icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル47巻11号

2013年11月発行

文献概要

講座 産業衛生・2

産業衛生領域における健診・保健指導の取り組み―人間の一生を守る健康診断・保健指導

著者: 荒木田美香子1

所属機関: 1国際医療福祉大学小田原保健医療学部看護学科

ページ範囲:P.1023 - P.1031

文献購入ページに移動
 産業保健は,公衆衛生のなかでも働く人の健康を維持・向上することを目的として活動している.産業保健が関与する年代は主に15~64歳の生産年齢人口である.この年代は約8,017万5,000人,日本の人口の62.9%を占めている.その具体的な方法の一つに健康診断や保健指導がある.

 本稿では健康を守る仕組みである健康診断や保健指導について,人のライフステージに沿ってその目的や具体的役割を概観しながら,産業保健における理学療法士の関与や寄与を考えてみたい.

参考文献

1)厚生労働省:母性健康管理指導事項連絡カードの活用について http://www2.mhlw.go.jp/topics/seido/josei/hourei/20000401-25-1.htm(2013年8月31日閲覧)
2)厚生労働省:介護予防マニュアル(改訂版平成24年3月) http://www.mhlw.go.jp/topics/2009/05/tp0501-1.html(2013年8月31日閲覧)
3)全国ハイヤー・タクシー連合会:タクシー事業の現状,2010 http://www.taxi-japan.or.jp/content/?p=article & c=113 & a=9(2013年8月31日閲覧)
4)総務省統計局・政策統括官・統計研修所:平成23年労働力調査年報 http://www.stat.go.jp/data/roudou/report/2011/(2013年8月31日閲覧)
5)山下未来,他:Presenteeismの概念分析及び本邦における活用可能性.産業衛生学雑誌48:201-213,2006
6)Wada K, et al:The Economic Impact of Loss of Performance Due to Absenteeism and Presenteeism Caused by Depressive Symptoms and Comorbid Health Conditions among Japanese Workers. Ind Health, Epub ahead of print, 2013
7)厚生労働省.医療制度改革に関する情報 特定健康診査・特定保健指導に関するもの http://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info02a.html(2013年8月31日閲覧)
8)厚生労働省:特定健診・保健指導について http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/seikatsu/index.html(2013年8月31日閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?