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学会印象記
―第28回日本義肢装具学会―義肢装具・支援機器がシステムとして発展していくために
著者: 永冨史子1
所属機関: 1川崎医科大学附属川崎病院リハビリテーションセンター
ページ範囲:P.238 - P.239
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2012年11月10日(土)・11日(日)の2日間,第28回日本義肢装具学会学術大会(以下,本学会)が愛知県の名古屋国際会議場において開催された.特別講演と口述発表は5会場で,ポスター発表と企業展示は展示ホールを2つに区切って行われた.発表演題数は206題(口述140題,ポスター66題)にのぼり,参加者は1,843名と,大変な盛会であった.
学会テーマは「システムとしての義肢装具・支援機器」であった.義肢装具・支援機器は,医療とコラボレーションさせた「システム」であるべきこと,また病院から在宅という異なる環境を通じ適切に提供され,暮らしを再構築していく「システム」であること,さらに専門職やユーザーも「システム」の重要な構成要素であることなど,義肢装具・支援機器の臨床応用は複数の「システム」からなると解釈できた.本学会ではプログラム全体として一貫してこのテーマを表現しており,義肢装具を多面的に考え,学ぶ構成となっていた.
2012年11月10日(土)・11日(日)の2日間,第28回日本義肢装具学会学術大会(以下,本学会)が愛知県の名古屋国際会議場において開催された.特別講演と口述発表は5会場で,ポスター発表と企業展示は展示ホールを2つに区切って行われた.発表演題数は206題(口述140題,ポスター66題)にのぼり,参加者は1,843名と,大変な盛会であった.
学会テーマは「システムとしての義肢装具・支援機器」であった.義肢装具・支援機器は,医療とコラボレーションさせた「システム」であるべきこと,また病院から在宅という異なる環境を通じ適切に提供され,暮らしを再構築していく「システム」であること,さらに専門職やユーザーも「システム」の重要な構成要素であることなど,義肢装具・支援機器の臨床応用は複数の「システム」からなると解釈できた.本学会ではプログラム全体として一貫してこのテーマを表現しており,義肢装具を多面的に考え,学ぶ構成となっていた.
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