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講座 産業衛生・2
産業衛生領域における健診・保健指導の取り組み―人間の一生を守る健康診断・保健指導
著者: 荒木田美香子1
所属機関: 1国際医療福祉大学小田原保健医療学部看護学科
ページ範囲:P.1023 - P.1031
文献購入ページに移動 産業保健は,公衆衛生のなかでも働く人の健康を維持・向上することを目的として活動している.産業保健が関与する年代は主に15~64歳の生産年齢人口である.この年代は約8,017万5,000人,日本の人口の62.9%を占めている.その具体的な方法の一つに健康診断や保健指導がある.
本稿では健康を守る仕組みである健康診断や保健指導について,人のライフステージに沿ってその目的や具体的役割を概観しながら,産業保健における理学療法士の関与や寄与を考えてみたい.
本稿では健康を守る仕組みである健康診断や保健指導について,人のライフステージに沿ってその目的や具体的役割を概観しながら,産業保健における理学療法士の関与や寄与を考えてみたい.
参考文献
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3)全国ハイヤー・タクシー連合会:タクシー事業の現状,2010 http://www.taxi-japan.or.jp/content/?p=article & c=113 & a=9(2013年8月31日閲覧)
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5)山下未来,他:Presenteeismの概念分析及び本邦における活用可能性.産業衛生学雑誌48:201-213,2006
6)Wada K, et al:The Economic Impact of Loss of Performance Due to Absenteeism and Presenteeism Caused by Depressive Symptoms and Comorbid Health Conditions among Japanese Workers. Ind Health, Epub ahead of print, 2013
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8)厚生労働省:特定健診・保健指導について http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/seikatsu/index.html(2013年8月31日閲覧)
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