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特集 在宅理学療法の可能性を探る
在宅医療における理学療法の可能性
著者: 平原佐斗司1
所属機関: 1東京ふれあい医療生活協同組合梶原診療所在宅サポートセンター
ページ範囲:P.767 - P.773
文献購入ページに移動21世紀前半を示すキーワード
21世紀前半の日本の医療・福祉の方向性を示すキーワードがある.超高齢社会,需要爆発,そして多死社会である.
日本は2007年に超高齢社会に突入したが,本当の意味で社会が急速に老いていくのはその後の20年である.21世紀最初の約20年で後期高齢者数は倍増し,その後30年間その数は維持される.
21世紀前半の日本の医療・福祉の方向性を示すキーワードがある.超高齢社会,需要爆発,そして多死社会である.
日本は2007年に超高齢社会に突入したが,本当の意味で社会が急速に老いていくのはその後の20年である.21世紀最初の約20年で後期高齢者数は倍増し,その後30年間その数は維持される.
参考文献
1)コラム 人口転換理論 平成16年版 少子化社会白書(全体版) http://www8.cao.go.jp/shoushi/whitepaper/w-2004/html-h/html/g1630030.html(2013年6月30日閲覧)
2)Gill TM, et al:Trajectories of disability in the last year of life. N Engl J Med 362:1173-1180, 2010
3)Akiyama H, et al:アメリカ老年学会2008年年次大会,2008
4)地域包括ケア研究会:地域包括ケア研究会報告書,2011 http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kinkyukoyou/suisinteam/TF/kaigo_dai1/siryou8.pdf(2013年6月30日閲覧)
5)World Health Organization:World report on disability(障害に関する世界報告書) http://www.who.int/disabilities/world_report/2011/en/index.html(2013年6月30日閲覧)
6)猪飼周平:病院の世紀の理論―日本の医療を理論的・歴史的に解明する,有斐閣,2010
7)猪飼周平:地域包括ケアの社会理論への課題―健康概念の転換期におけるヘルスケア政策.社会政策2:21-38,2011
8)平原佐斗司:在宅医療.井部俊子,他(編):在宅医療辞典,p112,中央法規出版,2009
9)辻 哲也:緩和ケアにおけるリハビリテーションの概要,緩和ケアのリハビリテーション http://www.lpc.or.jp/reha/pdf/Chapter7.pdf(2013年6月30日閲覧)
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