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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル47巻3号

2013年03月発行

文献概要

入門講座 統計学入門・3

多群の比較

著者: 対馬栄輝1

所属機関: 1弘前大学医学部保健学科

ページ範囲:P.227 - P.235

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はじめに

 分散分析(analysis of variance;ANOVAと略すことが多い)は,3つ以上の標本または変数の平均差の検定であり,実験のデザインによってはさらに多くの手法に細分化される.関連した手法として,多重比較法という手法もある.

 分散分析はFisher RAにより確立された手法で,数理的には2標本または2変数の平均差を検定するt検定はもちろんのこと,回帰分析とも同一である.本稿では,分散分析の中でも,理学療法の研究において頻繁に用いられる手法に限って解説する.

参考文献

1)弘前大学ホームページより「Rについて」 http://www.hs.hirosaki-u.ac.jp/~pteiki/research/stat/S/(2012年12月20日アクセス)
2)対馬栄輝:理学療法の研究における多重比較法の適用について.東北理学療法学13:30-37,2001
3)永田 靖,他:統計的多重比較法の基礎,サイエンティスト社,1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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