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文献詳細

雑誌文献

理学療法ジャーナル48巻6号

2014年06月発行

文献概要

特集 臨床実習教育の実態と展望

臨床実習指導者からみた臨床実習教育の実態と展望

著者: 小林賢1

所属機関: 1慶應義塾大学病院リハビリテーション科

ページ範囲:P.481 - P.486

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はじめに

 臨床実習指導者の責務とは何か.臨床施設において明確に規定されない立場であるが,臨床実習なくして専門家の育成は困難である.理学療法士養成校の学校数および教育内容が充実するなか,臨床実習指導者は今何ができるのか.本稿では,臨床現場の実態について全国の概要を示すとともに,臨床実習の指導論ならびに若手臨床実習指導者への指導法について概説する.

参考文献

1)Freire P(著),小沢有作,他(訳):被抑圧者の教育学,pp63-92,亜紀書房,1979
2)Schön D(著),佐藤学,他(訳):専門家の知恵―反省的実践家は行為しながら考える,pp1-11,ゆみる出版,2001.
3)Cranton PA(著),入江直子,他(訳):おとなの学びを拓く―自己決定と意識変容をめざして,pp55-62,pp89-142,鳳書房,1999.
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5)Davis DS:Teaching professionalism:a survey of physical therapy educators. J Allied Health 38:74-80, 2009
6)Hewson MG, Little ML:Giving Feedback in Medical Education. J Gen Intern Med 13:111-116, 1998.
7)国立大学医学部長会議教育カリキュラムに関する小委員会教員の教育業績評価方法に関するワーキンググループ:教員の教育業績評価ガイドライン,p19,2001

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1359

印刷版ISSN:0915-0552

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