ひろば
海外での学生交流を通して―APTSAの活動
著者:
吉川友洋12
坪井大和12
所属機関:
1神戸大学医学部保健学科理学療法学専攻
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ページ範囲:P.849 - P.849
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私たちはアジア理学療法学生協会(Asia Physical Therapy Student Association:APTSA)としてさまざまな活動を行っています.この団体の目的は「情報交換」「国際競争力の向上」「視野の拡大」であり,アジア(台湾,タイ,フィリピンなど)の理学療法士を目指す学生によって運営されています.当協会の日本支部はAPTSA-Japanといい,現在は6つの大学に所属する34名の学部生によって構成されています.このたび,私たちは2013年9月に台湾で開催された4th APTSA CongressおよびWCPT-AWP(World Confederation for Physical Therapy-The Asid Western Pacific Region) & ACPT(Asian Confederation for Physical Therapy) Congress 2013に参加,発表してきたので,ご報告させていただきます.
2010年から年1回開催されているAPTSA Congressは今回で4回目を迎え,6つの国や地域から120人以上の学生が集まり,日本からも16名の学部生,大学院生が参加しました.Congressでは2つのセッションにおいて各国の学生によるプレゼンテーションが行われました.そのうちの1つのセッションは,私たちAPTSA-Japanが企画,運営を行いました.このセッションに向け,前の年から日本で理学療法士の方にインタビューをしたり,当日の流れなどを考えたりと準備をしてきたので,成功したときの喜びは大きかったです.しかし,それと同時に海外の学生との英語力の差を感じました.