文献詳細
文献概要
特集 スポーツと理学療法 高齢者・身体障害者のスポーツ参加と理学療法
2.身体障害を有する対象者のスポーツ参加と理学療法士サポート
著者: 門田正久1
所属機関: 1飛翔会グループ株式会社ケアウイング
ページ範囲:P.609 - P.613
文献購入ページに移動はじめに
近年,国民の間ではスポーツが盛んになってきており,ヨガや水泳などの屋内型スポーツやジョギング,ウォーキングといった手軽な屋外型スポーツの参加者が増加の一途をたどっている.
それに伴い,日々の理学療法士が携わる業務の中では,スポーツ愛好家からアスリートまで,またジュニアスポーツなど健常者を中心とした業務も多くなってきていることと思われる.その対象者は,障害の有無に関わらず,また年齢にも性別にも関係なくスポーツを楽しむことができる人たちで,スポーツ活動の目的も,健康づくりから本格的な競技まで様々である.
本稿で紹介する身体障害を有する対象者のスポーツ参加は,まさしく理学療法士が一番接点をもてる領域の1つである.理学療法士として担当した身体障害をもつ方と何かしらスポーツについて話したり,あるいは本格的にサポートしたりしている理学療法士は大勢いるはずである.筆者自身は現在,主として障害者の競技スポーツを中心に関わっているが,本稿を通して障害者スポーツとの関わりの経験がない理学療法士の方々に興味をもっていただければ幸いである.
近年,国民の間ではスポーツが盛んになってきており,ヨガや水泳などの屋内型スポーツやジョギング,ウォーキングといった手軽な屋外型スポーツの参加者が増加の一途をたどっている.
それに伴い,日々の理学療法士が携わる業務の中では,スポーツ愛好家からアスリートまで,またジュニアスポーツなど健常者を中心とした業務も多くなってきていることと思われる.その対象者は,障害の有無に関わらず,また年齢にも性別にも関係なくスポーツを楽しむことができる人たちで,スポーツ活動の目的も,健康づくりから本格的な競技まで様々である.
本稿で紹介する身体障害を有する対象者のスポーツ参加は,まさしく理学療法士が一番接点をもてる領域の1つである.理学療法士として担当した身体障害をもつ方と何かしらスポーツについて話したり,あるいは本格的にサポートしたりしている理学療法士は大勢いるはずである.筆者自身は現在,主として障害者の競技スポーツを中心に関わっているが,本稿を通して障害者スポーツとの関わりの経験がない理学療法士の方々に興味をもっていただければ幸いである.
参考文献
1)日本障害者スポーツ協会編:障害者スポーツ指導教本,ぎょうせい,2012
2)陶山哲夫:障害者スポーツの最近の動向.理学療法科学 21:99-106,2006
3)佐久間肇:障害者における生活習慣病の実態.臨床リハ 14:792-797,2005
4)日本障害者スポーツ協会:日本障害者スポーツ協会調査報告書,2003
5)第21回日本障害者スポーツ学会講演論文集,2012
掲載誌情報