を担当する教員や進学塾等から現実の雇用状況に基づいた対応の必要性が指摘された時期もあります.
理学療法ポケットシート
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基本情報

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58巻9号(2024年9月発行)
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特集 これからの理学療法—2025年以降の姿を見据えて
53巻9号(2019年9月発行)
特集 栄養を学ぶ—学際と実際
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特集 IADL—生活をもっと科学的に
53巻7号(2019年7月発行)
特集 脳卒中患者の上肢に対する理学療法up to date
53巻6号(2019年6月発行)
特集 上肢運動器疾患—若年者と中高年者の特徴
53巻5号(2019年5月発行)
特集 全体像を把握する
53巻4号(2019年4月発行)
特集 理学療法士がめざす安心と安全
53巻3号(2019年3月発行)
特集 こころの問題と理学療法
53巻2号(2019年2月発行)
特集 変形性股関節症とメカニカルストレス
53巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者の転倒と予防
52巻12号(2018年12月発行)
特集 退院支援—理学療法士はその先が見えているか
52巻11号(2018年11月発行)
特集 生涯学習—卒前教育との連動と発展性
52巻10号(2018年10月発行)
特集 オリンピック・パラリンピック—世界と向き合うために
52巻9号(2018年9月発行)
特集 バランス再考
52巻8号(2018年8月発行)
特集 ジェネラリストとスペシャリスト
52巻7号(2018年7月発行)
特集 疼痛管理
52巻6号(2018年6月発行)
特集 地域に広がる心臓リハビリテーション
52巻5号(2018年5月発行)
特集 視床出血と理学療法
52巻4号(2018年4月発行)
特集 変形性膝関節症に対する最新の保存療法
52巻3号(2018年3月発行)
特集 理学療法における動作のアセスメント
52巻2号(2018年2月発行)
特集 低栄養/摂食嚥下機能障害と理学療法
52巻1号(2018年1月発行)
特集 筋力低下と理学療法
51巻12号(2017年12月発行)
特集 エキスパートが語る小児理学療法
51巻11号(2017年11月発行)
特集 多分野に広がる理学療法
51巻10号(2017年10月発行)
特集 半側空間無視
51巻9号(2017年9月発行)
特集 ACL損傷と動作
51巻8号(2017年8月発行)
特集 理学療法と臓器連関
51巻7号(2017年7月発行)
特集 理学療法のプロフェッショナルをめざして
51巻6号(2017年6月発行)
特集 理学療法士のはたらき方
51巻5号(2017年5月発行)
特集 歩行の安全性
51巻4号(2017年4月発行)
特集 理学療法と下肢装具
51巻3号(2017年3月発行)
特集 通院・通所における理学療法を再考する
51巻2号(2017年2月発行)
特集 現任研修—求められる臨床技能の習得
51巻1号(2017年1月発行)
特集 多職種で取り組むがん診療と理学療法
50巻12号(2016年12月発行)
特集 地域包括ケア病棟
50巻11号(2016年11月発行)
特集 臨床に役立つ臨床推論の実際
50巻10号(2016年10月発行)
特集 生活支援につなぐ小児理学療法
50巻9号(2016年9月発行)
特集 重症下肢虚血と理学療法
50巻8号(2016年8月発行)
特集 社会の要請に応える理学療法教育
50巻7号(2016年7月発行)
特集 被殻出血と理学療法
50巻6号(2016年6月発行)
特集 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて
50巻5号(2016年5月発行)
特集 運動器疾患—エキスパートはこうみる
50巻4号(2016年4月発行)
特集 理学療法からみた「予防」の取り組みと効果
50巻3号(2016年3月発行)
特集 TENS
50巻2号(2016年2月発行)
特集 最新の糖尿病治療と運動療法
50巻1号(2016年1月発行)
特集3 理学療法の50年に寄せて
49巻12号(2015年12月発行)
特集 理学療法士界における継往開来
49巻11号(2015年11月発行)
特集 地域包括ケアシステムと小児理学療法
49巻10号(2015年10月発行)
特集 歩行支援機器による歩行up to date
49巻9号(2015年9月発行)
特集 脳機能回復と理学療法
49巻8号(2015年8月発行)
特集 地域包括ケアシステムの構築に向けて
49巻7号(2015年7月発行)
特集 慢性期の理学療法—目標設定と治療・介入効果
49巻6号(2015年6月発行)
特集 急性期からの理学療法
49巻5号(2015年5月発行)
特集 頭頸部および肩凝りに対する理学療法
49巻4号(2015年4月発行)
特集 世界の理学療法—激動のAsia Western Pacific地区の現状と今後
49巻3号(2015年3月発行)
特集 大規模災害の支援・防災活動—大震災からの学び
49巻2号(2015年2月発行)
特集 障害者権利条約の実現と理学療法
49巻1号(2015年1月発行)
特集 姿勢と歩行—理学療法士の診るべきこと
48巻12号(2014年12月発行)
特集 認知行動療法
48巻11号(2014年11月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患と理学療法
48巻10号(2014年10月発行)
特集 安全管理
48巻9号(2014年9月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の体性感覚障害と理学療法
48巻8号(2014年8月発行)
特集 慢性腎臓病と理学療法
48巻7号(2014年7月発行)
特集 股関節の運動機能と評価方法
48巻6号(2014年6月発行)
特集 臨床実習教育の実態と展望
48巻5号(2014年5月発行)
特集 老年症候群と理学療法
48巻4号(2014年4月発行)
特集 理学療法実践に役立つコミュニケーション技術
48巻3号(2014年3月発行)
特集 地域における理学療法のパラダイムシフト
48巻2号(2014年2月発行)
特集 発達障害児の理学療法と生活指導
48巻1号(2014年1月発行)
特集 バランスupdate―実用的な動作・活動の獲得のために
47巻12号(2013年12月発行)
特集 神経筋疾患の治療と理学療法
47巻11号(2013年11月発行)
特集 呼吸理学療法の進歩
47巻10号(2013年10月発行)
特集 ウィメンズ・ヘルスと理学療法士のかかわり
47巻9号(2013年9月発行)
特集 在宅理学療法の可能性を探る
47巻8号(2013年8月発行)
特集 物理療法の再興
47巻7号(2013年7月発行)
特集 頸肩腕障害と理学療法
47巻6号(2013年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のシームレス化にむけて
47巻5号(2013年5月発行)
特集 医療系教育における臨床実習の現状と展望
47巻4号(2013年4月発行)
特集 予防と理学療法
47巻3号(2013年3月発行)
特集 関節リウマチの最新治療と理学療法
47巻2号(2013年2月発行)
特集 心理・精神領域の理学療法
47巻1号(2013年1月発行)
特集 脳のシステム障害と理学療法
46巻12号(2012年12月発行)
特集 高齢下肢切断の理学療法
46巻11号(2012年11月発行)
特集 はたらく理学療法士の動機づけ
46巻10号(2012年10月発行)
特集 地域包括ケアシステムと訪問理学療法
46巻9号(2012年9月発行)
特集 心疾患に対する理学療法の新たな展開
46巻8号(2012年8月発行)
特集 外来理学療法
46巻7号(2012年7月発行)
特集 スポーツと理学療法
46巻6号(2012年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のクリニカルリーズニング
46巻5号(2012年5月発行)
特集 理学療法士のキャリアデザイン
46巻4号(2012年4月発行)
特集 理学療法技能の評価と学習支援
46巻3号(2012年3月発行)
特集 東日本大震災と理学療法
46巻2号(2012年2月発行)
特集 慢性疼痛への包括的アプローチ
46巻1号(2012年1月発行)
特集 運動学習と理学療法
45巻12号(2011年12月発行)
特集 下肢機能再建と理学療法
45巻11号(2011年11月発行)
特集 チーム医療における理学療法士の役割
45巻10号(2011年10月発行)
特集 認知症と理学療法
45巻9号(2011年9月発行)
特集 足部・足関節の機能と理学療法
45巻8号(2011年8月発行)
特集 糖尿病の理学療法
45巻7号(2011年7月発行)
特集 神経生理学的アプローチの転換
45巻6号(2011年6月発行)
特集 小児理学療法の新たなる展開
45巻5号(2011年5月発行)
特集 がん患者のリハビリテーションと理学療法
45巻4号(2011年4月発行)
特集 ロコモティブシンドローム
45巻3号(2011年3月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の装具と運動療法
45巻2号(2011年2月発行)
特集 通所サービスにおける理学療法
45巻1号(2011年1月発行)
特集 自立支援
44巻12号(2010年12月発行)
特集 股関節疾患の理学療法―update
44巻11号(2010年11月発行)
特集 症例検討―脳血管障害患者を多側面から診る
44巻10号(2010年10月発行)
特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり
44巻9号(2010年9月発行)
特集 画像を活かした脳損傷のケーススタディ
44巻8号(2010年8月発行)
特集 徒手理学療法
44巻7号(2010年7月発行)
特集 在宅理学療法の実践
44巻6号(2010年6月発行)
特集 呼吸機能障害とチーム医療
44巻5号(2010年5月発行)
特集 新人教育
44巻4号(2010年4月発行)
特集 筋力増強―update
44巻3号(2010年3月発行)
特集 病期別理学療法モデル
44巻2号(2010年2月発行)
特集 脳卒中のゴール設定
44巻1号(2010年1月発行)
特集 これからの理学療法
43巻12号(2009年12月発行)
特集 連携教育
43巻11号(2009年11月発行)
特集 地域の高齢者に対する理学療法士の視点
43巻10号(2009年10月発行)
特集 老化による身体機能低下と理学療法
43巻9号(2009年9月発行)
特集 膝関節疾患の理学療法
43巻8号(2009年8月発行)
特集 ICFと理学療法
43巻7号(2009年7月発行)
特集 筋再生と理学療法
43巻6号(2009年6月発行)
特集 パーキンソン病の理学療法最前線
43巻5号(2009年5月発行)
特集 小児の地域理学療法
43巻4号(2009年4月発行)
特集 理学療法士による起業
43巻3号(2009年3月発行)
特集 不全型脊髄損傷の病態と理学療法
43巻2号(2009年2月発行)
特集 クリニカルリーズニング
43巻1号(2009年1月発行)
特集 大量養成時代に求められる教育
42巻12号(2008年12月発行)
特集 ニューロリハビリテーションと理学療法
42巻11号(2008年11月発行)
特集 がん治療における理学療法の可能性と課題
42巻10号(2008年10月発行)
特集 骨関節疾患の理学療法とバイオメカニクス
42巻9号(2008年9月発行)
特集 褥瘡の予防と治療―理学療法の役割
42巻8号(2008年8月発行)
特集 介護保険下の理学療法
42巻7号(2008年7月発行)
特集 ヘルスプロモーションと理学療法
42巻6号(2008年6月発行)
特集 Stroke Unitと理学療法
42巻5号(2008年5月発行)
特集 アジアの理学療法
42巻4号(2008年4月発行)
特集 認知運動療法の臨床アプローチと効果
42巻3号(2008年3月発行)
特集 WCPT
42巻2号(2008年2月発行)
特集 痛みの病態生理と理学療法
42巻1号(2008年1月発行)
特集 地域リハビリテーションにおける理学療法
41巻12号(2007年12月発行)
特集 大腿骨―整形外科的治療と理学療法
41巻11号(2007年11月発行)
特集 メタボリックシンドロームと理学療法
41巻10号(2007年10月発行)
特集 外来・通所理学療法
41巻9号(2007年9月発行)
特集 理学療法士の卒後教育
41巻8号(2007年8月発行)
特集 病棟理学療法の視点と実践
41巻7号(2007年7月発行)
特集 脳性麻痺児の理学療法
41巻6号(2007年6月発行)
特集 NST(nutrition support team)と理学療法
41巻5号(2007年5月発行)
特集 実践理学療法のエビデンス
41巻4号(2007年4月発行)
特集 慢性期脳卒中者の理学療法
41巻3号(2007年3月発行)
特集 臨床実習の具体的展開
41巻2号(2007年2月発行)
特集 「腰痛症」の要因と理学療法
41巻1号(2007年1月発行)
特集 高齢者の運動療法の効果と限界
40巻12号(2006年12月発行)
特集 末梢循環障害と理学療法
40巻13号(2006年12月発行)
特集 理学療法の展望2006
40巻11号(2006年11月発行)
特集 緩和ケアとしての理学療法
40巻10号(2006年10月発行)
特集 理学療法における運動療法と装具療法の融合
40巻9号(2006年9月発行)
特集 理学療法と連携
40巻8号(2006年8月発行)
特集 歩行練習
40巻7号(2006年7月発行)
特集 認知症へのアプローチ
40巻6号(2006年6月発行)
特集 アスリートのための理学療法
40巻5号(2006年5月発行)
特集 創傷治癒と理学療法
40巻4号(2006年4月発行)
特集 脳卒中治療ガイドラインと理学療法
40巻3号(2006年3月発行)
特集 腰部・下肢関節疾患の理学療法―姿勢・動作の臨床的視点
40巻2号(2006年2月発行)
特集 物理療法の有効性とリスク管理
40巻1号(2006年1月発行)
特集 臨床実習教育
39巻12号(2005年12月発行)
特集 ボディイメージ
39巻11号(2005年11月発行)
特集 精神障害者の理学療法
39巻10号(2005年10月発行)
特集 急性期に必要な薬物療法と理学療法
39巻9号(2005年9月発行)
特集 心臓外科治療の進歩と理学療法
39巻8号(2005年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法を再考する
39巻7号(2005年7月発行)
特集 介護予防動向―理学療法士はどうかかわるのか
39巻6号(2005年6月発行)
特集 介護老人保健施設における理学療法の課題
39巻5号(2005年5月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟における理学療法
39巻4号(2005年4月発行)
特集 脳性麻痺
39巻3号(2005年3月発行)
特集 脳科学からみた理学療法の可能性と限界
39巻2号(2005年2月発行)
特集 実践能力を高めるカリキュラム
39巻1号(2005年1月発行)
特集 高齢者骨折の外科的治療と理学療法
38巻12号(2004年12月発行)
特集 理学療法士の国際協力
38巻11号(2004年11月発行)
特集 認知運動療法の適応と限界
38巻10号(2004年10月発行)
特集 診療報酬
38巻9号(2004年9月発行)
特集 運動療法の基礎
38巻8号(2004年8月発行)
特集 移動動作(分析・介入・介助者への指導)
38巻7号(2004年7月発行)
特集 生活機能向上のための理学療法
38巻6号(2004年6月発行)
特集 ヘルスプロモーション
38巻5号(2004年5月発行)
特集 理学療法モデル
38巻4号(2004年4月発行)
特集 脳血管障害による摂食・嚥下障害の理学療法
38巻3号(2004年3月発行)
特集 物理療法の鎮痛作用
38巻2号(2004年2月発行)
特集 難病の理学療法
38巻1号(2004年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する徒手的運動療法
37巻12号(2003年12月発行)
特集 「注意」の障害に対する理学療法
37巻11号(2003年11月発行)
特集 介護保険対応の理学療法
37巻10号(2003年10月発行)
特集 身体と環境
37巻9号(2003年9月発行)
特集 早期理学療法
37巻8号(2003年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法の展開
37巻7号(2003年7月発行)
特集 物理療法の効果
37巻6号(2003年6月発行)
特集 “活動”水準を高める理学療法士の専門性
37巻5号(2003年5月発行)
特集 こどもの理学療法
37巻4号(2003年4月発行)
特集 理学療法教育施設の自己点検・評価
37巻3号(2003年3月発行)
特集 医療保険・介護保険と理学療法
37巻2号(2003年2月発行)
特集 整形外科疾患のクリティカルパス
37巻1号(2003年1月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の歩行
36巻12号(2002年12月発行)
特集 運動障害がある場合の内部障害への対応
36巻11号(2002年11月発行)
特集 超高齢者の骨・関節疾患の理学療法
36巻10号(2002年10月発行)
特集 医療事故管理
36巻9号(2002年9月発行)
特集 新しい下肢装具
36巻8号(2002年8月発行)
特集 ファシリテーションは今
36巻7号(2002年7月発行)
特集 理学療法専門職の管理・運営とリーダーシップ
36巻6号(2002年6月発行)
特集 低出生体重児の理学療法
36巻5号(2002年5月発行)
特集 高齢者の転倒
36巻4号(2002年4月発行)
特集 バランス障害と理学療法
36巻3号(2002年3月発行)
特集 介護保険制度下のリハビリテーション
36巻2号(2002年2月発行)
特集 理学療法に関わる整形外科の最新知見
36巻1号(2002年1月発行)
特集 臨床現場にいかす障害構造・障害分類
35巻13号(2001年12月発行)
総目次・著者索引 第21巻~第35巻 1987年(昭和62)年~2001(平成13)年
35巻12号(2001年12月発行)
特集 理学療法の効果判定
35巻11号(2001年11月発行)
特集 症例報告
35巻10号(2001年10月発行)
特集 リスクマネジメント
35巻9号(2001年9月発行)
特集 自営理学療法士の活動
35巻8号(2001年8月発行)
特集 病棟理学療法
35巻7号(2001年7月発行)
特集 脊髄損傷―新しい下肢装具の活用
35巻6号(2001年6月発行)
特集 筋力再検討
35巻5号(2001年5月発行)
特集 EBP in Physical Therapy
35巻4号(2001年4月発行)
特集 理学療法におけるパラダイム転換
35巻3号(2001年3月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟
35巻2号(2001年2月発行)
特集 公的介護保険
35巻1号(2001年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する外来運動療法
34巻12号(2000年12月発行)
特集 21世紀の理学療法教育
34巻11号(2000年11月発行)
特集 脳卒中のバランス障害
34巻10号(2000年10月発行)
特集 悪性腫瘍治療の進歩と理学療法
34巻9号(2000年9月発行)
特集 早期理学療法―そのリスクと効果
34巻8号(2000年8月発行)
特集 訪問リハビリテーションの実際
34巻7号(2000年7月発行)
特集 福祉機器の適用基準
34巻6号(2000年6月発行)
特集 精神疾患をもつ患者の理学療法
34巻5号(2000年5月発行)
特集 認知と理学療法
34巻4号(2000年4月発行)
特集 義足―新しい技術と適応
34巻3号(2000年3月発行)
特集 臨床実習の課題と展望
34巻2号(2000年2月発行)
特集 ICUにおける理学療法
34巻1号(2000年1月発行)
特集 理学療法士のアイデンティティー
33巻12号(1999年12月発行)
特集 予後予測
33巻11号(1999年11月発行)
特集 関連領域―代謝疾患と理学療法
33巻10号(1999年10月発行)
特集 小児理学療法の動向
33巻9号(1999年9月発行)
特集 脳科学の進歩と理学療法
33巻8号(1999年8月発行)
特集 中高年者のスポーツ障害
33巻7号(1999年7月発行)
特集 進行性疾患―QOL向上への取り組み
33巻6号(1999年6月発行)
特集 最新・理学療法関連機器
33巻5号(1999年5月発行)
特集 学際的分野での理学療法士の研究活動
33巻4号(1999年4月発行)
特集 嚥下障害/熱傷
33巻3号(1999年3月発行)
特集 上肢帯機能障害と理学療法
33巻2号(1999年2月発行)
特集 最新・バイオフィードバック療法
33巻1号(1999年1月発行)
特集 脳卒中患者の体力
32巻12号(1998年12月発行)
特集 物理療法 今と昔
32巻11号(1998年11月発行)
特集 インフォームド・コンセント
32巻10号(1998年10月発行)
特集 産業理学療法
32巻9号(1998年9月発行)
特集 救急医療と理学療法
32巻8号(1998年8月発行)
特集 認知障害
32巻7号(1998年7月発行)
特集 臨床実習の課題と工夫
32巻6号(1998年6月発行)
特集 身体障害者スポーツ
32巻5号(1998年5月発行)
特集 ケアマネジメント
32巻4号(1998年4月発行)
特集 動作分析
32巻3号(1998年3月発行)
特集 転倒と骨折
32巻2号(1998年2月発行)
特集 合併障害をもつ片麻痺者の理学療法
32巻1号(1998年1月発行)
特集 Welcome to the 13th WCPT Congress
31巻12号(1997年12月発行)
特集 プラトー?
31巻11号(1997年11月発行)
特集 難病と理学療法
31巻10号(1997年10月発行)
特集 ひとり職場の運営
31巻9号(1997年9月発行)
特集 家屋改造とフォローアップ
31巻8号(1997年8月発行)
特集 急性期の理学療法
31巻7号(1997年7月発行)
特集 関連領域―腎障害と運動療法
31巻6号(1997年6月発行)
特集 小児の理学療法
31巻5号(1997年5月発行)
特集 杖・歩行補助具
31巻4号(1997年4月発行)
特集 脳卒中理学療法の効果
31巻3号(1997年3月発行)
特集 チームワーク
31巻2号(1997年2月発行)
特集 4年制大学における理学療法教育
31巻1号(1997年1月発行)
特集 整形外科系運動療法の新展開
30巻13号(1996年12月発行)
総索引・総目次 理学療法と作業療法 第21巻~第22巻(1987年~1988年)/理学療法ジャーナル 第23巻~第30巻(1989年~1996年)
30巻12号(1996年12月発行)
特集 理学療法の展望
30巻11号(1996年11月発行)
特集 特別養護老人ホームにおける理学療法
30巻10号(1996年10月発行)
特集 退院前指導とそのフォローアップ
30巻9号(1996年9月発行)
特集 高次脳機能障害をもつ患者の理学療法
30巻8号(1996年8月発行)
特集 理学療法における基礎研究
30巻7号(1996年7月発行)
特集 地域リハと病院リハの連携―理学療法士の役割
30巻6号(1996年6月発行)
特集 高齢者と運動
30巻5号(1996年5月発行)
特集 姿勢調節
30巻4号(1996年4月発行)
特集 脳卒中における実用歩行訓練
30巻3号(1996年3月発行)
特集 スポーツ外傷
30巻2号(1996年2月発行)
特集 高齢脊髄損傷
30巻1号(1996年1月発行)
Kinetics
29巻12号(1995年12月発行)
特集 廃用症候群と理学療法
29巻11号(1995年11月発行)
特集 病棟訓練
29巻10号(1995年10月発行)
特集 運動コントロールと運動学習
29巻9号(1995年9月発行)
特集 カンファレンスの在り方
29巻8号(1995年8月発行)
特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
29巻7号(1995年7月発行)
特集 関連領域―頭頸部の障害とリハビリテーション
29巻6号(1995年6月発行)
特集 運動発達障害;新生児からのアプローチ
29巻5号(1995年5月発行)
特集 外来理学療法の再検討
29巻4号(1995年4月発行)
特集 脳卒中片麻痺に対する理学療法;15年の変遷
29巻3号(1995年3月発行)
特集 疼痛
29巻2号(1995年2月発行)
特集 Duchenne型筋ジストロフィー
29巻1号(1995年1月発行)
特集 世界は今
28巻12号(1994年12月発行)
特集 脳外傷
28巻11号(1994年11月発行)
特集 Ⅱ.ハンドセラピー
28巻10号(1994年10月発行)
特集 脊髄損傷者の社会参加とQOLの向上
28巻9号(1994年9月発行)
特集 生活関連動作
28巻8号(1994年8月発行)
特集 高齢の整形外科的疾患患者に対する理学療法
28巻7号(1994年7月発行)
特集 臨床実習教育
28巻6号(1994年6月発行)
特集 障害予防
28巻5号(1994年5月発行)
特集 治療を目的とした装具と運動療法
28巻4号(1994年4月発行)
特集 嚥下障害
28巻3号(1994年3月発行)
特集 理学療法業務の見直し
28巻2号(1994年2月発行)
特集 脳卒中リハビリテーションプログラムの各段階に応じた理学療法
28巻1号(1994年1月発行)
特集 理学療法研究の取り組み
27巻12号(1993年12月発行)
特集 脳性麻痺児の生活指導
27巻11号(1993年11月発行)
特集 健康増進と理学療法
27巻10号(1993年10月発行)
特集 呼吸機能障害の理学療法
27巻9号(1993年9月発行)
特集 高次脳機能の最近の話題
27巻8号(1993年8月発行)
特集 整形外科疾患と理学療法
27巻7号(1993年7月発行)
特集 精神障害と理学療法
27巻6号(1993年6月発行)
特集 小児の理学療法
27巻5号(1993年5月発行)
特集 教育
27巻4号(1993年4月発行)
特集 脊髄損傷
27巻3号(1993年3月発行)
特集 障害者と生活指導
27巻2号(1993年2月発行)
特集 脳卒中における廃用・過用・誤用と理学療法
27巻1号(1993年1月発行)
特集 患者の人権
26巻12号(1992年12月発行)
特集 終末期ケアと理学療法
26巻11号(1992年11月発行)
特集 ADLとQOL
26巻10号(1992年10月発行)
特集 中高年脳性麻痺者の問題点
26巻9号(1992年9月発行)
特集 福祉機器
26巻8号(1992年8月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
26巻7号(1992年7月発行)
特集 ゴール設定
26巻6号(1992年6月発行)
特集 整形外科
26巻5号(1992年5月発行)
特集Ⅱ 骨粗鬆症をめぐって
26巻4号(1992年4月発行)
特集 高齢者のスポーツおよびレクリエーション
26巻3号(1992年3月発行)
特集 隣接領域における理学療法教育
26巻2号(1992年2月発行)
特集 内部疾患と理学療法
26巻1号(1992年1月発行)
特集 脳卒中
25巻12号(1991年12月発行)
特集 地域・在宅の理学療法
25巻11号(1991年11月発行)
特集Ⅱ ホームプログラム
25巻10号(1991年10月発行)
特集 理学療法処方をめぐって
25巻9号(1991年9月発行)
特集 痴呆と理学療法
25巻8号(1991年8月発行)
特集 重度障害児の理学療法
25巻7号(1991年7月発行)
特集 Ⅱ.糖尿病と理学療法
25巻6号(1991年6月発行)
特集 日常生活動作(ADL)
25巻5号(1991年5月発行)
特集 整形外科疾患の理学療法
25巻4号(1991年4月発行)
特集 卒後教育
25巻3号(1991年3月発行)
特集 運動療法
25巻2号(1991年2月発行)
特集 体幹機能
25巻1号(1991年1月発行)
特集 脳卒中;回復期以降の理学療法を中心に
24巻12号(1990年12月発行)
特集 いす
24巻11号(1990年11月発行)
特集 整形外科;スポーツ傷害を中心に
24巻10号(1990年10月発行)
特集 地域リハビリテーションにおけるグループ訓練
24巻9号(1990年9月発行)
特集 診療報酬
24巻8号(1990年8月発行)
特集 ハイリスク・体力消耗状態
24巻7号(1990年7月発行)
特集 起居動作
24巻6号(1990年6月発行)
特集 脳性麻痺児の発達過程と理学療法
24巻5号(1990年5月発行)
特集 急性期の理学療法
24巻4号(1990年4月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
24巻3号(1990年3月発行)
特集 苦労した症例報告集
24巻2号(1990年2月発行)
特集 履物
24巻1号(1990年1月発行)
特集 脳血管障害
23巻12号(1989年12月発行)
特集 整形外科
23巻11号(1989年11月発行)
特集 筋力増強
23巻10号(1989年10月発行)
特集 下肢切断の理学療法
23巻9号(1989年9月発行)
特集 筋萎縮性疾患
23巻8号(1989年8月発行)
特集 医療事故
23巻7号(1989年7月発行)
特集 脳性麻痺の理学療法と手術および装具療法
23巻6号(1989年6月発行)
特集 通所・訪問リハビリテーションの技術
23巻5号(1989年5月発行)
特集 先天性疾患
23巻4号(1989年4月発行)
特集 拘縮
23巻3号(1989年3月発行)
特集 卒後教育(含新人教育)
23巻2号(1989年2月発行)
特集 不全四肢麻痺;高齢者を中心に
23巻1号(1989年1月発行)
特集 理学療法の展望