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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル47巻8号

2013年08月発行

文献概要

1ページ講座 医療器具を知る

胸腔ドレーン

著者: 小幡賢吾13 渡辺洋一23

所属機関: 1岡山赤十字病院リハビリテーション科 2岡山赤十字病院呼吸器内科 3岡山赤十字病院気胸センター

ページ範囲:P.725 - P.725

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●胸腔ドレーンとは

 胸腔ドレーンは,胸腔ドレナージで用いられるチェストチューブのことである.胸腔ドレナージは他のドレナージと違い,空気と液体の両方が対象となる.適応は貯留した液体や気体が多量,もしくは持続的に発生する場合で,① 気胸,② 胸水(血胸,膿胸など),③ 開胸手術後などが挙げられる.胸腔ドレナージの目的は,胸腔ドレーンを用い胸腔内に貯留した空気,液体(血液,体液,膿など)を排出させることにより,肺実質を再膨張させ換気の改善を行うことである.

参考文献

1)中島 誠:救急・集中治療現場で使用されるドレーンの基本.Emergency Care 20:466-474,2007

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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