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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル47巻12号

2013年12月発行

文献概要

1ページ講座 医療器具を知る

心臓ペースメーカー

著者: 柳英利1

所属機関: 1新座志木中央総合病院リハビリテーション科

ページ範囲:P.1106 - P.1106

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 心内膜リードにおいて,Active fixationには先端がスクリューのscrew-in lead,Passive fixationには先端がひげ状の突起物のtined lead,ひれ状の突起物のfinned leadがある(図).

 心内膜リードは鎖骨下静脈,橈側皮静脈などの静脈から挿入し,右心房の右心耳,右心室の心尖部などに留置する(図).最近では肋鎖靱帯によるリードのストレスを減らすために胸郭外穿刺を行うことがある.挿入方法は,静脈内に細い管のようなものを刺し込み,その管を通してリードを挿入する静脈穿刺法,静脈を切開して中にリードを直接挿入する静脈切開法がある.

参考文献

1)野原隆司,他:心血管疾患におけるリハビリテーションに関するガイドライン(2012年改訂版),2012 http://square.umin.ac.jp/jacr/link/doc/JCS2012_nohara_h20130822.pdf(2013年10月31日閲覧)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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