理学療法ジャーナル47巻5号

2013年05月発行

特集 医療系教育における臨床実習の現状と展望 臨床実習への期待と要望

3．理学療法士と医師養成の学生を経験した立場から

著者： 渡会昌広¹

所属機関： ¹湘南藤沢徳洲会病院

ページ範囲：P.403 - P.404

　私は8年間理学療法士として民間病院に勤務していたときに，臨床実習指導者を経験した．何をどのように教えるかは各指導者に大部分が任されていて，手探りで指導項目等を作成していたことを覚えている．その後，医学部に学士編入し，自らが再び臨床実習を受ける立場となった．本稿では，再び学生となった臨床実習の感想と，それを理学療法の臨床実習へ応用できると感じた点について私見を述べたい．

参考文献

1）牛場大蔵：創刊にあたって．医学教育1：1，1970

2）Ende J：Feedback in clinical medical education. JAMA 250：777-781, 1983

3）Hewson MG, et al：Giving feedback in medical education：verification of recommended techniques. J Gen Intern Med 13：111-116, 1998

4）Neher JO, et al：The one-minute preceptor：shaping the teaching conversation. Fam Med 35：391-393, 2003