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1ページ講座 最近の患者会・家族会の活動
全国脊髄損傷者連合会
著者: 妻屋明1
所属機関: 1公益社団法人全国脊髄損傷者連合会
ページ範囲:P.1064 - P.1064
文献購入ページに移動●設立の経緯
労働災害で重度の障害を負い,車椅子生活を余儀なくされているにもかかわらず,少ない一時金で済まされてしまうなど,脊髄損傷者にとって生涯にわたる生活を保障する年金制度はなかった.このような状況を打開するため,終身年金補償制度を求めて,全国の労災病院に入院している脊髄損傷患者(主に車椅子使用者)に全国組織の結成を呼びかけ,全国脊髄損傷患者寮友会が発足した.その後,国に対して陳情,請願など組織を挙げてさまざまな要求運動が始まり,脊髄損傷者の労災年金制度を勝ちとったのをはじめ,さまざまな成果を上げ現在に至っている.2002年にそれまでの任意団体から社団法人全国脊髄損傷者連合会となり,2014年4月1日付で公益社団法人全国脊髄損傷者連合会へ移行した.
労働災害で重度の障害を負い,車椅子生活を余儀なくされているにもかかわらず,少ない一時金で済まされてしまうなど,脊髄損傷者にとって生涯にわたる生活を保障する年金制度はなかった.このような状況を打開するため,終身年金補償制度を求めて,全国の労災病院に入院している脊髄損傷患者(主に車椅子使用者)に全国組織の結成を呼びかけ,全国脊髄損傷患者寮友会が発足した.その後,国に対して陳情,請願など組織を挙げてさまざまな要求運動が始まり,脊髄損傷者の労災年金制度を勝ちとったのをはじめ,さまざまな成果を上げ現在に至っている.2002年にそれまでの任意団体から社団法人全国脊髄損傷者連合会となり,2014年4月1日付で公益社団法人全国脊髄損傷者連合会へ移行した.
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