icon fsr

文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル48巻1号

2014年01月発行

文献概要

甃のうへ・第11回

歴史好き理学療法士の独り言

著者: 須藤恵理子1

所属機関: 1秋田県立リハビリテーション・精神医療センター

ページ範囲:P.56 - P.56

文献購入ページに移動
 歴女と胸を張ることはできないが,歴史好きなほうである.10代か20代のころ,何かで読んで印象に残っている言葉に「なにせうぞ くすんで 一期は夢よ ただ狂へ」がある.閑吟集(1585年に成立した,室町時代に民衆の間で流行した歌謡集)の一節らしい.「何になるだろう,まじめくさってみたところで,どうせ,一生は夢のように儚いものだ.ただ,狂えばいい」が直訳になるのだろう.「狂う」をどう解釈するかだが,読んだころからやりたいことをやったらいいと理解していた.

 もう一つ.「おもしろき こともなき世を おもしろく」.こちらは幕末の高杉晋作の辞世の句とか.本人の意図はおいといて「日々の生活がおもしろくないのなら,それをおもしろくしてやろう」と解釈している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?