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―道免和久(編集)―「脳卒中機能評価・予後予測マニュアル」 フリーアクセス
著者: 市橋則明1
所属機関: 1京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻臨床バイオメカニクス研究室
ページ範囲:P.48 - P.48
文献購入ページに移動理学療法や作業療法評価におけるゴール設定の重要性は誰もが認めるところであるが,理学療法士や作業療法士は何を根拠にゴール設定をしているのであろうか? 自分が評価した結果から患者のゴールを導き出すためには,必ず予後予測を行う必要があるが,多くの場合は過去の経験からのみゴールを設定し,そのゴールが正しかったかどうか(治療が正しかったのかどうか)の吟味さえされない.これでは理学療法や作業療法の発展など考えられない.
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