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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル47巻5号

2013年05月発行

文献概要

1ページ講座 医療器具を知る

経腸栄養2:胃瘻・食道瘻

著者: 笹沼直樹1

所属機関: 1兵庫医科大学病院リハビリテーション部

ページ範囲:P.428 - P.428

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●基本的な構成(図)

 胃瘻(食道瘻)とは胃壁(食道壁)と腹壁(胸壁)を貫いた瘻孔のことを指す.その瘻孔からチューブを挿入し胃内腔(食道内腔)に到達させ,チューブを経由した栄養摂取を行う.胃瘻の造設にはPEG(percutaneous endoscopic gastrostomy:経皮内視鏡的胃瘻造設術)が用いられ,食道瘻の造設にはPTEG(percutaneous trans-esophageal gastro-tubing:経皮経食道胃管挿入術)が用いられる.PTEGは出血傾向が強い場合,胃全摘出術後,多量腹水の症例などに適用される.PEGは内視鏡を用いて胃壁と腹壁を癒着させ,胃に瘻孔を作る手技である.

参考文献

1)Campoli PM:Assessment of safety and feasibility of a new technical variant of gastropexy for percutaneous endoscopic gastrostomy:an experience with 435 cases. BMC Gastroenterol 29:722-726, 2009

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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