近年,抑うつ,心的外傷後ストレス障害(post traumatic stress disorder:PTSD),慢性疼痛などへの治療戦略として認知行動療法が注目されてきている.最近ではさらに,脳損傷例への適応報告も散見される.しかしながら,理学療法領域においてはその適応,具体的アプローチの方法,効果と限界についての知識は十分ではない.そこで,本特集では本誌初登場の企画として「認知行動療法」の基本的理解を得るための解説をお願いした.
雑誌目次
理学療法ジャーナル48巻12号
2014年12月発行
雑誌目次
特集 認知行動療法
認知行動療法の基礎と展望
著者: 大野裕
ページ範囲:P.1093 - P.1098
はじめに—認知行動療法の歴史的背景
認知療法・認知行動療法(以下,認知行動療法)とは,認知のあり方に働きかけて情緒状態を変化させることを目的とした短期の構造化された精神療法であり,うつ病やパニック障害をはじめとする精神疾患の治療に効果的であることが明らかにされているだけでなく,身体疾患に伴う心理的負荷や日常のストレスを緩和するアプローチとしても有用であることが示されている1〜3).
認知行動療法の基礎となる考え方である,人間が現実世界をありのままにではなくその人なりのフィルターを通して受け取っているという考え方は,ギリシア時代のストア学派がすでに指摘していることである.私たちはそれぞれ,自分を取り巻く世界からの情報を,そして自分の内部から発せられる刺激を選択的に知覚し,必要な場合には,過去の記憶も参考にしながら判断を下し,将来を予測する.またこの体験は,短期記憶として,さらには長期記憶として保存され,必要に応じて呼び出されることになる.
こうした情報処理は,通常はほとんど意識されることなく適応的に行われているが,精神的に不調になると,それが思うように進まなくなる.そのことに注目したのが認知行動療法の創始者のBeck, A. T. である.うつ病の患者は,「集中できないし,物覚えも悪くなった.だから自分はダメな人間だ」(自分に対する否定的な考え),「自分は何一つおもしろい話もできなくて,こんな人間とつきあいたいと思う人なんていないだろう」(周囲に対する否定的な考え),「このつらい気持ちは一生続いて絶対に楽になんてならない」(将来に対する否定的な考え)といった考えに支配されている.この自己,世界(周囲),将来の3領域における悲観的な認知を,Beck, A. T. は,抑うつ状態に特徴的な否定的認知の3徴候(negative cognitive triad)と呼び,このように歪曲された認知過程/思考過程(distorted cognition/thinking)に注目することによって精神疾患の治療が効果的に行えることを明らかにした.
Beck, A. T. は,患者が自分の意識のなかにつくり出している患者なりの現実に焦点をあてて,それを修正することで抑うつ患者を治療することを考えた.そして,これまでの伝統的な治療法の長所を巧みに取り入れて統合的精神療法に仕上げていった.
例えば,患者の状態像を現象的に把握し,問題点を整理する場合には,伝統的な精神神経医学の記述論的視点を重視する.治療関係を形成し,維持していくうえでは,Rogersのクライエント中心療法などいわゆるヒューマニスティックな態度をとる.つまり,患者の持っている力を信じ,患者のありのままを温かく取り入れるのである.さらに,認知の歪みを同定し修正していく段階では,精神分析的な手法を用いる.特に,前意識(もしくは無意識)を意識化することによって患者の自分自身に対する理解を深めるいわゆる「局所論モデル」や,繰り返される特徴的な行動に焦点をあてて心的理解を深める「反復強迫」などの概念が認知行動療法モデルに影響を与えている.また,抑うつ患者の引きこもり傾向を,行動を通して打破していく段階では,さまざまな行動療法技法が用いられる.例えばそれは,段階的な行動課題の設定(graded task assignment)や日常の行動計画(daily activity schedule),系統的脱感作,漸進的弛緩法などである.
脳損傷例に対する認知行動療法
著者: 大嶋伸雄 , 中本久之 , 高山大輔 , 小原朋晃 , 下岡隆之
ページ範囲:P.1099 - P.1109
はじめに
脳損傷患者のリハビリテーションにおける課題の多くは運動機能主体の問題点に帰結しがちであるが,実際の臨床場面では意識レベルから知的水準,そして意欲につながる患者の認知機能全般の回復に成否がかかっている場合が多い1).患者は“経験のない新しい知覚・感覚と身体図式”を分析〜解釈しながら,麻痺や感覚障害を伴う“新しい身体”をコントロールし,“慣れているはずの動作”を遂行するという錯綜課題を,しかもまだ混乱した意識水準のなかで再構築しなければならない複合課題の状況下にあると言える.つまり,多重の障害を持つ身体を駆使して目標課題を遂行するため,同時に反作用としていくつかの“挫折感”や“自己効力感の低下”という負の連鎖が患者自身を追い詰める状況にあり,突然,感覚的に異常な世界の住人となった患者が安定した心理状態に至るまで,ある程度の時間とケアが必要になる2,3,4).
こうした患者心理は,表面的には仮面様顔貌のような反応でしか答えないため,なかなか読み取れないが,実際には多くの葛藤を抱えている2,3).その状態を放置したり,うつ症状を見逃したうえでさらに,トレーニング時に叱咤激励することなど常識ではあり得ないが,現実的にそうした状況がまったく把握されていない.また,患者—セラピスト間関係において,入院で“患者役割”に徹する患者と,患者心理をあまり考慮しない身体優先のトレーニング方法にもこうしたトラブルの原因があると思われる5,6).
本稿では,そうした脳卒中患者の心理と,これまでにそうした視点・観点を持ち得なかったセラピストの課題や問題点に焦点をあて,認知行動療法(cognitive behavioral therapy:CBT)を応用した新しい患者—セラピスト間関係とそのトレーニング方法について言及したい.
なお本稿では,アプローチの方法が若干異なる外傷性脳損傷については省略し,脳卒中患者に対するCBTアプローチを主体に構成した.
慢性疼痛に対する認知行動療法
著者: 中島恵子
ページ範囲:P.1111 - P.1117
はじめに
リハビリテーション医療は,神経・筋・骨格系の運動障害を主な治療対象とするが,機能障害の診断,評価項目は,成長,発達,高次脳機能障害,排泄障害など多岐にわたっているため,機能障害から派生する能力低下,社会的不利の把握は重要である.治療は,機能障害の回復はもとより,機能障害による生活あるいは社会への不適応状態を改善し自立をめざすことにある.そのため,リハビリテーション医療は,身体障害への評価・トレーニングと心理・社会的障害への評価・トレーニングを同時に行うチーム医療である.
病気や事故などの後遺症(障害など)から,これまでの人生の基盤となっていたさまざまな事柄を失うことによって生じる感情は多様である.「回復への願望」「挫折感」「閉塞感」「失望感」「不安感」「抑うつ感」「恐怖感」などの感情は,セルフエスティーム(自分の存在価値)を低下させることがある.このような心理・社会的障害には,適切な評価に基づく早期からの治療介入が必要である.
子供に対する認知行動療法
著者: 川端康雄 , 元村直靖
ページ範囲:P.1119 - P.1126
はじめに
1970年代の心理学的な理解では,子供にはうつ病をはじめとした気分障害を経験し得るだけの発達学的,心理学的な構造を持たないため,うつ病は存在しないと考えられていた1).そのため,気分障害は青年期以降の疾患として理解され,仮にそのような症状があったとしても,子供への認知的な介入は認知発達を必要とするため,効果は期待されておらず,実践報告は少なかった.しかし,1990年代後半にはさまざまな実証的効果研究により,認知行動療法(cognitive behavioral therapy:CBT)が子供のさまざまな症状や問題行動に有効であることが報告され,現在では最も効果的な介入法として各ガイドラインで広く推奨されるようになった2).
小児期に不安やうつなどの精神症状を形成したり,トラウマを経験したりすると,成人になって症状や問題が遷延化,複雑化するリスクが高まることが知られており,この時期からの適切なケアと予防を行うことは,成人における精神疾患の予防や治療を考えるうえでもきわめて重要であると思われる.成人の不安障害患者に対する後ろ向き研究では,不安症状を呈している患者の約50〜80%が児童期から既に不安障害を有していたという報告がある3,4).
子供はさまざまな出来事を経験するなかで試行錯誤的な学習を繰り返すことにより,出来事についてさまざまな予測を立てることができるようになり,その結果,固有の考え方のスタイルを構築すると考えられている.まだ独自の考え方のスタイルを十分に構築していない子供への介入は,成人と比較して効率的であると考えられる.そこで本稿では子供の心理的問題や認知的特性に触れ,CBTの各技法について解説したうえで,その実践例について紹介することとする.
がん医療における認知行動療法
著者: 上田淳子
ページ範囲:P.1127 - P.1133
はじめに
がん患者・サバイバーに対する認知行動療法の場合には,広義の認知行動療法(ストレス・マネジメント技法やリラクセーション技法といったさまざまな認知・行動技法を含む認知行動療法的アプローチ)とBeck, A.T.の古典的行動理論に基づいた狭義の認知行動療法(認知再構成と行動活性の双方が含まれ,一般的には6セッション以上実施される)に区別される.広義・狭義ともに認知行動療法は,がん患者が抱えるさまざまな身体・精神症状(例えば,倦怠感,睡眠障害,疼痛,食欲低下,嘔気・嘔吐,呼吸困難・息切れ,不安,抑うつ)に対して有効であることが報告されている.
本稿では,がん患者の身体・精神症状に対する広義・狭義の認知行動療法の効果についてレビューし,実践例を提示しながら,がん医療における認知行動療法の実際を紹介する.さらに,集学的治療(多職種チーム医療)が求められるがん医療において認知行動療法が果たす役割や課題についても論じる.
とびら
目標を決めて,新しい1年にチャレンジ!!
著者: 久保雅昭
ページ範囲:P.1089 - P.1089
年末となり,今年の反省と来年の目標を考えている人も多いと思います.
先日,渡辺知子一座のコンサートを聴く機会があり,エネルギーに満ち溢れたステージに大変感動しました.渡辺知子一座とは障害者とその介助者で構成される音楽グループで,「生きることの素晴らしさ,命の大切さを知ってほしい」というメッセージをコンサートで伝えてくれます.渡辺座長はコンサートのMCで目標設定の話題として,「入院中のリハビリテーション室の話」をされ,私には大変勉強になりました.渡辺座長は,隣にいた患者さんから「リハビリテーションを行ううえで,目標を持つことはどんな薬よりも効果がある」と聞き,その患者さんの取り組む姿勢に感動し,自分でも目標に向かって取り組んだ結果,ステージに復帰することができたそうです.その患者さんの目標とは孫と手をつないで歩くこと.そして,渡辺座長よりも早く退院され,お孫さんと手をつないでお見舞いに来てくれたそうです.
講座 脳・4
小脳の神経回路
著者: 筧慎治 , 石川享宏
ページ範囲:P.1135 - P.1143
はじめに
小脳は,運動制御および運動学習に重要な役割を果たしている.この古典的小脳像は,実験動物を対象にした厖大な基礎研究や,100年以上にわたる小脳疾患患者でのさらに厖大な臨床観察に基づく揺るぎないものである.しかし,議論の余地がないのはここまでである.運動制御や運動学習はきわめて広い概念である.小脳とよく対比される基底核も,運動制御と運動学習に重要な役割を果たしている点で変わりはない.そこで「小脳が運動制御や運動学習のどのような側面に,どのように関わっているのか?」さらに「それがどのような神経回路のメカニズムで実現されているのか?」という,より具体的な機能的問題に踏み込むと,定説と呼べるものがないのが現状である.
一方,小脳を神経解剖学的な入力・出力関係に基づいて,前庭小脳,脊髄小脳,そして大脳小脳という3つの領域に分ける古典的区分に関しては,最新の神経解剖学的研究によるさらなる裏付けが得られており,小脳の基本構造としてかなり確かな部分である.
そこで本稿では,最初に小脳全体に共通する入出力の基本回路について概観し,次いで,前庭小脳,脊髄小脳,大脳小脳の3つの機能領域のそれぞれにおける入力と出力の特殊性についてまとめ,各領域の障がいによる典型的臨床症状との関係についても触れる.最後に,ここ数年の最新の研究により現れつつある,小脳の新しい側面についても触れ,小脳の神経回路に関するアップデートとしたい.
1ページ講座 理学療法関連用語〜正しい意味がわかりますか?
バンドワゴン効果
著者: 西本加奈
ページ範囲:P.1145 - P.1145
バンドワゴン効果(bandwagon effects)1)とは,アメリカの経済学者Harvey Leibensteinにより提唱された行動心理学原理の1つである.特定の商品やサービスに対し,その購入者や利用者が多ければ多いほど,大多数の人がよいと評価しているという判断がなされ,顧客の満足度や安心感が高まっていくという群集心理を指す.
そもそもバンドワゴンとは,行列の先頭をいく楽隊車を意味し,そのバンドワゴンに乗るということは,時流に乗る,多勢に与するということを意味しており,バンドワゴン効果の背景には,個人の判断よりも集団の決定に従うという同調現象が影響しているとも言われる.一方で,流行しているという空気を醸成することにより,バンドワゴン効果が働きやすくなり,その製品やサービスへの支持がいっそう強まり,購買・支持行動に結びつくよう誘導することも可能であるともされる.
最近の患者会・家族会の活動
日本呼吸器障害者情報センター
著者: 岸田遼生
ページ範囲:P.1148 - P.1148
●設立の経緯と活動の趣旨
元東京都呼吸器機能障害者団体(東京みどり会)会長であった故 遠山雄二氏が中心となり,2000年1月に日本の呼吸器疾患の患者団体として初めてNPO法人の認証を取得しました.呼吸器疾患患者の立場から,禁煙や慢性閉塞性肺疾患(chronic obstructive pulmona-ry disease:COPD)の検診による早期治療の運動を,全国の患者会と連携し推進しています.患者会として,啓発や要望を実現すべく国へ働きかけることも重要な活動の1つです.2004年に,日本呼吸器学会とともに設立された「日本呼吸器疾患患者団体連合会」には,創立メンバーとして参画し,J-BREATHは設立15年となる現在に至るまで発展し続けています.
ひろば
高校生のスポーツ外傷・障害予防について思うこと—全国高校ハンドボール大会のトレーナーを経験して
著者: 岡田誠
ページ範囲:P.1146 - P.1147
第37回全国高等学校ハンドボール選抜大会が,2014年3月25日(火)〜30日(日)の6日間にわたり,愛知県豊田市スカイホール豊田にて開催されました.男子41校,女子41校が出場して,大接戦のなか男子は沖縄県代表の興南高校,女子が東京都代表の佼成学園女子高校が優勝しました.出場校男女82校のうちトレーナーが参加した高校は,23校(男子12校,女子11校)で,そのなかで理学療法士は6名でした(主催者側資料参考).高校野球などは,日本理学療法士会の県士会レベルでサポート体制がありますが,高校ハンドボールではそのような体制もないため,上述のような人数になってしまっていると思われます.筆者はこの大会に,愛知県代表愛知県立松蔭高校のトレーナーとして参加しました.
今回,ハンドボール部のトレーナーとして大会に参加することになったのは,松蔭高校と藤田保健衛生大学で協力して実施した高校生のスポーツ外傷・障害予防の活動がきっかけでした.運動部所属生徒のうち67.4%が何らかのスポーツ外傷・障害の要因をもっていることが筆者調査によりわかりました.この活動を通して,高校生,特に公立高校に在籍する生徒のスポーツ外傷・障害の現状を目の当たりにすることができました.
甃のうへ・第21回
私の仕事と子育て
著者: 岡本朱
ページ範囲:P.1149 - P.1149
私は当院に勤めて12年目,単身赴任中の夫と義父,義母,子供3人(5歳,3歳の双子)の7人家族です.現在,回復期リハビリテーション病棟で2時間短縮という形で勤務させていただいています.
長男出産後,復職してすぐに双子の妊娠がわかり,半年後にはまた産休という形で3年近く臨床から離れる時期がありました.2度目の復職のときは特に,また理学療法士として働くことに大きな不安を感じていました.それでも家族や職場の方々の理解と協力のおかげで,何とか毎日をしのぎながら過ごしているといった状況です.
入門講座 ICFを現場で使おう・4
生活援助
著者: 高尾哲也
ページ範囲:P.1151 - P.1158
はじめに
生活援助とは何か.例えば,施設にて入所・通所中の方々に対する食事の介助,自然災害により被災した方々に対する義援金や生活用品の提供,などが想像されるが,これらの内容や度合は事例各々により異なり,各々の把握は容易でない.
しかし,国際生活機能分類(International Classification of Functioning, Disability and Health:ICF)を基盤にし,ICFの要素それぞれを把握し,要素それぞれのつながりを理解することにより,各事例における生活援助の内容・度合の把握のほか,効果判定も可能となる.ICFは,患者や利用者と接する理学療法士にとって最高のツールになる.
本稿では,ICFの総論や細部について記載し,症例を提示したうえで,ICFの活用方法や臨床効果について説明し,障害者支援施設における生活援助を再考する.
臨床実習サブノート 臨床実習における私の工夫・9
片麻痺症例のリスク管理
著者: 山下彰
ページ範囲:P.1159 - P.1165
はじめに
脳血管障害片麻痺症例ではさまざまなリスクを要し,いくつかの特徴がみられる.急性期であれば多くは病院でのリハビリテーション施行になり,医学的情報が揃っているため最低限度の内科的リスクを事前に把握してから病室へ訪床できる.しかしながら,急性期以外ではどうであろうか.最近では,回復期に移行しても急性期と同様に内科的なリスクが多く見受けられる.これらの要因は内科的な観点から評価しているが,このほかにも脳血管障害片麻痺症例にとって大きなリスクがある.それは,弛緩性麻痺の状態からみられる麻痺側の肩の痛みである.
疾患に関係なく,痛みは気分をどんどん落ち込ませ,他者が触れることすらできない状況の症例まで多く存在する.臨床上,肩の痛みで多く見受けられるのは夜間痛であり,「肩が痛くて目を覚ます」と言って,昼夜のリズムが逆転する引き金になったりすることで,思うようにリハビリテーションが進まず,バイタルにも影響し,いつまで経っても臥床を余儀なくされる症例も少なくない.
また,片麻痺患者だけではないが,治療においては疲労の問題にも配慮が必要である.内科的リスクは他書でも多く述べられているため,本稿では割愛し,片麻痺患者のリスク管理として肩の痛み,疲労について述べていきたい.ただ,一概に肩の痛みと言っても,亜脱臼,廃用症候群,誤用症候群,肩手症候群,腱板損傷,腕神経叢損傷などさまざまな要因がある.本稿ではこのような問題を解決していくための背景知識をどのようにして勉強していけば問題解決の糸口につながるかを考えていきたい.よって,本稿の内容はマニュアルではなく問題解決のための勉強方法の例として位置づける.
新たな50年に向けて いま伝えたいこと・第9回
武富由雄
ページ範囲:P.1167 - P.1171
私が大阪大学病院整形外科理療室に就職したのは1954年,理学療法士及び作業療法士法の制定前であり,理療師としてポリオの後遺症の患児や関節疾患を主とする整形外科手術の後療法を行っていました.当時は「リハビリテーション」という言葉は聞いたこともなかったですね.
阪大病院でリハビリテーション旋風が巻き起こったのは,1960年に水野祥太郎先生が整形外科教授に就任されたころからです.当時のことで印象深いのは,1963年に第1回日本リハビリテーション医学会が大阪で開催されたときのことです.学会長を務める水野先生から,「そごう百貨店でリハビリテーションのPRをするから,君たち,ポスターを作れ」と言われたのです.英語の文献など資料を集め,終業後にポスターの下書きをして水野先生に見てもらうのですが,何も言わないで出ていかれる.駄目ということなんですが,それが何日も続くんですよ(笑).
お知らせ
第41回日本リハビリテーション工学協会車いすSIG講習会in別府 フリーアクセス
ページ範囲:P.1158 - P.1158
日 程:2015年1月24日(土)・25日(日)
会 場:社会福祉法人農協共済別府リハビリテーションセンター(大分県別府市鶴見1026-10)
--------------------
「理学療法ジャーナル」バックナンバーのお知らせ フリーアクセス
ページ範囲:P.1117 - P.1117
「作業療法ジャーナル」のお知らせ フリーアクセス
ページ範囲:P.1133 - P.1133
次号予告 フリーアクセス
ページ範囲:P.1165 - P.1165
文献抄録 フリーアクセス
ページ範囲:P.1172 - P.1173
投稿規定/第26回理学療法ジャーナル賞について フリーアクセス
ページ範囲:P.1174 - P.1175
編集後記 フリーアクセス
著者: 網本和
ページ範囲:P.1176 - P.1176
木枯らしが吹き始め,ようやくデング熱をもたらす蚊の不安からは解放されたと思ったら,エボラ出血熱の脅威が忍び寄って,社会的不安が増してきている昨今の状況です.読者の皆様はいかがお過ごしでしょうか.
さて本号の特集は「認知行動療法」です.EOIにも記しましたが,臨床心理領域ではすでに高いエビデンスを有するアプローチ法として知られる認知行動療法は,残念ながら理学療法領域では十分に理解されているとはいえません.そこで本邦の第一人者の先生方による解説をいただきました.
付録「すぐ使える!! 訪問理学療法バッグポケット」23〜24 フリーアクセス
ページ範囲:P. - P.
理学療法ジャーナル 第48巻 総目次 フリーアクセス
ページ範囲:P. - P.
投稿および著作財産権譲渡承諾書 フリーアクセス
ページ範囲:P. - P.
読者の声募集 フリーアクセス
ページ範囲:P. - P.
基本情報

バックナンバー
58巻12号(2024年12月発行)
特集 “子ども”と“母”をつなぎ支える理学療法
58巻11号(2024年11月発行)
特集 Multimorbidity and Multiple Disabilities(MMD)—多疾患重複時代がやってきた!
58巻10号(2024年10月発行)
特集 小脳update—運動と認知
58巻9号(2024年9月発行)
特集 最適な非対称性動作を考える
58巻8号(2024年8月発行)
特集 全身持久力トレーニング
58巻7号(2024年7月発行)
特集 視覚障害を併存する対象者の理学療法を考える
58巻6号(2024年6月発行)
特集 足病—あしを救って機能も救うために
58巻5号(2024年5月発行)
特集 “行為”の回復のための理学療法
58巻4号(2024年4月発行)
特集 DXが理学療法にもたらす未来
58巻3号(2024年3月発行)
特集 骨盤底機能障害と運動器障害の連関
58巻2号(2024年2月発行)
特集 総合理学療法
58巻1号(2024年1月発行)
特集 Physical Activity
57巻12号(2023年12月発行)
特集 疾病・介護予防のための運動療法
57巻11号(2023年11月発行)
特集 ヴィジョン—見えるものと見えないもの
57巻10号(2023年10月発行)
特集 ACP—個人の人生史を尊重し受け入れる
57巻9号(2023年9月発行)
特集 運動器理学療法をどう捉えるか—統合的戦略で自らの思考の枠を乗り越える
57巻8号(2023年8月発行)
特集 睡眠と理学療法の深い関係
57巻7号(2023年7月発行)
特集 腎臓リハビリテーション
57巻6号(2023年6月発行)
特集 脳卒中の予後予測と目標設定
57巻5号(2023年5月発行)
特集 関節間トレードオフ
57巻4号(2023年4月発行)
特集 理学療法の2040年
57巻3号(2023年3月発行)
特集 システムとしての姿勢制御—メカニズムの解明から臨床応用まで
57巻2号(2023年2月発行)
特集 嚥下機能に着目した理学療法
57巻1号(2023年1月発行)
特集 多様化する急性期理学療法
56巻12号(2022年12月発行)
特集 脊椎圧迫骨折に対する理学療法の工夫
56巻11号(2022年11月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟 これからの役割と戦略
56巻10号(2022年10月発行)
特集 子どもの成長・発達を支える理学療法
56巻9号(2022年9月発行)
特集 運動イメージ—科学的根拠に基づく臨床実践をめざして
56巻8号(2022年8月発行)
特集 住まいとくらし—理学療法士の環境づくり
56巻7号(2022年7月発行)
特集 人工関節置換術後の理学療法
56巻6号(2022年6月発行)
特集 医療現場におけるサルコペニア・フレイル
56巻5号(2022年5月発行)
特集 動作分析と臨床のマッチング
56巻4号(2022年4月発行)
特集 臨床に活かすニューロリハビリテーション
56巻3号(2022年3月発行)
特集 筋—理学療法士の視点から捉える
56巻2号(2022年2月発行)
特集 進歩する低侵襲手術に応じた理学療法—治療プログラム,目標設定,リスク管理
56巻1号(2022年1月発行)
特集 機能解剖と理学療法
55巻12号(2021年12月発行)
特集 大腿骨近位部骨折 up to date
55巻11号(2021年11月発行)
特集 パーキンソン病の最新知見と効果的な理学療法
55巻10号(2021年10月発行)
特集 タッチ—触れることと触れられること
55巻9号(2021年9月発行)
特集 チーム医療におけるコラボレーション
55巻8号(2021年8月発行)
特集 がん治療のリアル
55巻7号(2021年7月発行)
特集 移動—理学療法からみた学際的探求
55巻6号(2021年6月発行)
特集 Inner & Intrinsic Muscles—筋による関節の安定化,姿勢調整機能を探る
55巻5号(2021年5月発行)
特集 目標に基づく理学療法のための臨床推論—症状・疾患別の実際
55巻4号(2021年4月発行)
特集 皮神経滑走と運動療法の新知見
55巻3号(2021年3月発行)
特集 重症化予防
55巻2号(2021年2月発行)
特集 関節可動域評価のABC—治療計画につなぐ応用的解釈まで
55巻1号(2021年1月発行)
特集 高齢者の膝関節の痛み
54巻12号(2020年12月発行)
特集 歩行PART 2 運動器疾患と歩行指導
54巻11号(2020年11月発行)
特集 歩行PART 1 脳神経疾患と歩行
54巻10号(2020年10月発行)
特集 疼痛に対する最新の理学療法—治療効果を最大化するための理論と実践
54巻9号(2020年9月発行)
特集 軟部組織に着目した理学療法の最前線
54巻8号(2020年8月発行)
特集 パフォーマンス向上のための筋力トレーニング
54巻7号(2020年7月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患の多彩な症状と理学療法
54巻6号(2020年6月発行)
特集 Pusher現象の謎 「傾き」への挑戦—臨床像と治療アプローチ
54巻5号(2020年5月発行)
特集 投球障害を捉える—動作,機能解剖,エコーの活用,予防に対する理学療法士の英知
54巻4号(2020年4月発行)
特集 症例から考える脳幹病変へのアプローチ
54巻3号(2020年3月発行)
特集 地域における予防の効果—理学療法の可能性
54巻2号(2020年2月発行)
特集 薬と運動療法
54巻1号(2020年1月発行)
特集 急性期理学療法の今—育成・働き方・連携・エビデンス
53巻12号(2019年12月発行)
特集 装具の臨床
53巻11号(2019年11月発行)
特集 今と将来を見据えた小児整形外科理学療法
53巻10号(2019年10月発行)
特集 これからの理学療法—2025年以降の姿を見据えて
53巻9号(2019年9月発行)
特集 栄養を学ぶ—学際と実際
53巻8号(2019年8月発行)
特集 IADL—生活をもっと科学的に
53巻7号(2019年7月発行)
特集 脳卒中患者の上肢に対する理学療法up to date
53巻6号(2019年6月発行)
特集 上肢運動器疾患—若年者と中高年者の特徴
53巻5号(2019年5月発行)
特集 全体像を把握する
53巻4号(2019年4月発行)
特集 理学療法士がめざす安心と安全
53巻3号(2019年3月発行)
特集 こころの問題と理学療法
53巻2号(2019年2月発行)
特集 変形性股関節症とメカニカルストレス
53巻1号(2019年1月発行)
特集 高齢者の転倒と予防
52巻12号(2018年12月発行)
特集 退院支援—理学療法士はその先が見えているか
52巻11号(2018年11月発行)
特集 生涯学習—卒前教育との連動と発展性
52巻10号(2018年10月発行)
特集 オリンピック・パラリンピック—世界と向き合うために
52巻9号(2018年9月発行)
特集 バランス再考
52巻8号(2018年8月発行)
特集 ジェネラリストとスペシャリスト
52巻7号(2018年7月発行)
特集 疼痛管理
52巻6号(2018年6月発行)
特集 地域に広がる心臓リハビリテーション
52巻5号(2018年5月発行)
特集 視床出血と理学療法
52巻4号(2018年4月発行)
特集 変形性膝関節症に対する最新の保存療法
52巻3号(2018年3月発行)
特集 理学療法における動作のアセスメント
52巻2号(2018年2月発行)
特集 低栄養/摂食嚥下機能障害と理学療法
52巻1号(2018年1月発行)
特集 筋力低下と理学療法
51巻12号(2017年12月発行)
特集 エキスパートが語る小児理学療法
51巻11号(2017年11月発行)
特集 多分野に広がる理学療法
51巻10号(2017年10月発行)
特集 半側空間無視
51巻9号(2017年9月発行)
特集 ACL損傷と動作
51巻8号(2017年8月発行)
特集 理学療法と臓器連関
51巻7号(2017年7月発行)
特集 理学療法のプロフェッショナルをめざして
51巻6号(2017年6月発行)
特集 理学療法士のはたらき方
51巻5号(2017年5月発行)
特集 歩行の安全性
51巻4号(2017年4月発行)
特集 理学療法と下肢装具
51巻3号(2017年3月発行)
特集 通院・通所における理学療法を再考する
51巻2号(2017年2月発行)
特集 現任研修—求められる臨床技能の習得
51巻1号(2017年1月発行)
特集 多職種で取り組むがん診療と理学療法
50巻12号(2016年12月発行)
特集 地域包括ケア病棟
50巻11号(2016年11月発行)
特集 臨床に役立つ臨床推論の実際
50巻10号(2016年10月発行)
特集 生活支援につなぐ小児理学療法
50巻9号(2016年9月発行)
特集 重症下肢虚血と理学療法
50巻8号(2016年8月発行)
特集 社会の要請に応える理学療法教育
50巻7号(2016年7月発行)
特集 被殻出血と理学療法
50巻6号(2016年6月発行)
特集 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて
50巻5号(2016年5月発行)
特集 運動器疾患—エキスパートはこうみる
50巻4号(2016年4月発行)
特集 理学療法からみた「予防」の取り組みと効果
50巻3号(2016年3月発行)
特集 TENS
50巻2号(2016年2月発行)
特集 最新の糖尿病治療と運動療法
50巻1号(2016年1月発行)
特集3 理学療法の50年に寄せて
49巻12号(2015年12月発行)
特集 理学療法士界における継往開来
49巻11号(2015年11月発行)
特集 地域包括ケアシステムと小児理学療法
49巻10号(2015年10月発行)
特集 歩行支援機器による歩行up to date
49巻9号(2015年9月発行)
特集 脳機能回復と理学療法
49巻8号(2015年8月発行)
特集 地域包括ケアシステムの構築に向けて
49巻7号(2015年7月発行)
特集 慢性期の理学療法—目標設定と治療・介入効果
49巻6号(2015年6月発行)
特集 急性期からの理学療法
49巻5号(2015年5月発行)
特集 頭頸部および肩凝りに対する理学療法
49巻4号(2015年4月発行)
特集 世界の理学療法—激動のAsia Western Pacific地区の現状と今後
49巻3号(2015年3月発行)
特集 大規模災害の支援・防災活動—大震災からの学び
49巻2号(2015年2月発行)
特集 障害者権利条約の実現と理学療法
49巻1号(2015年1月発行)
特集 姿勢と歩行—理学療法士の診るべきこと
48巻12号(2014年12月発行)
特集 認知行動療法
48巻11号(2014年11月発行)
特集 脊椎・脊髄疾患と理学療法
48巻10号(2014年10月発行)
特集 安全管理
48巻9号(2014年9月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の体性感覚障害と理学療法
48巻8号(2014年8月発行)
特集 慢性腎臓病と理学療法
48巻7号(2014年7月発行)
特集 股関節の運動機能と評価方法
48巻6号(2014年6月発行)
特集 臨床実習教育の実態と展望
48巻5号(2014年5月発行)
特集 老年症候群と理学療法
48巻4号(2014年4月発行)
特集 理学療法実践に役立つコミュニケーション技術
48巻3号(2014年3月発行)
特集 地域における理学療法のパラダイムシフト
48巻2号(2014年2月発行)
特集 発達障害児の理学療法と生活指導
48巻1号(2014年1月発行)
特集 バランスupdate―実用的な動作・活動の獲得のために
47巻12号(2013年12月発行)
特集 神経筋疾患の治療と理学療法
47巻11号(2013年11月発行)
特集 呼吸理学療法の進歩
47巻10号(2013年10月発行)
特集 ウィメンズ・ヘルスと理学療法士のかかわり
47巻9号(2013年9月発行)
特集 在宅理学療法の可能性を探る
47巻8号(2013年8月発行)
特集 物理療法の再興
47巻7号(2013年7月発行)
特集 頸肩腕障害と理学療法
47巻6号(2013年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のシームレス化にむけて
47巻5号(2013年5月発行)
特集 医療系教育における臨床実習の現状と展望
47巻4号(2013年4月発行)
特集 予防と理学療法
47巻3号(2013年3月発行)
特集 関節リウマチの最新治療と理学療法
47巻2号(2013年2月発行)
特集 心理・精神領域の理学療法
47巻1号(2013年1月発行)
特集 脳のシステム障害と理学療法
46巻12号(2012年12月発行)
特集 高齢下肢切断の理学療法
46巻11号(2012年11月発行)
特集 はたらく理学療法士の動機づけ
46巻10号(2012年10月発行)
特集 地域包括ケアシステムと訪問理学療法
46巻9号(2012年9月発行)
特集 心疾患に対する理学療法の新たな展開
46巻8号(2012年8月発行)
特集 外来理学療法
46巻7号(2012年7月発行)
特集 スポーツと理学療法
46巻6号(2012年6月発行)
特集 脳卒中理学療法のクリニカルリーズニング
46巻5号(2012年5月発行)
特集 理学療法士のキャリアデザイン
46巻4号(2012年4月発行)
特集 理学療法技能の評価と学習支援
46巻3号(2012年3月発行)
特集 東日本大震災と理学療法
46巻2号(2012年2月発行)
特集 慢性疼痛への包括的アプローチ
46巻1号(2012年1月発行)
特集 運動学習と理学療法
45巻12号(2011年12月発行)
特集 下肢機能再建と理学療法
45巻11号(2011年11月発行)
特集 チーム医療における理学療法士の役割
45巻10号(2011年10月発行)
特集 認知症と理学療法
45巻9号(2011年9月発行)
特集 足部・足関節の機能と理学療法
45巻8号(2011年8月発行)
特集 糖尿病の理学療法
45巻7号(2011年7月発行)
特集 神経生理学的アプローチの転換
45巻6号(2011年6月発行)
特集 小児理学療法の新たなる展開
45巻5号(2011年5月発行)
特集 がん患者のリハビリテーションと理学療法
45巻4号(2011年4月発行)
特集 ロコモティブシンドローム
45巻3号(2011年3月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の装具と運動療法
45巻2号(2011年2月発行)
特集 通所サービスにおける理学療法
45巻1号(2011年1月発行)
特集 自立支援
44巻12号(2010年12月発行)
特集 股関節疾患の理学療法―update
44巻11号(2010年11月発行)
特集 症例検討―脳血管障害患者を多側面から診る
44巻10号(2010年10月発行)
特集 身体障害者スポーツと理学療法の関わり
44巻9号(2010年9月発行)
特集 画像を活かした脳損傷のケーススタディ
44巻8号(2010年8月発行)
特集 徒手理学療法
44巻7号(2010年7月発行)
特集 在宅理学療法の実践
44巻6号(2010年6月発行)
特集 呼吸機能障害とチーム医療
44巻5号(2010年5月発行)
特集 新人教育
44巻4号(2010年4月発行)
特集 筋力増強―update
44巻3号(2010年3月発行)
特集 病期別理学療法モデル
44巻2号(2010年2月発行)
特集 脳卒中のゴール設定
44巻1号(2010年1月発行)
特集 これからの理学療法
43巻12号(2009年12月発行)
特集 連携教育
43巻11号(2009年11月発行)
特集 地域の高齢者に対する理学療法士の視点
43巻10号(2009年10月発行)
特集 老化による身体機能低下と理学療法
43巻9号(2009年9月発行)
特集 膝関節疾患の理学療法
43巻8号(2009年8月発行)
特集 ICFと理学療法
43巻7号(2009年7月発行)
特集 筋再生と理学療法
43巻6号(2009年6月発行)
特集 パーキンソン病の理学療法最前線
43巻5号(2009年5月発行)
特集 小児の地域理学療法
43巻4号(2009年4月発行)
特集 理学療法士による起業
43巻3号(2009年3月発行)
特集 不全型脊髄損傷の病態と理学療法
43巻2号(2009年2月発行)
特集 クリニカルリーズニング
43巻1号(2009年1月発行)
特集 大量養成時代に求められる教育
42巻12号(2008年12月発行)
特集 ニューロリハビリテーションと理学療法
42巻11号(2008年11月発行)
特集 がん治療における理学療法の可能性と課題
42巻10号(2008年10月発行)
特集 骨関節疾患の理学療法とバイオメカニクス
42巻9号(2008年9月発行)
特集 褥瘡の予防と治療―理学療法の役割
42巻8号(2008年8月発行)
特集 介護保険下の理学療法
42巻7号(2008年7月発行)
特集 ヘルスプロモーションと理学療法
42巻6号(2008年6月発行)
特集 Stroke Unitと理学療法
42巻5号(2008年5月発行)
特集 アジアの理学療法
42巻4号(2008年4月発行)
特集 認知運動療法の臨床アプローチと効果
42巻3号(2008年3月発行)
特集 WCPT
42巻2号(2008年2月発行)
特集 痛みの病態生理と理学療法
42巻1号(2008年1月発行)
特集 地域リハビリテーションにおける理学療法
41巻12号(2007年12月発行)
特集 大腿骨―整形外科的治療と理学療法
41巻11号(2007年11月発行)
特集 メタボリックシンドロームと理学療法
41巻10号(2007年10月発行)
特集 外来・通所理学療法
41巻9号(2007年9月発行)
特集 理学療法士の卒後教育
41巻8号(2007年8月発行)
特集 病棟理学療法の視点と実践
41巻7号(2007年7月発行)
特集 脳性麻痺児の理学療法
41巻6号(2007年6月発行)
特集 NST(nutrition support team)と理学療法
41巻5号(2007年5月発行)
特集 実践理学療法のエビデンス
41巻4号(2007年4月発行)
特集 慢性期脳卒中者の理学療法
41巻3号(2007年3月発行)
特集 臨床実習の具体的展開
41巻2号(2007年2月発行)
特集 「腰痛症」の要因と理学療法
41巻1号(2007年1月発行)
特集 高齢者の運動療法の効果と限界
40巻12号(2006年12月発行)
特集 末梢循環障害と理学療法
40巻13号(2006年12月発行)
特集 理学療法の展望2006
40巻11号(2006年11月発行)
特集 緩和ケアとしての理学療法
40巻10号(2006年10月発行)
特集 理学療法における運動療法と装具療法の融合
40巻9号(2006年9月発行)
特集 理学療法と連携
40巻8号(2006年8月発行)
特集 歩行練習
40巻7号(2006年7月発行)
特集 認知症へのアプローチ
40巻6号(2006年6月発行)
特集 アスリートのための理学療法
40巻5号(2006年5月発行)
特集 創傷治癒と理学療法
40巻4号(2006年4月発行)
特集 脳卒中治療ガイドラインと理学療法
40巻3号(2006年3月発行)
特集 腰部・下肢関節疾患の理学療法―姿勢・動作の臨床的視点
40巻2号(2006年2月発行)
特集 物理療法の有効性とリスク管理
40巻1号(2006年1月発行)
特集 臨床実習教育
39巻12号(2005年12月発行)
特集 ボディイメージ
39巻11号(2005年11月発行)
特集 精神障害者の理学療法
39巻10号(2005年10月発行)
特集 急性期に必要な薬物療法と理学療法
39巻9号(2005年9月発行)
特集 心臓外科治療の進歩と理学療法
39巻8号(2005年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法を再考する
39巻7号(2005年7月発行)
特集 介護予防動向―理学療法士はどうかかわるのか
39巻6号(2005年6月発行)
特集 介護老人保健施設における理学療法の課題
39巻5号(2005年5月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟における理学療法
39巻4号(2005年4月発行)
特集 脳性麻痺
39巻3号(2005年3月発行)
特集 脳科学からみた理学療法の可能性と限界
39巻2号(2005年2月発行)
特集 実践能力を高めるカリキュラム
39巻1号(2005年1月発行)
特集 高齢者骨折の外科的治療と理学療法
38巻12号(2004年12月発行)
特集 理学療法士の国際協力
38巻11号(2004年11月発行)
特集 認知運動療法の適応と限界
38巻10号(2004年10月発行)
特集 診療報酬
38巻9号(2004年9月発行)
特集 運動療法の基礎
38巻8号(2004年8月発行)
特集 移動動作(分析・介入・介助者への指導)
38巻7号(2004年7月発行)
特集 生活機能向上のための理学療法
38巻6号(2004年6月発行)
特集 ヘルスプロモーション
38巻5号(2004年5月発行)
特集 理学療法モデル
38巻4号(2004年4月発行)
特集 脳血管障害による摂食・嚥下障害の理学療法
38巻3号(2004年3月発行)
特集 物理療法の鎮痛作用
38巻2号(2004年2月発行)
特集 難病の理学療法
38巻1号(2004年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する徒手的運動療法
37巻12号(2003年12月発行)
特集 「注意」の障害に対する理学療法
37巻11号(2003年11月発行)
特集 介護保険対応の理学療法
37巻10号(2003年10月発行)
特集 身体と環境
37巻9号(2003年9月発行)
特集 早期理学療法
37巻8号(2003年8月発行)
特集 脳卒中の理学療法の展開
37巻7号(2003年7月発行)
特集 物理療法の効果
37巻6号(2003年6月発行)
特集 “活動”水準を高める理学療法士の専門性
37巻5号(2003年5月発行)
特集 こどもの理学療法
37巻4号(2003年4月発行)
特集 理学療法教育施設の自己点検・評価
37巻3号(2003年3月発行)
特集 医療保険・介護保険と理学療法
37巻2号(2003年2月発行)
特集 整形外科疾患のクリティカルパス
37巻1号(2003年1月発行)
特集 脳卒中片麻痺患者の歩行
36巻12号(2002年12月発行)
特集 運動障害がある場合の内部障害への対応
36巻11号(2002年11月発行)
特集 超高齢者の骨・関節疾患の理学療法
36巻10号(2002年10月発行)
特集 医療事故管理
36巻9号(2002年9月発行)
特集 新しい下肢装具
36巻8号(2002年8月発行)
特集 ファシリテーションは今
36巻7号(2002年7月発行)
特集 理学療法専門職の管理・運営とリーダーシップ
36巻6号(2002年6月発行)
特集 低出生体重児の理学療法
36巻5号(2002年5月発行)
特集 高齢者の転倒
36巻4号(2002年4月発行)
特集 バランス障害と理学療法
36巻3号(2002年3月発行)
特集 介護保険制度下のリハビリテーション
36巻2号(2002年2月発行)
特集 理学療法に関わる整形外科の最新知見
36巻1号(2002年1月発行)
特集 臨床現場にいかす障害構造・障害分類
35巻13号(2001年12月発行)
総目次・著者索引 第21巻~第35巻 1987年(昭和62)年~2001(平成13)年
35巻12号(2001年12月発行)
特集 理学療法の効果判定
35巻11号(2001年11月発行)
特集 症例報告
35巻10号(2001年10月発行)
特集 リスクマネジメント
35巻9号(2001年9月発行)
特集 自営理学療法士の活動
35巻8号(2001年8月発行)
特集 病棟理学療法
35巻7号(2001年7月発行)
特集 脊髄損傷―新しい下肢装具の活用
35巻6号(2001年6月発行)
特集 筋力再検討
35巻5号(2001年5月発行)
特集 EBP in Physical Therapy
35巻4号(2001年4月発行)
特集 理学療法におけるパラダイム転換
35巻3号(2001年3月発行)
特集 回復期リハビリテーション病棟
35巻2号(2001年2月発行)
特集 公的介護保険
35巻1号(2001年1月発行)
特集 整形外科疾患に対する外来運動療法
34巻12号(2000年12月発行)
特集 21世紀の理学療法教育
34巻11号(2000年11月発行)
特集 脳卒中のバランス障害
34巻10号(2000年10月発行)
特集 悪性腫瘍治療の進歩と理学療法
34巻9号(2000年9月発行)
特集 早期理学療法―そのリスクと効果
34巻8号(2000年8月発行)
特集 訪問リハビリテーションの実際
34巻7号(2000年7月発行)
特集 福祉機器の適用基準
34巻6号(2000年6月発行)
特集 精神疾患をもつ患者の理学療法
34巻5号(2000年5月発行)
特集 認知と理学療法
34巻4号(2000年4月発行)
特集 義足―新しい技術と適応
34巻3号(2000年3月発行)
特集 臨床実習の課題と展望
34巻2号(2000年2月発行)
特集 ICUにおける理学療法
34巻1号(2000年1月発行)
特集 理学療法士のアイデンティティー
33巻12号(1999年12月発行)
特集 予後予測
33巻11号(1999年11月発行)
特集 関連領域―代謝疾患と理学療法
33巻10号(1999年10月発行)
特集 小児理学療法の動向
33巻9号(1999年9月発行)
特集 脳科学の進歩と理学療法
33巻8号(1999年8月発行)
特集 中高年者のスポーツ障害
33巻7号(1999年7月発行)
特集 進行性疾患―QOL向上への取り組み
33巻6号(1999年6月発行)
特集 最新・理学療法関連機器
33巻5号(1999年5月発行)
特集 学際的分野での理学療法士の研究活動
33巻4号(1999年4月発行)
特集 嚥下障害/熱傷
33巻3号(1999年3月発行)
特集 上肢帯機能障害と理学療法
33巻2号(1999年2月発行)
特集 最新・バイオフィードバック療法
33巻1号(1999年1月発行)
特集 脳卒中患者の体力
32巻12号(1998年12月発行)
特集 物理療法 今と昔
32巻11号(1998年11月発行)
特集 インフォームド・コンセント
32巻10号(1998年10月発行)
特集 産業理学療法
32巻9号(1998年9月発行)
特集 救急医療と理学療法
32巻8号(1998年8月発行)
特集 認知障害
32巻7号(1998年7月発行)
特集 臨床実習の課題と工夫
32巻6号(1998年6月発行)
特集 身体障害者スポーツ
32巻5号(1998年5月発行)
特集 ケアマネジメント
32巻4号(1998年4月発行)
特集 動作分析
32巻3号(1998年3月発行)
特集 転倒と骨折
32巻2号(1998年2月発行)
特集 合併障害をもつ片麻痺者の理学療法
32巻1号(1998年1月発行)
特集 Welcome to the 13th WCPT Congress
31巻12号(1997年12月発行)
特集 プラトー?
31巻11号(1997年11月発行)
特集 難病と理学療法
31巻10号(1997年10月発行)
特集 ひとり職場の運営
31巻9号(1997年9月発行)
特集 家屋改造とフォローアップ
31巻8号(1997年8月発行)
特集 急性期の理学療法
31巻7号(1997年7月発行)
特集 関連領域―腎障害と運動療法
31巻6号(1997年6月発行)
特集 小児の理学療法
31巻5号(1997年5月発行)
特集 杖・歩行補助具
31巻4号(1997年4月発行)
特集 脳卒中理学療法の効果
31巻3号(1997年3月発行)
特集 チームワーク
31巻2号(1997年2月発行)
特集 4年制大学における理学療法教育
31巻1号(1997年1月発行)
特集 整形外科系運動療法の新展開
30巻13号(1996年12月発行)
総索引・総目次 理学療法と作業療法 第21巻~第22巻(1987年~1988年)/理学療法ジャーナル 第23巻~第30巻(1989年~1996年)
30巻12号(1996年12月発行)
特集 理学療法の展望
30巻11号(1996年11月発行)
特集 特別養護老人ホームにおける理学療法
30巻10号(1996年10月発行)
特集 退院前指導とそのフォローアップ
30巻9号(1996年9月発行)
特集 高次脳機能障害をもつ患者の理学療法
30巻8号(1996年8月発行)
特集 理学療法における基礎研究
30巻7号(1996年7月発行)
特集 地域リハと病院リハの連携―理学療法士の役割
30巻6号(1996年6月発行)
特集 高齢者と運動
30巻5号(1996年5月発行)
特集 姿勢調節
30巻4号(1996年4月発行)
特集 脳卒中における実用歩行訓練
30巻3号(1996年3月発行)
特集 スポーツ外傷
30巻2号(1996年2月発行)
特集 高齢脊髄損傷
30巻1号(1996年1月発行)
Kinetics
29巻12号(1995年12月発行)
特集 廃用症候群と理学療法
29巻11号(1995年11月発行)
特集 病棟訓練
29巻10号(1995年10月発行)
特集 運動コントロールと運動学習
29巻9号(1995年9月発行)
特集 カンファレンスの在り方
29巻8号(1995年8月発行)
特集 骨・関節疾患のバイオメカニクスと理学療法
29巻7号(1995年7月発行)
特集 関連領域―頭頸部の障害とリハビリテーション
29巻6号(1995年6月発行)
特集 運動発達障害;新生児からのアプローチ
29巻5号(1995年5月発行)
特集 外来理学療法の再検討
29巻4号(1995年4月発行)
特集 脳卒中片麻痺に対する理学療法;15年の変遷
29巻3号(1995年3月発行)
特集 疼痛
29巻2号(1995年2月発行)
特集 Duchenne型筋ジストロフィー
29巻1号(1995年1月発行)
特集 世界は今
28巻12号(1994年12月発行)
特集 脳外傷
28巻11号(1994年11月発行)
特集 Ⅱ.ハンドセラピー
28巻10号(1994年10月発行)
特集 脊髄損傷者の社会参加とQOLの向上
28巻9号(1994年9月発行)
特集 生活関連動作
28巻8号(1994年8月発行)
特集 高齢の整形外科的疾患患者に対する理学療法
28巻7号(1994年7月発行)
特集 臨床実習教育
28巻6号(1994年6月発行)
特集 障害予防
28巻5号(1994年5月発行)
特集 治療を目的とした装具と運動療法
28巻4号(1994年4月発行)
特集 嚥下障害
28巻3号(1994年3月発行)
特集 理学療法業務の見直し
28巻2号(1994年2月発行)
特集 脳卒中リハビリテーションプログラムの各段階に応じた理学療法
28巻1号(1994年1月発行)
特集 理学療法研究の取り組み
27巻12号(1993年12月発行)
特集 脳性麻痺児の生活指導
27巻11号(1993年11月発行)
特集 健康増進と理学療法
27巻10号(1993年10月発行)
特集 呼吸機能障害の理学療法
27巻9号(1993年9月発行)
特集 高次脳機能の最近の話題
27巻8号(1993年8月発行)
特集 整形外科疾患と理学療法
27巻7号(1993年7月発行)
特集 精神障害と理学療法
27巻6号(1993年6月発行)
特集 小児の理学療法
27巻5号(1993年5月発行)
特集 教育
27巻4号(1993年4月発行)
特集 脊髄損傷
27巻3号(1993年3月発行)
特集 障害者と生活指導
27巻2号(1993年2月発行)
特集 脳卒中における廃用・過用・誤用と理学療法
27巻1号(1993年1月発行)
特集 患者の人権
26巻12号(1992年12月発行)
特集 終末期ケアと理学療法
26巻11号(1992年11月発行)
特集 ADLとQOL
26巻10号(1992年10月発行)
特集 中高年脳性麻痺者の問題点
26巻9号(1992年9月発行)
特集 福祉機器
26巻8号(1992年8月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
26巻7号(1992年7月発行)
特集 ゴール設定
26巻6号(1992年6月発行)
特集 整形外科
26巻5号(1992年5月発行)
特集Ⅱ 骨粗鬆症をめぐって
26巻4号(1992年4月発行)
特集 高齢者のスポーツおよびレクリエーション
26巻3号(1992年3月発行)
特集 隣接領域における理学療法教育
26巻2号(1992年2月発行)
特集 内部疾患と理学療法
26巻1号(1992年1月発行)
特集 脳卒中
25巻12号(1991年12月発行)
特集 地域・在宅の理学療法
25巻11号(1991年11月発行)
特集Ⅱ ホームプログラム
25巻10号(1991年10月発行)
特集 理学療法処方をめぐって
25巻9号(1991年9月発行)
特集 痴呆と理学療法
25巻8号(1991年8月発行)
特集 重度障害児の理学療法
25巻7号(1991年7月発行)
特集 Ⅱ.糖尿病と理学療法
25巻6号(1991年6月発行)
特集 日常生活動作(ADL)
25巻5号(1991年5月発行)
特集 整形外科疾患の理学療法
25巻4号(1991年4月発行)
特集 卒後教育
25巻3号(1991年3月発行)
特集 運動療法
25巻2号(1991年2月発行)
特集 体幹機能
25巻1号(1991年1月発行)
特集 脳卒中;回復期以降の理学療法を中心に
24巻12号(1990年12月発行)
特集 いす
24巻11号(1990年11月発行)
特集 整形外科;スポーツ傷害を中心に
24巻10号(1990年10月発行)
特集 地域リハビリテーションにおけるグループ訓練
24巻9号(1990年9月発行)
特集 診療報酬
24巻8号(1990年8月発行)
特集 ハイリスク・体力消耗状態
24巻7号(1990年7月発行)
特集 起居動作
24巻6号(1990年6月発行)
特集 脳性麻痺児の発達過程と理学療法
24巻5号(1990年5月発行)
特集 急性期の理学療法
24巻4号(1990年4月発行)
特集 老人保健施設の理学療法
24巻3号(1990年3月発行)
特集 苦労した症例報告集
24巻2号(1990年2月発行)
特集 履物
24巻1号(1990年1月発行)
特集 脳血管障害
23巻12号(1989年12月発行)
特集 整形外科
23巻11号(1989年11月発行)
特集 筋力増強
23巻10号(1989年10月発行)
特集 下肢切断の理学療法
23巻9号(1989年9月発行)
特集 筋萎縮性疾患
23巻8号(1989年8月発行)
特集 医療事故
23巻7号(1989年7月発行)
特集 脳性麻痺の理学療法と手術および装具療法
23巻6号(1989年6月発行)
特集 通所・訪問リハビリテーションの技術
23巻5号(1989年5月発行)
特集 先天性疾患
23巻4号(1989年4月発行)
特集 拘縮
23巻3号(1989年3月発行)
特集 卒後教育(含新人教育)
23巻2号(1989年2月発行)
特集 不全四肢麻痺;高齢者を中心に
23巻1号(1989年1月発行)
特集 理学療法の展望