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1ページ講座 医療器具を知る
中心静脈カテーテル
著者: 嶋先晃1 水上由紀2
所属機関: 1市立砺波総合病院総合リハビリテーションセンター 2市立砺波総合病院看護部
ページ範囲:P.148 - P.148
文献購入ページに移動中心静脈カテーテル(CVC:central venous catheter)は,中心静脈に留置する専用のカテーテルである.中心静脈は体内で最も太く血液量の多い静脈で,高濃度の薬剤や高カロリーの輸液を安定的・継続的に投与するのに適している.また,カテーテルを通じ中心静脈圧(central venous pressure:CVP)を測定することで,循環血液量や前負荷の把握に役立つ.日本では中心静脈栄養法をIVH(intravenous hyperalimentation)と表現することもあるが,海外ではTPN(total parenteral nutrition)が一般的な呼称である.
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