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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル47巻3号

2013年03月発行

文献概要

特集 関節リウマチの最新治療と理学療法

関節リウマチに対する整形外科的治療の最新知見

著者: 仲村一郎1 竹中みずほ2 竹中弘行2

所属機関: 1湯河原厚生年金病院リウマチ科 2湯河原厚生年金病院リハビリテーション室

ページ範囲:P.191 - P.199

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関節リウマチにおける手術療法の基本的考え方

 リウマチ手術の対象となる部位は上肢・下肢・脊椎の3つ,リウマチに対する手術術式も関節固定術,人工関節手術,関節形成・滑膜切除術の3つである.つまりリウマチ手術は決して複雑なものではなく,「3つの部位に3つの選択肢」という極めて単純な図式にまとめることができる(表1).

 関節固定術とは関節の動きを犠牲にして痛みをとりかつ支持性を得る手術である.ひとたび関節(骨)癒合が得られればその効果は生涯持続し,再手術の必要がないという利点もある.短所は骨癒合まで期間を要すること(約10週間)である.

参考文献

1)厚生労働省研究班:関節リウマチの診療マニュアル,日本リウマチ財団,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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