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理学療法臨床のコツ・31
脳血管障害に対する理学療法のコツ・4―誤嚥予防のコツ
著者: 吉田剛1
所属機関: 1高崎健康福祉大学保健医療学部理学療法学科
ページ範囲:P.854 - P.856
文献購入ページに移動はじめに
脳卒中による嚥下障害は,唾液誤嚥による誤嚥性肺炎がリハビリテーション阻害因子となり,その後も栄養摂取方法の限定などQOL(quality of life)にも大きな影響を与える.理学療法士は,誤嚥性肺炎に対する呼吸理学療法を行うだけでなく,誤嚥予防のための理学療法に関する知識を身につけ対応したい.
脳卒中による嚥下障害は,唾液誤嚥による誤嚥性肺炎がリハビリテーション阻害因子となり,その後も栄養摂取方法の限定などQOL(quality of life)にも大きな影響を与える.理学療法士は,誤嚥性肺炎に対する呼吸理学療法を行うだけでなく,誤嚥予防のための理学療法に関する知識を身につけ対応したい.
参考文献
1)Splaingard ML, et al:Aspiration in rehabilitation patients:Videofluoroscopy vs bedside clinical assessment. Arch Phys Med Rehabil 69:637-640, 1988
2)吉田 剛,他:脳血管障害による摂食・嚥下障害の評価と理学療法.PTジャーナル38:259-268,2004
3)吉田 剛:噛むことや飲み込むことがうまくできないときにはどうしたらよいか.潮見泰藏(編):脳卒中に対する標準的理学療法介入,pp118-133,文光堂,2007
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